先人の知恵
先日、北海道白老にオープンしたウポポイに行ってきました
改めて先住のアイヌの方々の暮らしを学んで思ったこと
生き物の命をいただいているので、全てをムダにしない暮らしがそこにはありました
鮭
北海道は広く、内陸部は海から遠い(昔はね)
そのため川に上がってくる川魚は貴重でした
もちろん猪や熊などの動物も貴重
鮭1匹を余すところなく食べきる、使い切る
鮭の鼻のような箇所も氷頭なますといって食べる
鮭の皮は、昔は靴にしていたようです
皮はパリパリに焼くと美味しいです
子は筋子に、白子も料理に
あますところなく食べられます
動物も昔は必要な分だけ猟をする
毛皮は北海道の寒さを防ぐためのもの
おしゃれとか贅沢品のために殺していたわけではありません
いつの時代からか、人は食べ物を粗末にし、自分たちの利便性のために自然を破壊し、贅のために動物を殺める
地球は自分たちのものと勘違いしているのですね
けれど自然は決して人間の思うようにはならない
だから、定期的に災害や感染などが起こるのでしょう…