格ゲ研🔴動かすだけで楽しいって頃あったじゃないですか
■本記事は
対戦ツールとしてライト層を置いてけぼりに先鋭化してしまった格闘ゲームを「アクションゲーム」という原初体験に戻すための思考実験です。
こういう体験をゲームに載せたら面白いかも?という企画記事です。
■はじめに
新作旧作ともに今後の格ゲーライフがより楽しくなればいいなのお話。
筆者はスト2リアルタイムでゲームセンターでの対戦ブーム直撃世代。
Twitter等でシェアしてください。感想や議論などを見たいです。ハッシュタグは #kakugeken 。
■いきなりまとめ3行
現状:コンボがどうこう、択がどうこう、格ゲー面倒くさいんじゃ
対策:「対戦格闘」ジャンルは「アクションゲーム」まで先祖帰りせよ
理由:狙って当てる、タイミング合わせる、はアクションゲームの基本。基本を複雑に絡み合わせたものが対戦格闘なのだから、一旦分解してみよう
■突如始まるミニゲーム
格ゲーにおいて、飛び道具の処理は基本!
その中で垂直ジャンプは初心者に見逃されがちな選択肢!垂直ジャンプをすることで、相手は飛び道具を撃つか、飛び込みに備えて撃つのをやめるかの逆択を掛けることができる!しかし飛び道具を撃つ側にもタイミングを変えたり、弾速を変えたりする対抗策がある。
ここでは、チャレンジモードの1つとして、様々な弾を撃ってくるCPUに対し、的確にジャンプで避けられるか、を試されるゲームを提案します。
ただ避けるだけでは飽きてしまうもの。どれだけ耐久できるかを競うことができるシステムを実装します。インターネットランキングにも対応し、世界を相手に、自身のスキルアップを計れます。ハイスコアをキメたら、その瞬間をミニ動画にまとめ、Twitterでシェア! 世界の変態動画を視聴しよう!
チャレンジは各種取り揃えています。
これは、次々に敵が飛び込んでくるのでその相手を空中投げでちぎっては投げ、ちぎっては投げするチャレンジです。投げた瞬間、別の敵がそれぞれのタイミングで飛んできます。投げ損ねるとミスです。間合いによって投げを使い分ける必要のあるキャラもいます。
飛んできたスーパー頭突きに昇龍拳をキメる…脳汁が出る瞬間であり、対戦相手に屈辱を与えることができる数値以上のスーパームーブです。
ここでは無数に飛んでくるスーパー頭突きやローリングアタックやサイコクラッシャーを、あらゆる技で叩き落としてください。昇龍拳が間に合わなければ、目押しを極めた通常技もまた渋さが際立ちます。
うっかり食らったりガードしてしまうとミスです。飛んでくるタイミングや技は難易度によって、全く同じタイミングで決まっています。リズムを覚えて技を当てていくのも攻略のポイントかも知れません。難易度「鬼」では2人や3人の本田がまとめて飛んでくることがあります。
その他、リバーサルでサマーソルトキックで対空できるか、詐欺飛びせよ、小足を見てから昇龍を放て、などのバラエティ豊かなチャレンジが用意されています。
■おわりに
連携を覚えてそれを相手に押し付けるとか、対戦格闘ゲームとしては正しいのかもしれないけれど、それはゲームなのか?と考えると、ファミコンなどの旧来のゲームを見てきたものとしては違和感を持つものです。
ウケるアクションゲームには結局のところ、「狙って当てる」とか「タイミングを合わせてよける」とか原始的なものが組み合わさっているからこその気持ちよさのようなものがある気がします。
ストリートファイター2を初めて遊んだとき、バーチャファイターで大技を振ったとき、動かすだけで楽しかった思い出はあるでしょう。あの頃に戻りましょう。
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