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BSNL の無いところ


明日からいよいよ目的地の山岳エリアに入る。

チベットとの国境に近い高地なので、電話回線も下界で使われていものとはちょっと違うらしい。

通用するのはGio4Gのみ。
それ以外の電話やインターネット回線は使えないらしい。

筆者が使っている電話とデータ回線はBSNLといって、インド政府公社みたいなものだ。
昔の電電公社のようなものだろうと思う。

インド国内どこでも均一に使えるものだと思っていたが、今回はそうもいかないらしい。

明日はKiran ゲストハウスの前から、朝6時半に車が出発するそうだ。
友人と筆者も席を予約している。

(スピティ方面へ行く乗り合いジープは、Hotel Kiranの前から出発する )

朝早く荷物を持って移動するのは大変だろうと思い、筆者はKiran ゲストハウスに部屋を取ったが、夜8時過ぎから10時頃になる今まで、ずっと停電である。

全てが上手くはいかないものだ。

(10時前に電気がきた)

さて、昨夜ダラムサラを出て今朝マナリに着いたわけだけれど、
この夜行バスが最大の関門であったと思っている。

ダラムサラ→デリーのバスが、今までで最も大きな試練だと思っていたが、それを更に超える超気持ち悪くなるバス旅行を、昨夜から経験した。

日本人二人ともが、最も痛めつけられた乗客になった。

運転手のおじさんは勿論インド人で、オシャレに白っぽいポロシャツとグレーのズボンをはいていた。
車掌さんは濃いグレーの制服。
もう一人立派なインド紳士が乗っていたが、

彼らが最も元気に道中を過ごしていた。

途中でお茶を飲み、食事ができるほどである。

筆者がどういう状態だったかは、昼に母とSkype電話した時の会話で紹介する。

「夜のバスに乗って来たんだったら、晩ご飯ちゃんと食べたの?」
「早めに少し食べたんだけど、ゲボして全部出ちゃった」
「わははは」
「えへへへ」

というくらいの状態だった。

この最高難関を突破したので、明日からは何とかなると思う。

ただ電話回線もデータ回線も無ければ、ブログが更新できないだろう。

というわけで数日更新出来ないかもしれないが、元気に行ってきます。

回線が繋がる様になったら、
撮りためた写真を皆様にお披露目します。

それまでお元気で〜!

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