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11/27放送分「暴れん坊将軍とマツケン」

11/27は徳川吉宗の誕生日。吉宗といえば『暴れん坊将軍』ということで、暴れん坊将軍やマツケンの話題をご紹介をします。

暴れん坊将軍は、1978年から2002年にかけてテレビ朝日系列でレギュラー放映された、痛快時代劇ドラマです。江戸幕府の第8代将軍・徳川吉宗が、町火消“め組”に居候する貧乏旗本の三男坊・徳田新之助に姿を変え、市井へ出て江戸町民と交流しながら世にはびこる悪を「成敗」し、ドラマはクライマックスを迎えます。

徳川吉宗は、実際には「享保の改革」を行い、幕政を立て直した名将軍として知られています。しかしドラマでは、功績や実像よりも、フィクション性を強調した設定になっています。

徳川吉宗を演じるのは、マツケンこと松平健さん。1974年に勝新太郎のプロダクションに入所し、付き人をしながら役者人生をスタートしました。1978年、当時新人にもかかわらず、徳川吉宗役に抜擢。以降25年にわたって「上様」を演じ続け、暴れん坊将軍はマツケンの代表作になりました。

暴れん坊将軍は、足掛け24年にわたりシリーズ12作が制作され、2003年に最終回スペシャルが放送され一度は終了。その後、2004年と2008年に2本のスペシャルが制作されました。全放映回数は計832回と、同じ俳優が演じた単一ドラマとしては、大川橋蔵の『銭形平次』888回に次ぐ長寿番組です。

そんな暴れん坊将軍ですが、来年1月のテレビ朝日の新年特番で、新作が制作されるそうです。テレビ朝日では2008年に、テレビ朝日開局50周年記念としてスペシャル番組が放送されて以来で、新作は実に16年ぶりの復活となります。還暦を控えた吉宗が、後継者問題に頭を悩ませて―というストーリーが予定されているそうです。

将軍を演じていた頃は、役のイメージを壊さない仕事を選んでいたというマツケンですが、2003年に放送が終了してからは幅広く活動。2004年には『マツケンサンバⅡ』で社会現象を巻き起こしたのは、皆さんご存知の通り。そんなマツケンサンバが、再び注目されるきっかけとなったのは、2021年の東京五輪で、17年の時を経っていました。

東京五輪の開会式で音楽を務めるはずだった、小山田圭吾氏が直前になって辞任すると、ネットを中心に『マツケンサンバ待望論』が浮上。マツケン本人も『オファーがくれば踊る』とインタビューで答え、その男気に称賛の声が寄せられました。結局実現しませんでしたが、2021年年末の紅白歌合戦の特別企画でパフォーマンスを披露すると、若い世代を中心に人気が再熱。コラボカフェは連日盛況でグッズは爆売れ。芸能生活50周年を迎えたマツケン、68歳にして再ブレークを果たしました。

またYouTubeチャンネルを開設するなど、新たな活動を始める傍らで、俳優業も順調そのもの。2022年には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、現在放送中の『おむすび』では朝ドラに初挑戦。私生活では高校生の息子がいますが、ドラマでは橋本環奈演じる主人公のおじいちゃんを好演しています。

先日は、マツケンと同じ50周年のキティちゃんとコラボした様子が、TVで放映されていましたし、「御堂筋ランウェイ2024」にも出演。来月12月には「マツケンサンバⅡー芸能生活50周年記念盤ー」が発売されるそうで、今ノリに乗っているマツケンです。

そして来年ふたたび、マツケンカフェが開催されます。「松平健 芸能活動50周年記念 煌めこうセニョリータ ビバ!マツケン POP-UP SHOP & CAFÉ」と題して、関西は大阪で、2025年1月11日(土)~2025年1月31日(金)まで開かれます。

実は私、去年マツケンカフェに行こうとしたんですが、予約が取れず涙を飲んだんです。なので今度こそは行きたい!きっちり情報をチェックして入店しようと思います。マツケングッズも販売されるようなので、気になる方はHPなどをご覧ください。

ちなみに明日11/28はマツケンの誕生日で、71歳になるそうです。今でもはつらつとされていて、そんな年には見えませんよね。これからも元気に、マツケンサンバで日本を明るくしてほしいです!


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