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欧州のフードロス対策: Too Good To Go

こんにちは。🐶
フードロス対策って色々ありますが
買いすぎない、作りすぎない、残さない。
消費者個人の行動を意識しよう!っていう話が多いですよね。

正直な気持ちを言うと、
そうすると、店側が損するだけじゃない?
消費者の自助努力を呼びかけるだけで解決するのかな?
なんて、批判的な目で見て、結果あんまり意識できずに終わってしまってて。。
マジメに取り組んでる方には申し訳ないのですが、
私は不良な日本人なんです😩

そんな私でも、フードロスに対して、これは!という取り組みがドイツにあり、
なおかつ、ドイツ人は知っているんですが
あんまりドイツ留学者が知らない。。お得な取り組みがあったのでご紹介します。

サービスの概要について

簡単に概要を説明しますと、
「閉店間際で余ってしまっている」
「見かけは悪いけど食品としては問題ない」
といった食品(要するにフードロス対象の商品)を、
Magic Bagという名称で、福袋みたいな形で販売するサービスです🧧

もとはデンマークの学生が始めたサービスらしくて
ドイツに限らず、ヨーロッパ全体で拡大しています。

この「Magic Bag」という名前が素敵ですよね!
ついワクワクしちゃいます✨

実際に使ってみた!

まずはアプリをダウンロードして、近所の店を検索。

私はDunkin Donutsでやってみましたが、この値段の安さ!
普通に買ったら€13なのに、€4?
にわかには信じがたく、おそるおそる注文してみることに。

支払いを行なうと。。
こんな感じでコードが発行されました。

受け取り可能時間にお店に伺いまして。。
ホントに受け取れるのかな?と思いながら、
Ich habe bei Too Good To Go vorbestellt, kann ich es erhalten?
なんて言うと、natürlich!って言われて、商品が手渡されました。

ご覧ください。本当に、安くなってるからといって、商品は変わりません!
(中身は移動の最中に汚れてしまったので、ご愛嬌。。)

大変美味しく、お安くいただくことができました🍩😋

こんな取り組みは日本でも

調べてみると TABETEといった取り組みがあるみたいですね!
それこそToo Good To Goを参考にしたとか。
もっと日本でも広まるといいな〜って思います!

余談ですが。。

こんな素晴らしいサービスがあるんだよ!って日本の友達に言うと、
コジキみたいだね、とバッサリ言われて
とても悲しくなりました。。😰

そういう価値観もあるのでしょうけど、
店側が余剰分を出さないようになれば(そうなるわけがないんですが)
いずれお役御免なサービスでもあります。
なので、これは社会の必然性によって生まれたものだって思ってます。

私たちが生産者に求めているリスクを、消費者ができる限り回収していく。
これは「働かざる者食うべからず」の文脈とは
全然違うところにあるんじゃないかな〜、と思ったりします。

利用者側はちゃんとお金払ってるし、料金設定するのはお店側ですし、
よくわかんないけど、アプリに載せる手数料だってお店が持ってるはずですし。。

私はToo Good To Goを通じて、フードロス対策にポジティブに参加できることに
純粋に喜びを感じました😊
だって、アナタの見通しの悪さが環境を汚してるんだ!って言われるのって
なんだか普通に悲しいですからね。

環境保全家で毎日100%環境のことに没頭しているわけでもないのに
いろんな努力を求められ、いつの間にか責められるのって、ちょっとしんどい。。

環境省のフードロス対策PDFより

まとめ

余計なことを言っちゃいましたが。。

安く美味しく環境に優しく、色んなお店を楽しめる!

これぞ三方よし!ってやつじゃないですか?笑
もし機会があればぜひ使ってみてください🤤

色んなことを経験してみたいので、もしよろしければサポートをお願いします٩( 'ω' )و