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好きな作品を語ろう(リング編)
皆さんどうもこんにちは。
山村貞子ガチ恋オジサンこと僕です。
今回は鈴木光司氏の言わずと知れた名作、リングシリーズについて語っていこうと思います。
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まず初めに、この記事に関する諸注意です。
この記事にはリングシリーズの原作小説および映画のネタバレ成分が多分に含まれます(特に小説)。
と言うか、もはやネタバレ全開で僕こと貞子ガチ恋オジサンが、貞子、あるいはリングシリーズ全体に対するクソデカ感情を書き連ねるだけの至極個人的な雑記となります。
解釈違いや記憶違いも多々あるかと思われますので、その点ご了承いただければと思います。
加えて一つ。
ホラー作品について語る都合上、途中に何度か、リングにまつわる怖い画像(?)が差し込まれています。
苦手なかたはご注意ください。
そして、もう一点。
どちらかと言えば、上二つよりもこちらのほうが重要な注意点──と言うか、大前提になるのですが。
いいですか?
他の全てを忘れても、これだけは絶対に忘れないようにしてください。
いきますよ。
言いますよ。
貞子のビジュアルは仲間由紀恵とします。
はい。
仲間由紀恵です。
いや、だってそうでしょ。そもそも原作小説の時点で、山村貞子のビジュアルは絶世の美女。
あらゆる登場人物が口を揃えて「彼女以上に美しい容姿を持つ人間を見たことがない」と言うほど容姿端麗な女性なんだから。
それを我々がイメージしやすいよう現実に存在する女優さんに例えたら、そりゃ仲間由紀恵になるでしょ。だって、あんな美しい人いないもん。
本当さ、映画版のバースデイで仲間由紀恵を起用した人、マジで理解ってるよね。
理解ってるって言うより視えてるって言ったほうが表現としては正鵠を射ているかもしれない。
小説を読んで、そのイメージをチェキに念写したら出てくるもんな、仲間由紀恵。
いや、これ大袈裟な物言いをしているわけじゃあマジでなく、映画に関する情報を一切持たず原作小説だけを読んでいたとしても、僕のなかでの山村貞子は仲間由紀恵になってたと思うもん。
マジで。
いやこれマジで。
と、いうわけで。
口調もかなり崩れてきたところでそろそろ始めていきましょう。
盛大なネタバレとタメ口、そして仲間由紀恵が飲み込めるかたのみ、この先の妄言にお付き合いください。
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さて、では諸注意も済んだことだし、改めてリングシリーズの魅力、ひいては山村貞子という稀代のバケモノの魅力について語っていきたいところではあるんだけれど、正直どこから話そうものかかなり迷っている自分がいる。
いや、というのも、リングってあまりに有名な作品で、貞子ってあまりに有名なキャラクターだから、読者に対する説明責任がどの辺りまであるかイマイチわからないんだよね。
だってほら、貞子って言われれば大体どんな怪異か知ってるでしょ? リングって言われたら、どんな作品か大体知ってるでしょ?
