いつも安心感のある相棒。ライフスタイルで身近な存在になったデッコーロウォモのドレスシャツ
STORY Vol.10 – 瀬尾 剛 氏(プロスポーツスタッキング選手)
decollouomo(デッコーロウォモ)のシャツを着ていて感じることは、着心地がとても良いことです。僕が活動しているスポーツスタッキングは、肘から先の動きが多いので、長袖の服を着ていると、どうしても肘の突っ張り具合や引っかかりが気になってしまいます。
しかし、decollouomo(デッコーロウォモ)のシャツの場合は、柔軟な伸縮性によってそれらが一切気にならないので、スポーツスタッキングに集中して取り組むことができます。また、スポーツスタッキング・ジャグリングのショーは30分間続けて行うので、汗をかくことが多いのですが、開発されたニット素材concorde(コンコルド)は、とても機能性が高いのでショーの終わりまで快適に過ごせています。吸水速乾、吸放湿、抗菌防臭などの機能のおかげで、どんなシーンで着用しても一切ストレスを感じませんね。
過去のSTORYに出ている方々も皆さんおっしゃられていましたが、一番驚いたことは「洗濯がラク」なところ。毎日のように衣装を洗濯して、形を整えて干して、アイロンがけをすることはとても手間なのですが、decollouomo(デッコーロウォモ)のシャツの場合は、何回洗っても乾いた時にはシワもなく形も整っているので、何もせずにそのまま着ることができる。いつも着心地や機能性を体感でき、イージーケアの部分は日常生活で実感できる。パフォーマンスの高さを十分に感じられますね。
一般的なシャツの場合、着ると「パリッ」とするというか、「カチッ」と身が引き締まる感覚がありますよね。それが良いところでもあるのですが、気を張ってしまう分ストレスを感じてしまいます。その点、decollouomo(デッコーロウォモ)のシャツは、一般的なシャツとは全然違いますよね。シャツを着ているという実感がなく、まるでTシャツなど楽な普段着を着ているかのような感覚。着続けていくと特に実感しますが、とにかくラクで心地良いのです。スーツや綺麗な格好をするときも、普段着の時と変わらない感覚で着ることができる。毎朝着る服を選ぶときに、安心感があるので、いつも手にとってしまうほどです。decollouomo(デッコーロウォモ)のシャツは、僕のライフスタイルでそんな身近な存在になっています。
ジャグリングとスポーツスタッキングに出会ったきっかけ
両親は国体まで出た器械体操の選手で、大学生活まで体操に全てを捧げてきた体育会系の2人に育てられました。幼少期は、父親が地域の子供達に教えていた「からだふれあい体操」を一緒にやっていたので、体をつかって遊ぶことを覚え、中学生からは体操部に入部して真剣に取り組んでいました。そんな生活を送っていた中学1〜2年生のある日、ジャグリングをテレビで初めて観たのです。TVチャンピオンという番組のジャグリング王選手権、しあわせ家族計画という番組でジャグリングがチャレンジ項目にあったりして、その存在を知りました。なんか面白そうだなあと思っていた時、違うクラスの同級生でジャグリングをやっている人がいるという話を聞いたのです。興味があったので探しにいくと、その噂の同級生は、ジャグリングの専用の道具を持っていて、それを使って学校の中庭で練習をしていました。楽しそうだったので話しかけてみたら、「興味があるなら一緒にやらないか?」と誘ってくれて。それからは一緒にジャグリングをやるようになりました。体操部を続けながらも、中学3年生の時には「マジックジャグリング部」というものを新設して、掛け持ちで本格的にスタートしました。
ジャグリングを本格的に取り組んでいくうちに自分専用の道具が欲しいと思い、ある日、当時都内に唯一あった専門店に行ってみました。そこで、偶然スポーツスタッキングに出会ったのです。日本初上陸したばかりで、これから販売を開始する時期だったそうです。スポーツスタッキングは、マット、タイマー、カップという道具で行うのですが、体験ブースには、その道具一式がテーブルに置いてあって、映像が流れていました。よく深夜の通販番組であるように、アメリカ人のインストラクターが出てきて「Let’s スタッキング!!」って言いながら遊び方をレクチャーしているものでした。カップを手に取り、映像のレクチャー通りに見よう見まねで試しにやってみたのです。最初はぎこちなかったのですが、何回も続けていくと、タイムがどんどん速くなっていくんですよね。タイムが速くなってどんどん上達していくことにハマってしまい、気がついたら2時間くらいやり続けていました。すっかり夢中になった僕は、ジャグリングの道具と一緒に、スポーツスタッキングの道具も買って帰り、それからは毎日のように部屋に篭ってひたすら練習していましたね。
人と人の繋がり。ご縁が広がっていくことでつながったパフォーマンスによる普及活動
