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CK転生3 ~性病持ちだけど誘惑スキルMAXの俺が主君の嫁から敵国の王女まで寝取りまくってヨーロッパ中に梅毒ヘルペスを撒き散らす~

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Crusader Kings 3、CK3にめちゃくちゃハマった。

シリーズに触れるのは初めてだったし、普段そこまで歴史ゲーみたいなのやらないんだけど評価高くて気になってたんでSteamセールの時に購入しちゃった。

本作は2020年9月にリリースされた中世立身出世ストラテジー『Crusader Kings』シリーズの最新作。
プレイヤーは偉人ひしめく群雄割拠の中世ヨーロッパ(アジア含む)で生きる一人の貴族となり、激動の時代を生き抜き子孫を繁栄させていくゲーム。


開発はParadox Interactive。パラド社。
"パラドゲー"と称される硬派なストラテジーをいっぱい作ってるところで、僕が激ハマりした『Stellaris』を作った会社でもある。

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まぁStellarisは僕がSF好きっていうこともあったし、自由で広大な宇宙を舞台に頭のおかしい宇宙人どもとなんか色々出来るっていう好きな要素全部盛りのゲームだったんでハマったのは当然だったんだけど、CK3は史実の中世が舞台。
王家だの騎士だのカタパルトでの攻城戦だのは好きだけど世界史なんてもう細かいところ覚えてないし、パラドゲー特有の”なんかむずかしそうなふんいき”もモワモワ醸し出てるしでビビりながら始めたんだけど…。




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面白い!!!!!!
CK3、10000000000点!!!!!!!

いやぁ~久しぶりに夜の無い生活を送った。
この面白さは危険なレベル。


ゲーム紹介

まずテンポが良い。テンポ◎。
最近気づいたけど、僕がゲーム褒める時はまずテンポの良さを評価してる気がする。
それはともかくやはりロード無しシームレスで延々と続くゲームは強い。
RPGにせよSLGにせよ没入感が違う。

ゲームはターン性ではなくリアルタイムで進んでいくタイプ(一時停止は可能)でゲームスピードは5段階に調整可能。
内政は一時停止して各所に指示、戦場では低速モードで相手の動きを見つつ柔軟に対処、超高速モードで時間送ってイベント発生、ふたたび一時停止して内政を…っていう緩急ついたルーチンが超楽しい。
楽しいっていうか気づいたら時間が溶けてる。

常に次の一手、次の次の一手を考えている状態が続くので脳は覚醒、それでいて激しい操作が無く神経をすり減らさないので身体の疲弊は最小。アラフォーにも優しい。
全体的な進行がStellarisと同じスタイルだからすんなりと沼に沈んでいけた。


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ノルマン朝のウィリアム征服王やチンギスハンといった時代の英傑としてプレイしたり、カノッサ家みたいに史実では断絶した家系で歴史を変えるって遊び方も良いけど、やはりオリキャラ作ってぶち込むのが好き。

本作のキャラクリは顔や体型はもちろん、年齢、家名、性的指向、ステータス、性格や特性なんかを決めることができる。
性格・特性は良いモノ悪いモノ含めて他に類を見ないほど大量。
この性格や特性の組み合わせが、人物の個性を描き出し愛着を沸かせる面白い作りになっている。


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ゲーム中は様々なイベントが発生するんだけど、その時にステータスが高かったり特定の性格・能力だと選べる選択肢が増えて物事が良い方向に転がったりする。
逆に『正直』なキャラで嘘をついたり裏切るような行為をとったり、『寛大』な性格なのに家臣のミスを許さなかったりと、性格にそぐわない行動や選択をすると"ストレス"が溜まってしまう。
ちなみに上の画像、近所の奥さんが色目使ってくるイベントなんだけど、自キャラが『好色』なので口説く以外の選択はストレスが溜まる。



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ストレスは3段階のレベルがあり、1段階ごとに『精神崩壊イベント』が発生し永続的なバッドステータスを引き起こしたりするかなり厄介なもの。
ストレスが溜まったままだと健康を阻害し早死にするリスクがあるので、ゴールドを支払って『饗宴』を開いたり、貴族のたしなみハンティングに出かけたりして気分転換を図る必要がある。