Jホラーの金字塔と言われているだけのことはあるというか、もはや日本のホラー映画と言えばコレ! っていうくらい、言わずと知れた名作なわけでさ、みんなの心の中にリングがあって、みんなの心の中に貞子がいる。
ただ、実はそれ自体が貞子の呪いの本質で、それこそが彼女の望み、あるいは狙いだったってことまでは、意外と知らない人が多いんじゃあないかなとは思うので、まずはその辺りから話をしていこうかな。
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観ると一週間後に死ぬ呪いのビデオ。
呪いを解く方法はひとつ。
ビデオをダビングして人に観せること。
と、まあ、貞子の呪いって大雑把に言うと大体こんな感じで、要するに昔で言うところの『不幸の手紙』みたいなチープなシステムなんだけれど、いやいや、この設定がまず面白いよね。
だって、この呪いのビデオは不幸の手紙のようなお遊びじゃなく、ガチで死ぬんだもん。
そりゃ話が変わってくるよ。
誰だって自分が可愛い。
不条理な死を迎えるくらいなら、何としてでも他の誰か、最悪の場合死んだって構わない人間にビデオを観せて、自身の解呪を成そうとする。
人間という生物の愚かさや、業の深さを逆手に取った最高のアイデア作品(呪)なわけ。
じゃあ、この最高のアイデア作品である呪いのビデオ──というか、それを生み出した呪いの元凶である貞子の目的は、つまり何なんだろうって話になるわけじゃん。
映画版でも原作小説でも、第一作目のリングではこの辺りの究明をしていく流れになるんだけど、まあ、端的に言っちゃうと、貞子(ビデオ)の目的は単純な増殖なんだよね。
増殖。増殖。増殖。
増えて、広がって、増えて、広がって。
ねえ、この性質。
何かに似てると思いませんか。
なんかこう、ほら、冬とかに流行る……。
ほら……あの……ほら……。
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そう、ウイルス。
読者は登場人物である浅川、高山、安藤と共にビデオの呪いを追っていく中で、貞子の呪いとウイルスの特性が酷似していることに気が付いていくんだよね。
無論わかりにくくはされているものの、小説版では、ちゃんと考察すれば真理まで辿り着ける可能性があるレベルの特徴的な示唆が結構なされているんだけれど(天然痘ウイルスや、貞子の両性具有等)、これが映画版だとその辺りの描写がほとんどされていなくて、『貞子=幽霊』っていうイメージが全面的に押し出されすぎちゃってるせいで、『呪いのビデオ≒ウイルス』ってのを知らない人がめちゃくちゃ多いんだよね。
(ちなみに、原作では貞子は幽霊として描かれていないし、テレビからも出てこない。というか、そもそも回想と妄想でしか出てこない。だってウイルスなんだもん。つまり、みんなが知っているあの怖い姿の貞子は完全に映画オリジナル)
だから、映画の初代リングを観た時点でこの結論に到れた人間っておそらく一人もいなかったんじゃないかなと思う。
いたとしたら連れてきてくれ。
間違いなくお前が稀代の天才、高山竜司だ。
さて、ところでなんですけど、ウイルスの目立った特性って"増殖"の他にももう一つあるのをご存知ですか?
知らない?
いいや、知っているはずだよ。
少なくともここ数年を生きてきた我々には、激闘の数年を生き抜いてきた我々には、この言葉が嫌というほどに染み付いているはず。
耳を塞いでもこの言葉が聴こえ続けてきた記憶が、我々には確かにあるはずだ。
『変異株』
そう、彼らは変異するんだよね。
しかも突然に。
突然変異(Mutation)を起こす。
貞子の呪いも同じく、突然変異を起こす。
これは貞子の意志とは関係がなく、ウイルスの性質上どうしようもないことなんだ。
突然変異っていうのは、つまり遺伝子のコピーミス。細胞分裂や増殖時のエラーによって起こるものだから、貞子の呪いが増殖を続ける限りそれが起こらないわけがないんだと。
で、以上のことを踏まえた上で。
ちょっとここから込み入った話になるから少しだけ注意して読んで欲しい。
まず、一番最初に生まれた呪いのビデオっていうのは、貞子の怨念が籠った井戸の真上に位置する場所に建てられた宿泊施設、南箱根パシフィックランドのビラ・ロックキャビンBー4号棟に発生した。
そして、それを最初に鑑賞したのは盛りのついた男女の学生グループ。一番最初の感染者でありながら、一番最初の感染者だったからこそ、呪いの力を信じずに彼らはそのビデオをに悪戯をしちゃったんだよね。
つまり、内容を改変したんだ。
ビデオの最後にある慈悲深き貞子様からのありがたい注意書き、『このビデオを観た者は一週間後に死ぬ。呪いを解きたければダビングをして人に観せよ』という文言を消してしまった。
これによって何が起こったかって?
そりゃウイルスの遺伝情報が操作、書き換えられたわけだから、変異ですよ、変異。
本来ダビングして他の人間に観せるだけでよかった呪いのビデオは、このせいで『別の媒体にコピー(突然変異)しないと助からない呪いのビデオ』になってしまった。
そして、呪いのビデオが突然変異したのが浅川が書いた『リング』というタイトルのルポルタージュ記事で、それが更に変異したのが浅川の兄が弟の記事を映像化した『映画版リング』って感じになって行くんだよね。
……え?
