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僕の夏休み

約2ヶ月ほど続けているこの日誌だがビュー数がようやく1000に到達しそうでうれしい。そして何を隠そう私は明日から夏休みなのだ。仕事から解放され何も考えなくて良くなったその第一日目の門出に相応しい。
学校から解放される夏休み一日目の小学生の感慨だ。坂本慎太郎氏もその気分を楽曲に込めているとのことだし、明日はその喜びを歯茎から血が出るほどに噛み締めよう。
そして夏休みも半ばを過ぎ昼夜が逆転したあたりで少年は何かを悟る。ははーん、休みというのは労働があってこそのものでそれが永遠に続いたとしたらそれはそれでつまらないものなんだなと。しかし休みが二十日も過ぎたあたり、残り十日となった所で急に学校のことを思い出し、やっぱり夏休みは尊いものだったと再認識する。
そして夏休みが終わる前日、少年は絶望に苛まれ明日から始まる学校のことで頭がいっぱいになり休み所ではなくなる。そんなことを何十回繰り返しただろう。そしてまた明日からそれと同じ境地が再び訪れるのかと思うと気が気でないのだ。そう僕の夏休みは始まった瞬間すでに終わっていたのだ。
ちょうど出来が良過ぎるサイケデリックロックジャムのリハが始まった時みたいに。

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