食品ロスは身近で大きな問題なのに
世の中の問題って、暮らしや食などに関することだと
「女、子どものすること・考えること」って言われがち
暮らしや食は生きていく基盤
経済を回すことが大きな役割で
暮らしや食は大きなことじゃないと思われている
今のお米不足だって
「お米がなければパンを食べればいいじゃない」
(パンがなければケーキを食べればいいじゃないの米バージョン)
という雰囲気の偉いおじさんが多い
小麦アレルギーの人はこまるよね
入荷しても5キロ、10キロだけなら歩いて買い物をしている
お年寄りは困るよね(早く小さいサイズも)
そして、我々は、食料がないと慌てるのに
余っていると簡単に捨てられる
もし、買いだめをしている人がいるとして
この後、普通に売り出したら
買いだめしたお米は食べるだろうけれど、
たくさんあるから粗末にするかもしれない
またはたくさん食べるかもしれない
でも、たくさん食べるのも食品ロス
だって、体によくない脂肪や糖になって
結局はそれを落とさないといけない
結果、食べてもムダにしているということ
ご飯は温かいうちに食べきれないないと思ったら冷凍して
翌日にレンジで食べきれる分だけ温めて食べてほしい
1食、1食を大事にしてほしい
多分、偉いおじさんは高級店で食事をしたり、宴会をしたり、
その際にはたくさん残しているんだろうな
だから、米がない、とか
3食に困っているという話が
物語的に感じているのだと思う
だって、目の前にごちそうがいつもあって
それが残されているんだから
そう思うでしょう
そして
こんなに食ロスが浸透しても
まだ、曲がったキュウリは売り物にならない
まだ、穴のあいたレタスは売り物にならない
まだ、足の折れたカニは売り物にならない
まだ、パッケージが凹んだ食品は売り物にならない
らしい
全てのスーパーで棚がすっからかんにならないと
気づかないのかもしれない
でも、これからの世代が
まっすぐなキュウリはおかしいよ
穴のあいていないレタスが逆に食べられないよ
パッケージなんてどうでもいいよ
そんなのが当たり前と思ってくれたら
数十年後には「食品ロスって言葉がなくなるかも」
この夏、大学生や高校生が
食品ロスマイスタ講座をeラーニングで受講してくれたから
ちょっと期待しています
未来の日本を