ってことはさ……現実で俺たちが観て、俺たちが読んで、俺たちが消費してるこのリングって作品は……爆発的に増殖しているこの貞子っていう怪異は……それに関するコンテンツは……全て……突然変異の結果……? じゃあ、俺たちにも……貞子の呪いは伝播して……?
……みたいな感じになるわけ!!
いや、ヤバすぎるだろ!!!!!
面白いにも限度ってもんがあるだろうが!!!!
いい加減にしろ鈴木光司テメエコラ!!!!
ちなみに、自分で書いてて衝撃なんだけれど、この辺までの話が原作小説だと『リング・らせん』の二巻で行われる(意味わからん。鈴木の文章が上手すぎる)。
で、このあとはループに続くんだけれど、とりあえずここまでで面白すぎるってことは何となくわかっていただけたと思うし、ループの話をし始めると途方もなく長くなってしまうので、一旦飛ばしてバースデイ、貞子の過去の話をしようと思う。
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さて、ここまで「原作のほうが深みがあって面白い」みたいな語り口で来ちゃった僕だけれど、実はこのバースデイという作品だけは映画のほうが若干好きだったりする。内容云々というよりも、山村貞子という生きた人間をよりリアルに感じられるのが映画版だったと言うか。
いや、誤解しないで欲しいんだけれど、これは仲間由紀恵が好きすぎるという話では決してなく、なんか、マジで生前貞子だけは映画版のほうがしっくり来ちゃったんだよ、本当に。
原作小説を最後まで読んだことがある人だったら何となくわかってくれると思うんだけれど、なんか原作の生前貞子、陽キャすぎない?
バースデイの中に収録されているレモンハート自体は好きなんだけれども、貞野のあのノリ、あの雰囲気、なんというか、複雑(ガチ)な家庭環境に生まれ育った人間とはとても思えないんだよな。
原作最終巻のタイドでついに登場した回想じゃない貞子も、なんか……その……なんかなあ……って感じだったし。
まあ同一人物だからそりゃそう感じるのは当然なんだろうけどさ。いやあ、しかしなんというか。黙ってたほうがいい女ってマジでいるんだよな。とは言え、あくまでこれは"僕の中での貞子像"が映画版の根暗で仲間由紀恵な貞子と一致していたというだけの話だから、文句を言う筋合いなんてマジで皆無なんだけれども……。
まあ、とにかく!
そういう部分含めてバースデイだけは映画版のほうが良かったなあって話。
いや、その、『せめてここは何とかならんかったのか』って感じてしまう部分もそりゃあ多々あったんだけどね。
これはバースデイに限った話じゃなく、映画版リングシリーズ全編に対して言えることなんだけれど、あの、なんて言えばいいかな。
あの意味わからん謎の改変は本当に何なの?
バースデイに関してはもうストーリーが全く違うものだし、リングでは浅川が女になってたり、しかも高山の元嫁だったり、生前の貞子が分裂してたり、研究してる学術が違ったり……父親である伊熊博士に殺されてたり……。
挙げればキリがないくらいだけれども……。
浅川和行と高山竜司のあの何とも言えないカップリング感が良いんじゃあないかと!
リング終盤で高山に逝かれた浅川が「竜司ぃ……竜司ぃ……助けてくれよ……俺ひとりじゃあ何も出来ないよ……」みたいになってるのが良いんだろうがと!
そこに母性が湧くんだろうがと!
原作にないことをするなよだなんて烏滸がましいことは全然思わないし、『リング』という物語と、貞子の呪いの性質上、なにをしても基本的に間違いにはならないことも重々理解しているつもりなんだけれども、なんかこう、それにしたって公式でこれをしちゃうのはちょっとばかり無粋だよなあ……なんていう感想を、実は胸の端で抱いていたり……いなかったり……。
…………っと。
いけない、いけない!
別にここで映画版をこき下ろしたいわけじゃあないんだよ僕ぁ!
