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私たちの活動の意味
8/1の茶話会を新潟日報さんに取材して頂き、8/27の誌面に掲載されました。
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私たちは救済や支援活動を目的としておらず、お互いの問題や気持ちの共感に重きを置いて活動しています。
私たちも皆さんと同じ1人の母に過ぎません。
特別な育児方法をお伝えできるわけではなく、カウンセラーとなって活動しているわけでもなく、
発達っ子の子育てを通して誰かの経験が誰かの問題やなやみの解決の糸口になったり、
またその人の経験も誰かの何かの役に立ったりする、私たちも、いち発達っ子の親として参加者の1人となる、そんな形で活動をしています。
何か確定的な答えが必要な場合は外部講師の講習会を開催したり、
カウンセリング、相談窓口、行政支援などなど、必要とする人には、様々な横の繋がりをたくさん作って、今必要なものをその人がその時々で選べる選択肢を提供できる、
そんな相互窓口のような存在を目指しています。
どうして良いか分からない時、悩んでいるとき、たらい回しにされたとき、時間が足りなかったり、そんなとき、分かっていても探したり調べたり行動したりのエネルギーってどこから出したら良いのでしょう。
お母さんは他にもたくさんやることがあって、ただてさえ忙しいのに、一番大切な子供のことがうまく進まず置いてきぼりになってしまう。
私たちもそんな経験をしてきました。
ここに来ればたくさんの選択肢を自分で探さなくても見つけることができるとか、ここに来ればみんな共感できる、
1人のために誰かが動くのではなく、参加者さんの経験や知識が、その方の選択肢になる。
そんな場所でありたいのです。
凸凹カフェが、ご自身の問題解決の糸口になって、色んなことが良い方向に向かっていけば、子供もママもみんな幸せになれるんじゃないかと、真剣に思っています。
そして、誌面では、早期療育の重要性を伝えております。
子の障害の受け入れは、多くの母にとっては正に晴天の霹靂で、容易に受け入れられることではないのです。
ですが、常に分かれ道が存在していて、『子供にとって』必要な選択を取らなかった行末の、たくさんのケースを見てしまいました。
わたしはそこに目を逸らすのをやめたのです。
これから起こりうる様々なケースを現実問題として、目を開いてちゃんと見ました。
問題行動ばかり起こす子供。息子の一年後の姿かもと思いました。
ゲーム依存の引きこもりの子供。明日は我が身と思いました。
あんなに可愛かった我が子が起こす家庭内暴力。親が目をそらせば、子供は簡単に壊れてしまう。
不衛生な姿で時折大きな声を出して歩く青年。親亡き後の我が子の姿かもしれないと思いました。
その理由も、経験も、そしてこれからの見通しも、全てが『子供のため』だということだったのです。
私も気づくのに時間がかかったし、受け入れたつもりでも、日々悩みは尽きません。
一緒にその答えを見つけられたら嬉しいです。
私たちは、いわゆるママ友サークルですが、茶話会の他に、色々なお勉強の講習会をもうけたり、イベントを企画したりもしています。
この茶話会、本当にすごくて、まず最初に私たちにとって本当に必要だったのが『共感』だったことが、改めて実感します。
どの話しをしても共感されて、誰の話しを聞いてもすごく頷ける。
『わっかるー』って、言ったり言われたり、普通のママ友としてなされる普通の会話から遠のいて、
『誰にも理解されない』と思ったことないですか。
(親の会ではありますが、何か係や役割、活動協力など一切ありません。)
私たちの活動を広く知って頂きたいです。
本当に必要な方へ届きますように。
◉私たちは新潟市北区のレンタルスペースRE TIMEに拠点を置き活動する、発達に凸凹っ子ママの、ママ友サークルです。
◉参加対象は、グレーゾーンから支援級に在籍している(在籍予定の)、幼児から高校生のママ。発達に不安を感じているママさんもご参加頂けます。地域は問いません。
◉月イチ茶話会をメインとした気軽なサークル活動ですが、茶話会の他にちょっとしたお楽しみ企画や、凸凹のある我が子の将来のために、
少しまじめなお勉強の講習会なども開催したりしています。お気軽にご参加ください。
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