2022年 第一弾『従業員サーベイ』
こんにちは! しばらくnote発信できておらず、反省の日々です。
今回は弊社で行っている従業員サーベイの2022年の結果をご紹介しようと思います。
従業員サーベイの目的
サーベイはグローバル全体を通し、匿名で行われています。
目的は「従業員の声を聴き、組織を改善する」ためで、毎回様々なテーマに焦点をあてています。サーベイはDeckers Valueの一つである「Better Together」を体現しているもので、お互いの経験を共有し、共に成長する組織を目指しています。そしてFY21のサーベイはなんと、、、グローバルでは83%、日本では97.3% の回答率となりました! 🎉自社自慢で恐縮ですが、やはりDeckers Valuesの一つである「Own It(当事者意識をもつ)」の結果ではないでしょうか。また、「会社が本当に自分の声を聞いてくれる」という気持ちがあるからこそ、高い回答率につながったんだと思います。実際に今回の結果は人事制度改革などにも活かされています!それも追って今後の記事でご紹介しますね🌞
さて、お待ちかねの結果です。🥁
実際にDeckers本社で働く人でどう感じているのかざっとご紹介します!
結果
■ 81.4%以上がDeckersで働くことを誇りに思っています。
■ 76.7%以上がDeckersを素晴らしい職場として知人に勧めます。
■ 82.6%以上がワークバランスの良さを感じています。
■ 72.1%以上が職場で学び、成長する機会があると感じています。
■ 80.2%以上が次1年はDeckersで働き続けると思っています。
■ 72.1%以上が仕事のうえで個人の達成感を感じています。
※上記は店舗従業員の回答を除いた、本社従業員の集計結果です
※「どちらでもない」は含めず、「そう思う」「強くそう思う」だけを
カウントした結果です
その他にも色々と質問はあるのですが、Deckersへの転職を考えている方に特に参考になりそうな情報を取り上げました。
今後のアクション
さて一方で、今回のサーベイを通して「研修」と「リーダーシップチームには自分に似ている人がいる」の2点では改善の余地があることが分かりました。この2点についは今後、継続的なアクションをとっていく予定です。
研修について
デッカーズは通年で中途採用のみを行っています。そのため、一人ひとりが持つ経験やスキルはもちろん、専門性や成長が必要な箇所も異なるため、それぞれに合う研修を全員に用意することが難しかったのが現実です。会社が状況に合わせて必要不可欠だと思うトレーニングは実施しつつ、基本は本人が「学びたい」と思い、マネージャーが必要と認める研修やトレーニングを実現することを中心にサポートを行ってきました。一人ひとりに入社した段階から「自分はスキルアップのためにこの資格をとりたい!」「このコースを受けたい!」と上長を通して会社にリクエストするように勧めています。実はこの私もGlobisのe-Learningサービスを利用したり、人事の資格を取得するために勉強しています!💪
会社としてもトレーニングコンテンツの整備を進めてきましたが、そもそも社員は「社内にどんな研修やトレーニングコンテンツがあるのか分からない」、「日々の業務をこなす中で自分の成長・学習のための時間の優先順位が低くなってしまう」、「外部のオンラインコースは利用率が低く費用対効果が合わない、かといってスピード感のあるビジネスの現場ではテクニカルな研修の内容はすぐに陳腐化してしまう」ことから、必要な研修を提供するためにはどうすればいいか考えていく必要がありました。
リーダーシップチームについて
コロナ禍でリモートワーク制度を導入し、今ではすっかり在宅勤務とオフィスに勤務を必要性に合わせて選ぶハイブリッドな働き方が定着しました。ワークライフバランスが向上できた一方で、業務には関係のないカジュアルな会話をする機会が減ったのも事実です。特にリーダーシップチームと話す機会が日常的にある人は一定の人に限られてしまい、リーダーシップチームが遠い存在に感じてしまう一つの理由になっていました。
上記の2点を改善すべく、グローバルと日本で現在様々な取り組みを行っています。例えば研修については、グローバル全体で新しいラーニングプログラム『EXPLORE』を2022年7月に実施ました。詳しくは別記事にてご紹介しますが、簡単にご説明すると1週間「業務よりも優先的に自身のスキルアップと開発に時間を使おう」、というイベントです。グローバルやローカルで用意した研修コンテンツや、自身が普段から勉強してみたいと思っている資格、コースやスキルなど、オプションは沢山あります。自分で学びたいことを選べるので「自分はこういうスキルアップに時間を割くんだ」と、自分だけのオリジナルな研修の1週間を設計していくことができます。
また、このEXPLORE期間では、ここ2年で入社した新入社員の皆さんとリーダーシップチームを交えたカジュアルランチを4日間に渡り企画しました。
ランチの目的は複数ありましたが、一つはリーダーシップチームに壁を感じず、お互いを知ってもらい、フラットな関係を構築していくことでした。
私も一応新入社員ですので、ちゃっかり4回とも参加してきました!それもEXPLOREの記事でお話します!
最後に
少しでもDeckersのリアルな内情が伝わったでしょうか?
従業員サーベイは今ではほとんどの企業が行っていますが、
そもそも全ての人から「完璧な企業」と思ってもらうのは不可能だと思います。
ですが、従業員一人ひとりが「自分にはこの会社を良くしていくパワーと
可能性を持っている」と感じているかどうかは、とても大切だと思います。
サーベイ結果も大事ですが、結果を踏まえてDeckersが行っている様々な取り組みも今後紹介していきたいなと思います。