言うて映画も小説もどっちも好きだし!
両方にいいところがあるから!
やばいやばい。
雰囲気悪いから可愛いおじさんで空気入れ替えなきゃ!
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……ふう、危ない危ない。
さて、可愛いおじさんで空気も入れ替わったことだし、そろそろ山村貞子というキャラクターの良さについて触れようかな。
リングシリーズの内容に触れ続けるのもいいけれど、ループ辺りからいかんせん内容が複雑すぎて正直めちゃくちゃ書くのが大変なんだよね。
と、いうわけで。
出ておいで、貞子。
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はい。
貞子さん、レモンの香りと共についに登場です。
可愛いですねえ、なんかこう、神秘的で。
出現時に甘酸っぱいレモンのような柑橘系の香りがするのも、貞子のチャームポイントのひとつだよねえ……。
初恋の匂いがするんだ、貞ちゃんって。
では、そんな感じで話をしていこうと思うんだけれど、さて、その前に皆さんに質問です。
皆さんは、昨今のオタク界に『可哀想は可愛い』という概念が蔓延しているのをご存知ですか?
いわゆる『〇〇虐』みたいな概念。
ここ数年よく耳にするようになったキュートアグレッションとはまた違うものなんだろうけれど、まあ感覚としては近しい概念でしょう。
あれがね、本当に貞子にピッタリなんですわな。
山村貞子の魅力を語る上で、この『可哀想は可愛い』という概念は絶対に外せない概念なんだよ。
というか、そもそもこの言葉って貞子のために存在している言葉なんじゃないかって思うレベルなんだよね。
いや、居る?
貞子より可哀想な人生送ってたキャラクター。
絶対居ないでしょ。
いい?
彼女の生い立ち、箇条書きするよ?
・自らを超能力者と騙っていたとして世間から詐欺師扱いされ猛バッシングを受けている両親の元に生まれる。
・実は睾丸性女性化症候群という性分化疾患を抱えている。女性の肉体でありながらも性染色体がXY。つまり、生物学上では男性とみなされる。子宮がなく、代わりに睾丸を有している。
・自身にも母同様の忌まわしき超能力が備わっていることに気付く。その力は母を軽く凌駕するもので、母からまでも恐怖の目を向けられる。
・生後四ヶ月の弟を亡くす。
・病んだ母が火山に身を投げて自殺。
・引き取り手の家でも化け物扱い。
・舞台役者を目指し劇団に入り、そこで恋人が出来るものの超能力が暴発して全然上手くいかず劇団を追われる。
・父の看病で訪れていた箱根療養所で日本最後の天然痘ウイルスを保持する医師・長尾に強姦された挙句、井戸の底に叩き落とされる。
・持ち前の生命力のせいか落とされてからも中々死ねず、苦しみまくってから死亡。
…………。
……………………。
………………………………。
いや、そりゃ怨念にもならぁな!!!!
誰も責めんて、貞子のこと!!!!!!!!!
あまりに可哀想すぎるだろ!!!!!!!
ちなみに、貞子の怨念(ビデオテープ)っていうのは、『井戸の底で滅びゆく日本最後の天然痘ウイルスの生存本能』と、貞子の『自身を蔑ろにした世界への怨み』と、『子どもを産みたかったという願い』が合わさって生まれたって設定なんだよね。
だから、性質が似通っていると。
…………。
……………………。
………………………………。
いやいや。
いやいやいやいや。
人生そのものにここまでの仕打ちされてさ、世界から蔑ろにされ続けてさ、最後に人類史に残るレベルのウイルス伝染されてさ、それで生み出したのが『注意書き付きの呪いのビデオ』 て!!!!
可愛いかよ!!!!!!!!!
もっと呪えよ!!!!!!!!!!!
「増えたい……(モジモジ)」じゃあないんだよ!!!
全人類を呪え!!!!!!!!!!
殺せっ!!!!!!!!!!
殺せーーーーーッッッ!!!!!!!!!
いや、だって、貞ちゃん。
よく聞いてよ?
君マジで運が良かっただけで、学生たち居なかったら終わってたからね?
