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縁結び完了

昨日で、ご本尊様との縁結びと
縁を結んで下さった導師への長寿の法要が終わった。

本当をいうと
今日明日も別の縁結びがあるのだが
宿で休ませてもらっている。

今回の縁結びは怒涛のように運び

最初はただ祈ろうと思ってきたのに
ありがたい導師の先生が
字が読めるのにただ祈るだけとはもったいないと
特別に朝のお作法参加への許可を下さり

朝のお作法は早朝5時からだったので
3時半起床で自分のお祈りをして
4時半に車に乗りお寺へ向かい
5時からの読経に参加した。
(1日の仕事が終わって寝たのは
11時か11時半だった)

先生は5時前にいらっしゃることが常だったので、時々遅刻した。

お作法の助けに
ダラムサラ・ナムギャル僧院から
何人かお坊さんがいらっしゃっていた。

ウランバートルにも
カーラチャクラ僧院という
主にカーラチャクラを修行されている僧院があり、

砂マンダラを作ったのも
供養の舞を舞ったのも
モンゴルのお坊さんだった。

今回のカーラチャクラについて
ブッダガヤーで教えて下さったのは
このカーラチャクラ僧院の責任者であったと
一昨日知った。

「究極」という意味の名前をもつお坊さん。

あまり話さないので怖い方なのかなと思っていたが、

最終日にマンダラの破壇が終わり帰る途中
連なる車の列を見ながら
『マンダラの砂を川に流す儀式に行くのだろうな』と思っていたら

2台あった大型バスの
後ろのバスが止まって

「究極」のお坊さんがドアを開けて
来い来いと手で呼んでくれた。

諦めて家に帰ろうと思っていたところだったので
とても驚いた。

もちろんその場でバスに乗り込んだ。
どこへ行くのか知らなかったけれど。

バスが止まったのは
ウランバートルの自然公園。

駐車場からしばらく歩いて行くと
大きな川が勢い良く流れていた。
https://www.instagram.com/reel/C--FZB9hNMR/?igsh=MWlnbmw5b2U4aGF5aA==

水が流れている上に張り出して作られたテラスに緋毛氈を敷いて
マンダラの砂を河に流す儀式が行われた。

この公園にも
1人で行ったら入れなかったけれど
「究極」のお坊さんが「入れてやれ」と言ってくれたお陰で、中に入れた。

モンゴルの河にも
『きっと龍が澄んでいるのだろうな』
と感じさせる何かがある。

北インドの山岳地方
ラダックの川でも同じ感覚があった。

河に住んでいる龍に
マンダラの砂をあげると
彼らは喜ぶ。

その砂で竜宮城が作れるらしい。              

この場に来ることができたのは
縁結びに参加した多くの人々の中で
https://www.instagram.com/reel/C--Fox9BwoO/?igsh=MWJ5ejJ0ZTd1eG9jMw==
たった一握り。
多くはライブ配信で視聴していたそうだ。

勢い良く流れる川と
チベット仏教伝統のお作法と
モンゴルの人々の力強い祈りで
https://www.instagram.com/reel/C--FM_bBzWA/?igsh=MTRpdWhmb3U3cXNwYg==
一連の縁結びが終わった。

翌日
マンダラのあった壇上は
沢山の花びらで供養されていた。

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