【ヤクルト】Look-Back on Swallows #19 <8/31‐9/5>
こんにちは。でぃーだ(@Dee_bbyS)です。
私なりの視点で特定の試合・カード・週間等を切り取って簡単に振り返り、出来る限りポジティブに書いていく「Look-Back on Swallows」第19弾。
今回は8/31‐9/5に行われた試合を総括的に振り返ろうと思います。
過去の振り返りは下のマガジンより。
・総評:明確な課題が解消される時を信じて。
ということで早速1週間の試合を振り返ってみましょう!
8/31(火) vs巨人@岐阜 ●8-10 先発:小川泰弘 3.2回 4失点
9/1(水) vs巨人@京セラ ●0-2 先発:高橋奎二 7回 2失点●
9/2(木) vs巨人@京セラ △2-2 先発:石川雅規 6回 1失点
9/3(金) vs広島@東京ドーム ○3-1 先発:スアレス 5.2回 1失点〇
9/4(土) vs広島@東京ドーム ●2-4 先発:サイスニード 6.0回 4失点●
9/5(日) vs広島@東京ドーム ●1-6 先発:田口麗斗 3.0回 4失点●
1勝1分4敗とかなり苦しんだ1週間となってしまいました…。
先週のnoteでも触れていましたが、遠征続きということもあってか直近5試合で8得点しか奪えないなど、打線がかなり苦しんでいますね…。
失点は比較的抑えられているだけになんとももどかしい試合が多かった印象です。
書きたい事は概ね先週書いているので同じことは書きません。私としては神宮に帰ってきたら間違いなく状態は上向くと確信しています。
また、ニッカンのヤクルト担当・湯本さん曰く、高津監督は打線のテコ入れも示唆していたみたいなので、火曜日のスタメン発表を待ちつつ今週こそは打線の奮起に期待しましょう。
・PickupPlayer: #71 ケリン・ホセ
さて、PickupPlayerと兼ねる形で、先週の振り返りnoteから先延ばしにしていた補強情報について触れようかと思います。
8/31を目の前に、育成から支配下に今すぐに上げるべきと思われる選手も特におらず、補強に関する事前の情報もなかったことから、特に補強関連の動きはなく補強期間を終えるものだと多くのファンが思っておりました。
※育成選手の支配下登録については決して将来の支配下登録に対してあげるべきではないと言っているわけではなく、あくまで今期についてのみの話です。登録枠の関係上、支配下に入ることで次年度の契約が得にくくなることもありますし…。
そうしていたところ、まさに寝耳に水と言うべきようなタイミングでドミニカ左腕 ケリン・ホセ(Kelyn Jose)を獲得したことが発表されました。
左投げで三振は取れるけどコントロールに少し難がある速球投手、ルーキーリーグで2018年に登板していたこと…といったレベルの情報しかなく、なんなら未だに謎が多い選手ではあるのですが、少なくとも奥村担当部長の発言にもあるように即戦力としてではなく、将来を見据えた補強のようですね。
奥村編成部国際担当部長によると、ケリンは剛速球を投げるという。また今後は中継ぎでの起用になるといい、即戦力ではない。「1つずつステップを踏んで、負け試合から入って、六回、七回、八回っていうタイプ」と説明。
長期的な目を持っての獲得経緯についても、「将来的に向けて、うちは外国人の育成的なものはやっていなかった。きょう先発の(巨人)メルセデスは育成からこうやって大舞台に出てくるわけだから、将来に向けたビジョンを開けるかどうかも含めて、興味があります」と話した。
優勝が狙えるチーム状態で即戦力ではない補強を行ったことに対しては賛否どちらの声もあったように思えます。私としても少し残念な気持ちはありますが、これはおそらく編成としては事前のプラン通りなのではないかと考えております。
昨年末のnoteにも書きましたが、昨オフから明らかに育成に力を入れ始めたヤクルト球団。その一環として外国人を育成するといった取り組みついての準備も裏で進めていたのではないでしょうか。
偶然ながら(?)チーム状態が良いために現状のポイントとは噛み合わない補強となってしまいましたが、単年の状態に左右されず、むしろ中長期的な強さを求めて動いていたことには個人的には好感を抱きました。
勿論ながら空白の3年間の間に急成長を遂げ、日本に来てすぐに戦力となる可能性もあります、左の速球派リリーフはどのチームにとっても強敵になり得る存在ですからね。今回は即戦力である少ない可能性も考慮して支配下で獲得したのではないでしょうか?と勝手ながら私は考えております。
育成からリリーフの柱というとモイネロやR.マルティネスが浮かびますが、是非ケリンにもそういった存在になってもらいましょう!
また、この補強を含めても保有選手数は12球団で日本ハムと並んで1番少ない球団であります。保有選手数が多いことが全てではありませんが、昨年からの動きを考えると、早くも来月に迫ったドラフトでもそういった動きがみられるのではないかと思いますのでこちらも楽しみにしましょう!
(図は上記NPB公式サイトより作成)
さてさて、ドラフトと言えば、オリックス陣営をお手伝いさせていただく形でARA(@arai_san_28)さん主催のヨソドラに今年も参加させていただくこととなりました。こちらもどうぞよろしくお願い致します。
・今後の展望
1勝1分け4敗と厳しい結果に終わった先週のスワローズ。
また、9月に入ったことで不規則日程、更には最大10連戦を控えています。
その厳しい戦いの中で今後の戦いに関するヒントになるような気がしたのが9/5(日)広島戦の原樹理。
この日2番手で登板した原樹理は4回途中から3イニングを投げました。
後半戦が始まる際のnoteでも書きましたが、先発投手候補の”数”は揃いつつある今年のヤクルト。先発投手を2人起用する「第2先発」を採用する形でイニングを消化してリリーフの負担を軽減することは一つのアイデアであると感じますし、実際にローテーション日程の兼ね合いで今年も既に数度実施されています。
勝負の9月、そして大型連戦を控えて首脳陣がどういった起用をしていくかにも注目したいですし、このnoteでも随時取り上げていこうと思います!
また、明日からは首位争いを繰り広げる阪神との甲子園3連戦。
チームの状態や雰囲気が良い阪神と、明らかに状態が落ち気味なヤクルトと対照的ですが、何かをやってくれると思えるのが今年のヤクルト。
初戦の先発は2度目の甲子園凱旋となる奥川恭伸。前回の甲子園での登板でも7回1失点と好投しただけに、是非チームに良い流れを持ってきて欲しいですね!
また、阪神の佐藤輝明が31打席ノーヒットと、状態がとても悪いようです。
こういった選手を眠らせておくのも勝利に近づくことになりますが、もしヤクルト3連戦で久しぶりのヒットを放つと、チーム状態が悪いだけに更にネガティブな発言が出てきそうな予感がしております。
もし佐藤輝明に仮にヒットが出たとしても、それがすぐ負けに繋がる訳ではないですし、プロ野球をやっていればそういうことはあると割り切るくらいの心の余裕を持って観戦したいものですね。
そういえばちょっと前にヤクルトでも”開幕から”41打席連続ノーヒットというものを見たことある気がしますからね、これは気がするだけですが…。
ではでは、また次回の"Look-Back on Swallows"でお会いしましょう!
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