ビラ・ロックキャビンBー4号棟で学生たちがビデオテープの呪いを信じずにイタズラをしなかったら、君、何も知らん若い男女四人だけ殺して君も消滅して終わってた可能性バリバリにあるからね?
山村さん、その辺ちゃんとわかってる????
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はい。
と、ここまで可哀想で可愛いポンコツ貞ちゃんの紹介をしてきましたけれど、まあこれはさすがに半分冗談みたいなもので……と言うか、さっき箇条書きしたように貞子の人生ってマジで可哀想すぎて笑えないレベルだから、可愛いのは可愛いんだけれども、どちらかと言うと切なさみたいなほうに感情が行っちゃうんだよね。
色々ごちゃ混ぜになっちゃうけれど、中でも切ないなって思うシーンが、映画版リング2で陽一が念写実験をさせられて、その結果として高野舞と陽一がイマジナリー井戸の底に落ちるじゃない。
で、色々あってから救助用のロープが落ちてきて抜け出そうとすると、井戸の底から貞子が壁をよじ登って追いかけてきて高野舞の真横で一言。
「どうしてあなただけ助かるの」
細い声でそう言って、再び奈落の底に落ちていくというあのシーン。
基本的にはホラーを主軸に作られている映像作品だから、そのシーンも一応は作中屈指の怖いシーンとして描かれているんだけれど(貞子のビジュも、頭蓋骨から予想して作られたのっぺりした不細工な模型の顔だったし)、でもそこはほら、冒頭の注意書きを思い出してくださいよ。
僕のなかの山村貞子は仲間由紀恵なんだってば。
脳内で変換すればいいだけなわけよ。
すると、あら不思議!
あれだけ恐かった作中きっての恐怖シーンが、めちゃめちゃ切ない涙腺崩壊シーンに早変わり!
人間の感性って本当に単純で愚かだよね。
いや、それにしたってリング2のあの模型貞子のビジュアルはかなり解せないものがあったけどなあ……。
仲間由紀恵レベルの神ビジュを持つと語られている少女の模型があんなのっぺりとしたブスになるわけないもん……いくらなんでもホラーに寄せすぎだよ……。
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と、まあ、こんな感じで酷い人生を送ってきた挙句、映画化した際にこんなビジュにさせられてしまった悲劇のヒロイン山村貞子なんですが、そんな彼女も現代ではかなり自由奔放にはしゃぎ回っていてですね……。
これは皆さんもご存知かと思いますが、始球式をやってみたり、街中に大群で出現してみたり、政見放送をしてみたり、果てはYouTuberとしてデビューを果たしてみたりと、もうめちゃくちゃやってるんですよ、貞ちゃん。
その様子を見る限り、今のところ山村貞子の『増えたい』願いっていうのは、ある程度叶っているんじゃあないかと思えたりもするんですけれど、どうなんだろうね。
原作を読む限り、実際はまだ増殖し足りていないんじゃあないかなとも思えるけれど、その辺り、今後の策とかはあるのかな?
個人的には映画のリメイクとかしてみるのはマジでアリだと思うけどね。時代的にも二周くらいした感あるでしょ、そろそろ。
わけのわからん『貞子DX』とか『貞子3D』とかじゃなく、ガチでちゃんと『リング』と『らせん』をリメイクして、残りの『ループ、エス、タイド』を完全新作としてやりきってみるのマジでいいと思うんだけどなあ。
ホラー寄せっていうよりも、小説準拠のSFミステリーとして。
そうすりゃ、こっちも人にオススメしやすくなるんだから……。
っていうのも、小説は普段本を読まない人にはリングシリーズってかなりハードルが高いというか、そもそも単純に長くて難しいからオススメしづらいんだよ……。
だから、もっとラフにカジュアルに「えっ、リングってこんな話だったの!?」 っていうあのゾクゾク感を色んな人に味わってもらえるように公式が頑張ってくれればなあと願うばかりなんだけれども……貞ちゃん、その辺どうかな……?
願っていればいつか…………?
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というわけで、ここら辺で終わりにしようと思います。
ご清聴ありがとうございました。