デジタルとの相性があまり高くないとのイメージが個人的に強い葬儀業界。
とはいえ、デジタルの波を食い止めることはほぼ全てで不可能に近い現在、葬儀業界でDX化のケースや成功の定義などについてChatGPTに訊いてみたので共有します。
ChatGPTに訊いてみた結果
ChatGPTへの入力プロンプト
ChatGPTに対しては、下記のプロンプトを入力してみました。
リクエストとしては、①DX化事例、②DX化成功要因と成功の定義の2つです。
なお、ChatGPT4oを使っています。
ChatGPTからの回答
想像していたよりも充実の回答が返ってきました。
下記、回答内容をすべて貼り付けます。
*一部読みやすいように体裁を整えていますが、文言については加筆修正していません。
ChatGPTの出力を受けて
葬儀業界のDX化事例について
オンライン葬儀や価格比較は、日本でも目新しいものではないですが、AIの活用は「そこまで進んでいるか!」という意味で意外でした。
ただし、引用元のMcKinseyのレポートでは葬儀に関するものは見つからなかったため、「葬儀とAI/データ活用」については今後追いかけて紹介しようと思います。
なお、「葬儀 AI」でグーグル検索したところJapan Funeral Businessさんの動画が挙がっていたので参考までに紹介します。
DX化成功要因
成功要因については特筆すべき内容は特に見当たらないですが、DXの根幹であるデータをどのように蓄積するかから、取り組みを葬儀会社は始める必要があるのかもしれませんね(葬儀の前に故人と関係を築いてデータを収集するなど)。
DX化成功の定義
成功要因同様、特筆スべき内容は見当たらないですが、顧客満足度の向上(お別れの場で気持ちのしこりは残したい遺族はいない)、業務効率の改善(人不足の解消をどのように実現するか)、収益増加(コロナをきっかけに葬儀の簡素化進展で単価下落にどのように立ち向かうか)は、業界特性に当てはめると見えてくるものがあるでしょう。
まとめ
現在の科学では誰もが迎える「死」。送る者と送られる者のお別れが、デジタルの力で良いカタチ(適切な表現が浮かばずすみません)となればと思うとともに、まだまだデジタル化の余地はたくさん残されている業界だと言えます。
デジタルの知見が豊富な若者の力を借りた葬儀会社の変革はビジネスとして一定の規模が期待されるでしょう。
アイキャッチ画像:UnsplashのPablo Lancaster Jonesが撮影した写真