2006年、高校3年生の時に、スポーツスタッキングの日本大会が初めて開催されることになリました。お店の人が、体験ブースで夢中に遊んでいた僕の姿を覚えてくれていて、「出場してみないか?」と声をかけてくれたのです。第1回目の日本大会は50〜60人くらいの規模でしたが、そこでいきなり個人総合優勝でチャンピオンになれたのです。その副賞が、スポーツスタッキング世界大会にご招待というものでした。日本大会は3月、世界大会は4月に開催されているのですが、「じゃあ、瀬尾くん来月アメリカに行きましょう。世界大会頑張りましょう!!」と言われて。。。「えっ!?」と戸惑いながらも、生まれて初めての海外で、世界大会に出場することになったのです。初めて参加した世界大会では、チャンピオンにはなれませんでしたが、なんとか入賞してトロフィーを持って帰ることができました。それから、人前に立つ仕事の依頼が増えてきて、人生が少しずつ変わり始めたのです。
大学に入学してからもスポーツスタッキングとジャグリングを続けていて、第1回大会の2006年から2008年までの3年間、日本大会で3年連続チャンピオンを獲得できたので、世界大会へも3年連続出場していました。翌年2009年の世界大会では、ジュニア部門で個人総合優勝。初めての世界チャンピオンを獲得できました。大学を卒業する頃には、スポーツスタッキングを仕事にしたいと思うようになり、どうやって仕事にしていくかを考えていました。アメリカでは1万校以上の学校が、教育の一環としてスポーツスタッキングを授業に取り入れていたり、アジア諸国でも教育の現場に入っています。スポーツスタッキングは、手先の鍛錬、反射神経や集中力、知力を養います。またチームでの競技をする事によって協調性も促進するので、特に子供の教育におすすめなのです。しかし、日本ではスポーツスタッキングの存在すらまだ知られていないので、先生になって学校の授業で教えるということはハードルが高いでしょうし、そもそも先生になったらスポーツスタッキングどころじゃなくなる。父親が体育の先生をやっているので、その姿を見て大変さはわかっていましたからね。まずは、スポーツスタッキングというもの自体を、より多くの人たちに認知してもらえないと何も始まらない。そうして悩んだ末に選んだのが「パフォーマー」としての道でした。
この業界は周りの方々とのつながりというか、ご縁がないとやっていけません。パフォーマー同士で協力し合ったり、イベント会社との付き合いが大切。例えば、東京の上野公園でよく大道芸やイベントをやっていますが、誰でも参加できるものではなく「ヘブンアーティスト」というライセンスが必要です。そのライセンスを取得するためには、書類審査と公開審査をクリアしなくてはなりません。僕は2012年に審査を受けたのですが、その審査会場で様々な方々と知り合えたことが今の活動につながっています。どんな奴がいるんだとパフォーマーの方々も見にきますし、イベント会社の方々も新しいパフォーマーを発掘するためにチェックしているのです。そうやって人との縁が広がっていくことで徐々に仕事も増えていき、スポーツスタッキングの普及活動につながっていきました。
日本・アジア・世界。3大会連続獲得したマスターズチャンピオン。スポーツスタッキングの伝道師の道へ
大学卒業して1年経った頃、2012年にパフォーマーとして活動を始めてから、今までなんとか続けられています。2014年には日本大会で、日本マスターズチャンピオンを獲得、その翌月の世界大会では、世界マスターズチャンピオンを獲得、同年8月に開催されたアジア大会「WSSA ASIAN OPEN」では、アジアマスターズチャンピオンを獲得と、3大会連続チャンピオンになれたことが大きかった。テレビ番組やイベントなど、色々な競技の世界チャンピオンを集めた企画にも呼んでもらえるようになって、少しずつ認知してもらえるようになってきたのです。
パフォーマンスという業界で、スポーツスタッキングというものをやっているのは日本で僕だけです。海外では、競技としてはとても浸透しているので沢山の人たちがやっていますが、パフォーマンスとしてやっているのは世界でも僕だけ。オンリーワンということで大変な面もありますが、0からのスタートだったので、自分で道をつくっていかなくてはいけない。自分のパフォーマンスを1人でも多くの人たちに見てもらって、知ってもらって、興味をもって欲しい。今はまだ先のことをあえて計画せず、色々な場所に足を運んでスポーツスタッキングを紹介しています。僕が教えた人達の中から、日本大会や世界大会に出場していく人も出てくるようになリました。そうやって次世代の日本を背負って活躍している姿を見ると嬉しいですね。
また、パフォーマンスだけではなく、教育という面でも活動を広げています。学校や児童館で子供たちに。老人ホームでおじいちゃんおばあちゃんに。オフィスで従業員のみなさんに。様々なところで需要がでてきています。子供だけではなく、大人のハマり具合が強いですね。老人ホームではボケ防止や運動の一環として、オフィスではリフレッシュやコミュニケーションの一環として取り入れられていますが、最初はあまり興味をもたれなくても、実際に手にとってもらうと、みんな時間を忘れて夢中になってやっています。見てもらって、触ってもらって、やってもらうと全然違いますね。地道ではありますけど、将来広がった時のベースにもなりますので、変わらずやり続けていきます。国内の競技人口と認知度を上げていき、最終的に日本の教育の現場まで普及させていくことが僕の使命だと思っています。