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そのほか性格や特性に応じた色々な解消法があるのであの手この手を駆使してケアしていきたいところ。
『運動好き』だったりすると汗を流してストレス発散できたり、『苦行者』の特性を持ってると上の画像みたいに自傷行為に走ってストレス解消できたりと固有のものが多くて面白い。




しかしながら「正直者だから嘘をつけない」「寛大だと部下を処罰できない」というわけではないので、多少のストレスと引き換えにその選択を選ぶという決断も必要になったりするのがまた悩ましい。
『寛大』で『慈悲』を持つ優しい領主なんかだと犯罪者を牢に入れて処刑したりなんかしたら一発で精神病むから余程のことが無いと実行できないし、
『憤怒』で『癇癪持ち』ゆえに事あるごとにストレスが溜まり、そのたびに家族や臣下を怒鳴りつけて溜飲を下げないといけないヤベェ王になったり…。
キャラに合わせた攻略とロールプレイを楽しめる、というRPGの側面も強いのが僕好みの部分。



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さらにはライフスタイルというスキルツリーの選択もあり、キャラクターに合わせたスタイルをチョイスしてその特性を伸ばしたり、反対に苦手な分野を補うようにパークを取得していくのも◎。
これらのライフスタイルやパークはイベントで役立ったり、部下から金を巻き上げたりライバルに決闘を挑めたりする新たなアクションをアンロックできたりする。


そんな感じでキャラの性格と能力に合わせてランダムイベントに対処しつつ、ヒイコラ言いながら戦争や内政をこなしていくとあっという間に数十年経ってもう高齢。


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…自分の死期が近づいているのがわかる。

気付けば子宝にも恵まれ、若い頃はギクシャクしてた家臣たちとも今では信頼関係で結ばれている。

我が家は強い。きっと大丈夫だ。
長年支えてくれた妻への感謝、子供たちへの期待、臣下たちの変わらぬ忠誠を願い、未来永劫まで続く子孫繁栄を祈りながらその生涯を終える…。


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プレイヤーの操作は息子へと移る。
偉大な父が遺した王冠を戴き、誇り高き我が家系の更なる発展を目指すのだ……!




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はい後継者問題ドォーン!!
先代がまとめあげた領土は分割相続で完全分断!!
昨日までの仲良し家族は今日から領土と爵位を奪い合う敵同士!!
家臣も反乱!先代への恩はあるけどそれはそれ!!
税金下げろ、領土よこせ!ついでに農民も蜂起して大騒ぎ!!
当然隣国諸侯たちもその隙を見逃さない!なんかゴタついてるし領土奪っちゃお!宣戦布告!!そこらじゅうが燃えてます!!

(要約:プレイヤーキャラが死ぬと今まで支配してた領土は子供たちに分割して相続されるので2人兄弟だったら兵力・税収等が半分とかになり、即位直後は家臣や周囲の評価にマイナスがつくので侵略・内乱が起こりやすい)



そう、史実よろしく王国の分裂や滅亡すらもたらすこの後継者問題はCK3で最高に面白い部分。
時に理不尽とすら思える予想外の様々な出来事が押し寄せ、『今まさに歴史が創られているその真っただ中に自分が居る』と感じさせてくれる。
それに対し、外交・軍事・管理・策略・学識すべてを総動員させ平定させた時の達成感はかなりのもの。

ゲーム後半になり時代が進むと『長子相続』や『末子相続』のようなただ一人の後継者に全てを相続させることが出来る法律がアンロックされるけど、それまでは上記のようなお家騒動が半世紀に一回くらい起こるのでそのたびに頭を抱える始末。
けどゲームに慣れてくると色んな抜け道があるのに気付けるので、そこをどう突いていくかという楽しみに変わっていくのもまた面白い。
たまたま一人で突撃させた息子が敵に討ち取られちゃう事、あるよね。



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そんな子供の『後見人』となり教育を施す子育てパートは微笑ましいものが多くて楽しい。

先代と後継者の性格や能力がまったく同じになるということはまず無い。
『勇敢』な父親から『臆病』の子供が生まれることだってあるし、子供の教育の過程で『正直』になったり『冷笑的』になったり『気まぐれ』になったりするけど、自身のストレスを代償に性格を矯正することもできる。
子供の性格を見極めつつ、うまく長所を伸ばしていきたい。

