But in the end
劇団Tremendous Circus
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去る2019/11/06〜2019/11/12まで上演いたしました、
劇団Tremendous Circus「フランケンシュタイン」挿入歌です。
この曲は、作・演出の田中円さんのオーダーで、ヴィクターと怪物の関係性はある面では青春だったのではという解釈の曲ですね。
これの前の公演の「サロメ 2019」の追加曲で、ゴシック・ロック的な曲をヨカナーンのテーマとして書いたのですが、ああいうテイストが「彼らなりの青春」としてピッタリだという話になり、その流れを今作に引き継いだものです。
当初は歌モノではなく、インスト曲にするつもりでした。
曲はまぁすんなり書けたのですが、メロディを任せる楽器が思いつかない。
とりあえず自分の声で仮録音をしてたんですけどね。
これはもう、自分で歌詞書いて歌ったほうが早いなと…。
こういうと誤解を招くかもしれないんですが、俺本人は俺の声が大嫌いです。
俺のボーカルが大嫌いです。
俺は自分の出す音源にはそれなりのクオリティを求めるし、それを実現できる能力があると思ってますが、俺のボーカル能力はトラックメイカーの俺から見ると採用できるレベルにないと思ってます。
だったら、歌える誰かに任せたほうがいい。そのくらい俺は自分の声が大嫌いです。
俺も数々のバンドを股にかけて作曲してますが、俺がメインボーカルを取る音源は皆無です。
それが、演劇の舞台に立たせていただくようになってから、多少自分の声に向き合えるようになったんですね。
それでもまだまだ俺の歌は使い物になるとは思ってないんですが、でもこの曲に限っては俺が歌いたかったんですよ。
で、歌詞を書いたら、なんかスルスルと書き上がったわけです。
なんで英語歌詞なんだという意味なんですが、
それは俺が英語の方が作詞に慣れているからです。
むしろここ10年以上、日本語で歌詞を書いたためしがありませんから、
素直に言葉を音楽にしようとすると、英語の方がもはやラクなんです。
で。以下に歌詞を公開いたしますが、俺なりに
『ヴィクター視点でも怪物の視点でも成立するように』書いたつもりです。
ぜひ、皆様の思い出の片隅に置いといていただけるとうれしいです。
以下、歌詞と対訳
--
lt was in the November storm
on “Dreary night”
Ghost of desire haunted me
In every sleepless night
I was crawling on the dark fields
Just like prowling ghoul
All I wish was simple thing
I’ve never had
Beyond the godlike wisdom
My doom arise
Once you look into my eyes
I hoped we'll love each other
But in the end
Monsters in silence stands in you sight
Hear the weeping voices
Once you touch my heart beat
I hoped you will love me
But in the end
Our dreams were torn apart into dust
Hear the weeping voices
—
それは11月の嵐の中
侘しい夜に始まったこと
欲望の亡霊が眠れない夜に
何度も付きまとった
俺は暗黒の大地を這いずり回る
グールのような姿
俺が望んだのは本当に単純なことで
ただ手に入らなかったものだった
神の叡智を乗り越えて
俺の破滅が迫ってくる
君が俺の眼を見てくれたら
きっと愛しあえると思っていた
だが最後には
静寂の怪物が視界に立つことになる
怪物の悲しむ声に耳を傾けろ
君が俺の鼓動に触れてくれさえすれば
君に愛してもらえると信じてた
だが最後には
俺と君の夢は粉々になって散ったのだ
怪物の慟哭に耳を傾けろ
劇団Tremendous Circus「フランケンシュタイン」挿入歌です。
この曲は、作・演出の田中円さんのオーダーで、ヴィクターと怪物の関係性はある面では青春だったのではという解釈の曲ですね。
これの前の公演の「サロメ 2019」の追加曲で、ゴシック・ロック的な曲をヨカナーンのテーマとして書いたのですが、ああいうテイストが「彼らなりの青春」としてピッタリだという話になり、その流れを今作に引き継いだものです。
当初は歌モノではなく、インスト曲にするつもりでした。
曲はまぁすんなり書けたのですが、メロディを任せる楽器が思いつかない。
とりあえず自分の声で仮録音をしてたんですけどね。
これはもう、自分で歌詞書いて歌ったほうが早いなと…。
こういうと誤解を招くかもしれないんですが、俺本人は俺の声が大嫌いです。
俺のボーカルが大嫌いです。
俺は自分の出す音源にはそれなりのクオリティを求めるし、それを実現できる能力があると思ってますが、俺のボーカル能力はトラックメイカーの俺から見ると採用できるレベルにないと思ってます。
だったら、歌える誰かに任せたほうがいい。そのくらい俺は自分の声が大嫌いです。
俺も数々のバンドを股にかけて作曲してますが、俺がメインボーカルを取る音源は皆無です。
それが、演劇の舞台に立たせていただくようになってから、多少自分の声に向き合えるようになったんですね。
それでもまだまだ俺の歌は使い物になるとは思ってないんですが、でもこの曲に限っては俺が歌いたかったんですよ。
で、歌詞を書いたら、なんかスルスルと書き上がったわけです。
なんで英語歌詞なんだという意味なんですが、
それは俺が英語の方が作詞に慣れているからです。
むしろここ10年以上、日本語で歌詞を書いたためしがありませんから、
素直に言葉を音楽にしようとすると、英語の方がもはやラクなんです。
で。以下に歌詞を公開いたしますが、俺なりに
『ヴィクター視点でも怪物の視点でも成立するように』書いたつもりです。
ぜひ、皆様の思い出の片隅に置いといていただけるとうれしいです。
以下、歌詞と対訳
--
lt was in the November storm
on “Dreary night”
Ghost of desire haunted me
In every sleepless night
I was crawling on the dark fields
Just like prowling ghoul
All I wish was simple thing
I’ve never had
Beyond the godlike wisdom
My doom arise
Once you look into my eyes
I hoped we'll love each other
But in the end
Monsters in silence stands in you sight
Hear the weeping voices
Once you touch my heart beat
I hoped you will love me
But in the end
Our dreams were torn apart into dust
Hear the weeping voices
—
それは11月の嵐の中
侘しい夜に始まったこと
欲望の亡霊が眠れない夜に
何度も付きまとった
俺は暗黒の大地を這いずり回る
グールのような姿
俺が望んだのは本当に単純なことで
ただ手に入らなかったものだった
神の叡智を乗り越えて
俺の破滅が迫ってくる
君が俺の眼を見てくれたら
きっと愛しあえると思っていた
だが最後には
静寂の怪物が視界に立つことになる
怪物の悲しむ声に耳を傾けろ
君が俺の鼓動に触れてくれさえすれば
君に愛してもらえると信じてた
だが最後には
俺と君の夢は粉々になって散ったのだ
怪物の慟哭に耳を傾けろ
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