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こころの領域

善意と慈悲、矜恃と信念から来る言葉が人のこころを深く傷つける現場に遭遇した。

誰も悪くはなかった。

ほんの少しの慢心とほんの少しの卑屈が、会話の歯車を大きく狂わせてガリガリと相手の心抉り取った。



私は片付けのサポートの仕事をしている。

モノはこころの写し鏡だ。

お客様のひとりが今、モノの片付けを通してこころの片付けの段階に来た。

弱さ、辛さ、迷い、不安

全部出して、ひとつずつ片を付ける時が来た。

彼女に何を言うか
何と声をかけるか

いつも怖くてたまらない。

でも、怖さを感じなくなる方が
もっと怖いことなのだとも思う。

怖さを感じ続けることが
こころの領域に入る覚悟なのだとも思う。

#こころ #片付け#こころの領域

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