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『UGGの森』

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撮影/山田悠輔(COMPO)

Deckersに限ったお話ではないですが、消費財・アパレル企業の難しいところは、どれだけ商品や生産方法などをエコフレンドリーにしても、環境への影響を全くゼロにすることは不可能という点だと思います(私見ですが)。今回は、環境への影響をマイナスからゼロに戻すのではなく、プラスに持っていくことが出来たら良いな、と思える様なUGGの活動を紹介させてください。

more trees(モア・トゥリーズ)とのプロジェクトスタート!


UGGは今年の8月から、一般社団法人『more trees(モア・トゥリーズ)』と共に、奈良県・天川村に『UGG®の森』を育てるための活動を始めました。more treesは音楽家・坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体です。是非公式サイトをご覧ください!
実際にどんな活動を行うかというと、まず最初の取り組みとして、初年度は1ヘクタール(10,000㎡)に500本、3年で3ヘクタール(30,000㎡)に1,500本の植林を行い、育林や獣害対策などの森林保全や、地域のコミュニティーも大切にした活動を行っていきます。


この植林ですが、実際に弊社の代表や営業部長、UGGチームが奈良県天川村に向かい、植林活動を行いました!残念ながら私は植林には今回参加できませんでしたが、more treesの事務局長、水谷伸吉さんがオンラインセミナーでこの取り組みや現在の環境問題に関して色々と教えてくださいました。今まで環境問題など真剣に何か取り組むこともなかった私ですが、冒頭にもあるように、消費財やアパレル業界に努める一員としても、より関心が高まった良い機会でした。


実は採用活動の一環で行うカジュアル面談の場でも同業界で活躍される候補者さんから、かなりの確率で「御社のCSR活動やサステナビリティにおけるビジョンってどんなものがありますか」という質問を頂きます。入社当初はそんな質問に焦りつつ、面談中に候補者さんに気付かれない様に公式サイトで必死で調べることもあったため、この様なセミナーが社内で開かれるのは本当に助かります。。。


この『UGGの森』ですが、実は活動をまとめた動画もあるので、是非ご覧ください:


https://lnkd.in/giQ-eYmP


『UGG®の森』の活動は、10月にリリースした「サステナブルコレクション Icon-Impact」の日本での売り上げの一部を活用しています!

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UGG®と天川村の橋渡し役でもあるmore trees事務局長の水谷伸吉氏と、総務省の「地域おこし協力隊」として天川村の林業に関わっているお二人にインタビューをした記事はこちら!森が人の手を借りず自然の摂理の中で育っていくまでに7〜8年もかかるんですね。それを国内外18か所に「more treesの森」を展開されているなんて、とてつもないコミットメントだと思います。


これからもこの活動がもっと広がるよう、少しでも応援していきたいですし、次の植林活動は是非Deckers全体でボランティアを募ってくれたら良いなぁと思います。

世界での活動


実は植林活動は日本に限らず、北米、ヨーロッパでは、One Tree Plantedとパートナーシップを締結しています。このプロジェクトでも、Icon-Impactコレクション商品の販売1点ごとに1本の苗木を植樹し、2021年9月より最大102,327本の苗木を植樹する予定です!

他にもUGGの様々なCSR活動を纏めている特設サイト、サステナビリティ・プラットフォーム「Feel Good」はこちら。私もまだ全てチェックできていないくらい、沢山のUGGの活動をご紹介しています。