今日の仕事は優しい人であること ②
以前ご紹介したAOK(Art Of Kindness)ですが、とうとう入社して2回目のボランティアウィークに参加しました!
前回は入社して「え?ボランティア?え?なに?」状態だった私ですが、今回は個人で用意した活動もできました!そんな第2弾を振り返りたいと思います。 第2弾では見事、グローバル全体で 4,500時間以上のボランティア活動が行われ、世界中で98の団体を支援しました!
☆ AOKの説明と第一弾はこちら ☆
今日の仕事は優しい人であること
活動をちょこっと紹介!
同じPeople & Experience(人事)部署の Aさんから!
先日面接した1名の候補者さんが事前にnoteを読んでくれており、面接中に「次回のArt of Kindnessウィークではどんな活動をされたいですか」と質問してくださいました。
Aさんからは「ヘアドネーションをします」と回答があり、実際に今回のAOKでJapan Hair Donation & Charity(通称:JHD&C,ジャーダック)に髪の毛を寄付されました!
ちなみにそちらの候補者さんは無事に3月にご入社頂きました!🎉
実際にJapan Hair Donation & Charity(通称:JHD&C,ジャーダック)に髪の毛を寄付されたA.H.さん!
JHD&Cは、寄付された髪だけで作ったメディカル ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに無償提供している日本初のNPO法人です。2009年の活動開始以来、なんと500体以上のウィッグを無償提供されています。 それだけでも素晴らしい活動なのですが、社会貢献として、ドナーがドネーションヘアの送り先を和歌山刑務所(女子刑務所内にある白百合美容室)に選ぶことができ、そうすることで受刑者の立ち直りをサポートし、再犯防止のための取り組みにも貢献できます。
他にも社内では社員のみなさんが様々な活動に取り組まれました!部署内でグループ活動されることもあれば、部署の垣根を越えて社内の友人同士で活動される方もいます。
私も今回は前回と同様、Walk in her shoesに参加しました! Walk in her shoesについては前回の記事でも紹介したので、是非読んでみてください。
今回は参加人数、なんと147名!これまでで一番多くの社員が参加しました!合計歩数は2,949,383歩 👟 私もトータルで18,240歩歩きました!前回の倍は歩いたんじゃないでしょうか…(今回はちゃんとHoka One Oneのボンダイを履いて!)そして前回同様、歩いた歩数だけDeckers Japanが募金をします。
今回は上記に加え、個人での活動もできました。選んだのは人生で初の寄付!
まずは、猫の保護・譲渡活動をしているNPO法人のSPAにリードとおやつを寄付しました。いつもInstagramでフォローしていて、いつか引き取れたら!とは思うのですが、今は既に犬・猫を1匹ずつ飼っているため現実的に難しく、、「せめて!」と寄付をしました。やってみて気付いたんですが、Amazonで「ほしいものリスト」を作っているNPO法人さん多いみたいですね。コロナ中で外出を控えたい場合でも簡単に寄付できるのでありがたいです。
この法人さんは以前TVでも取り上げられいるため知っている方も多いと思いますが、興味のある方は是非覗いてみてください!
もう一つの個人としての活動は、衣類の寄付です。コロナ太りで(言い訳)サイズアウトした冬服を日本救援衣料センターに寄付させて頂きました。1983年に設立されてから、貧困や自然災害、紛争からの避難等で衣類を必要とされている世界の人々に日本から衣類を届けてくださっています。
Art of Kindnessが無ければ、正直捨ててしまった衣類だと思います。寄付するという選択肢があるのを頭の隅で分かっていても、日々の生活に追われると「捨てる方が楽」という選択をし続けてしまいます。どこかで困っている人の事を考える機会があるか、ないかで自身の行動が変わるんだなと改めて感じました。
AOKの間は、Yammerという社内SNSで自身の活動を共有しあうので、モチベーションも上がりますし、「次回これ真似してみようかしら」とヒントを得ることもあります。
他にもArt of Kindness中に刺激をうけるのは、会社が企画してくれるセミナーです。
セミナー
実はこのセミナーを企画してくださったのが、上の清掃ボランティア写真に写っているCorporatePRのMさんです!Art of Kindnessはグローバルのプロジェクトですが、やはり国によって抱える社会問題は違いますよね。そんな中Mさんは、ローカルで必要とされるセミナーやボランティア活動を毎回企画してくださいます!
今回は特定非営利法人『東京レインボープライド』の共同代表 杉山さんと、障害児保育事業やひとり親家庭のサポートなどをしている認定NPO法人『フローレンス』の方々にご壇上頂きました。
特定非営利法人 東京レインボープライド
セミナーで教えて頂いたのですが、現在LGBTQの方の割合は人口の5〜8%だそうです。分かり易く言うと、AB型の人口、左利きの人口と同じくらいの割合です。そしてその中でも多くの人が、自身のセクシュアリティを隠されているそうです。そのうえで、杉山さんの「誰だって何かのマイノリティ。だからマイノリティの問題はマジョリティの問題。マイノリティに優しい社会とは、マジョリティに優しい社会。」というコメントが特に印象に残りました。LGBTQに限ったことでなく、みんな一人ひとり違うのだから、「誰かと違う」という事がポジティブなことである社会であれば、誰だって幸せになれますよね。誰かと違うことがセレブレートされるという安心感の大切さを教えて頂きました。
認定NPO法人フローレンス
フローレンスさんは2004年に設立されてから、なんと90,000件以上の共済型・訪問型病児育児を行われています。年収や相対的貧困率など様々な面でひとり親家庭は難しい状況にあるということがわかりました…自分はまだ子供もいないうえ、周りの友人も子持ちがいないので正直最初はあまり問題の重大さにピンときませんでした。そのため「保育園は37.5度以上だと預かれないから、その結果職を失う親御さんもいらっしゃる」と伺いとても驚きました。自分は14歳になってから父親を失いひとり親に育てられました。14歳なので身の回りのこともできますし、一人行動もできる年齢でしたが、それでも母親には死ぬほど迷惑をかけました…14歳であんなに苦労させたのに、小さい子供だったらその数倍は大変ですよね。考えれば簡単なことなのに、やはりこのセミナーが無ければひとり親で頑張っている人や、そんな方々を支えている法人さんがあることも、まったく知らなかったと思います。そしてとても驚いたのが、同僚の方で実際にFlorenceを使われた/使っている方がいること。上記であげた「マイノリティに優しい社会はマジョリティに優しい社会」と少し似ていますが、自分に直接的に関係ないことでもやはりどこかで関係しているし、自分がいつかFlorenceさんに助けてもらうこともあるかもしれません。一緒に企業の一員として働いている大切な同僚が当事者であるなら、自分だって企業だってFlorenceに助けてもらっている当事者ということですよね。そんなFlorenceさんは「寄付によるひとり親支援プラン」という「ひとり親家庭を支援したい!」という応援者の寄付で運営をまかなっています。興味のある方は是非公式サイトを覗いてみてください!
最後に
2022年も既に沢山の新入社員がDeckersファミリーの一員になりました。次回では皆さんがどんなボランティア活動をされるのか楽しみですね!