条件次第では主君や他国の子供の後見人になる事も可能。悪い事教えよう。




とまぁこんな感じで子孫を残して家を繁栄させていくゲームである。




ミニプレイレポ~性病騎士物語~

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タイトルを回収していく。

ここからは本作の持つ自由度を味わってもらうべく、僕のプレイを一例として紹介したい。

今回は、キャラクリで梅毒とヘルペスのW性病シナジーを備えたイケメン領主を作り、他国の女に手を出しまくって性病をバラまき仮想敵国を内部からガタガタにするという罪深い領主プレイをしてみた。

特に梅毒は各ステータスにマイナス、健康ペナルティ、生殖力マイナス、病気持ち故に恋愛対象として見てもらえないというマジでどうしようもない特性なんだけど、それを補うために魅力が上がる策略のライフスタイルと『好色』『慈悲』の性格を取って相手を誘惑していく。
スタート地は南フランスのカルカソンヌで宗教はカ〇リック。
(現実のC教に迷惑がかかるかもしれないので伏字にした)
姦通や浮気がバレると周囲の評価はもちろん、宗教指導者からの評価も下がって最悪破門もあり得るのでスピード勝負。そもそも性病の健康ペナルティが重いので寿命も危うい。


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           家訓『先っぽだけでも』





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ゲーム開始。
性病持ちのマイナス補正が厳しいのは覚悟してたけどまさか『好色は好色に惹かれ合う』補正すら歯が立たないほどとは思わなかった。早くも企画倒れの危機。
しょうがないので周囲の弱小領主に戦争しかけて領土を拡大していく普通のプレイに甘んじることに。
我はトッシュ。破壊とヘルペスを司る死の天使。

配偶者バフが強いので適当な村娘と婚約しておく。後継者も欲しいし。



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そこそこ領土が広がったところで肖像画イベントが発生。
これはバーフバリで言うところの宮殿にデーヴァセーナの肖像画が送られてきたみたいな奴。
普通に生きてたら接点が得られない異性に近づくチャンス。地位が高くて乳がデカい女を3人選んで文通開始。


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好感触。このまま関係を進展させていきたい。




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侍医を雇ったら治療イベントが発生。
あんまり成功率は高くないと思うけど万が一治ったらそれはそれでつまらんな…とか思ってたらヒキガエルの死体を大量に乗せていくという医術によって症状は悪化。文字通り寿命が縮む。



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更に領地を増やし高年収パワーを得たことでその辺の男爵や公爵の妻を誘惑できるようになってきた。命中率65%、25%の確率で不義がバレるという不安条件だったが見事成功。梅毒とヘルペスの剣を砦に突き立て勝利宣言。
良い調子だぞ!


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策略ライフスタイルの誘惑フォーカスツリーが完成し、最強のバフ『魔性の男』をゲット。これにより誘惑成功率と生殖率が跳ね上がる。



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托卵成功。



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ブルゴーニュ女公爵、ノルウェー王女の誘惑&性病移し成功。
これで本来のパートナーが夜の営みを拒否すれば子供も生まれず互いの関係も悪化していく。



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夜の営みを拒否したはずの夫婦の元に子供が誕生。不思議!



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やんちゃがバレて強請られる始末。
お願いですから内緒にしてください!なんでもしますから!



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油断させたところで投獄&処刑のスピード口封じ。秘密は墓まで持っていってもらった。



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遂に我が剣が主君の妻であるフランス王妃インゲボルグにまで届く。



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もはや自分でも誰に手を出したか覚えていないので周囲にバレまくる。
気付いたら息子の嫁まで寝取ってた。



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どこでもらってきたのか天然痘が発症。
新しく雇った侍医が思いのほか可愛かったので誘惑する。
死ぬ前に落としたい。



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天然痘治療の代償に片目を失う。余命僅か。




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無事死亡。侍医は落とせなかった。
最初はどうなるかと思ったけど結構うまくできた。
バラまいた病気と不信が他国にどの程度影響を及ぼしたかはわからんが…。



終わりに

こんな風に自由なキャラを作って遊ぶこともできるのがCK3。
物語はこの後もまだまだ続くし、もしかしたら歴史の中でまたW性病の王が生まれるかもしれない。

次の性病持ちは、君だ。


Crusader Kings 3 大好評発売中!


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