偶然の出来事を軽んじてはいけない。
デザインや企画の打ち合わせをしている時、よく偶然飛び出した言葉やアイデアにそのまま乗っかってしまうことがある。「あっ!今のいいな〜。」「その考え方の方がいいね。」とか。その偶然に乗っかった方が上手くいくって思えばそれに従う。
「えー、それ今思いついたんじゃあないんですか。馬鹿にしてません。」って言われたこともある。
僕は、何日も時間をかけてアイデアを捻り出して提出した自分のデザインや企画には自信があるが、そこにこだわりなどは無い。目の前にそれよりも良いと思えるものが出てくれば、そちらの方が正解だからだ。
頭が固くなっていると、その偶然に舞い降りて来た天使のささやきに気づかなくなる。即行動とかよく言うけれど、なんでもかんでも即行動を徹していてもそんなに意味はないと僕は思っている。
それよりかは、偶然の様に舞い降りた天使のささやきに耳を傾けて、ピンっときたら即行動だ!即。
つまり、その偶然を数多くキャッチしていくと、側から見たら「あの人動きがやけに早いね。」っと言う事になる。そこが理解できていないと大変苦しい目に合ってしまうと僕は考える。
偶然を軽んじてはいけない。