【初心者向け】カードゲームがちょっと強くなる方法。#3確率論編
はじめに
こんにちは。dearスゴロクのウエダです。
カードゲームをしている際に「手札が悪い」ということで負けてしまうことは無いでしょうか。
自分のやりたい動きが出来なくて、本来の力を発揮できなかったということはよくあることです。
いわゆる手札事故を完全になくすことはできませんが、それを限りなく少なくすることはできます。
手札事故が無くなることによって、相手からの妨害のことを考えなければある程度の実力が担保されるでしょう。
今回はカードゲームは確率論であるということに関して書いていきます。
デッキに同名カードを入れる意味
もはや普通のことになっていますが、自分のデッキの核となるカードは複数枚投入したいと思うはずです。
いわゆる「強い」カードは早く手札に来て欲しいですし、使えば勝利の確率がグンと上がります。
それでは、なぜ、そのようなカードを複数枚デッキに投入するでしょうか?
もちろん「強い」からという意味なのですが、
「強いカードを引く確率が高まる」から複数枚投入するわけです。
例えば、「このカードを使えばゲームに勝つ」というカードが有ったら、僕は迷わずデッキを全てそのカードにします。
しかし、カードゲームにはルールがあり、大体の場合は同名カードを3~4枚しか入れることが出来ません。
40~60枚のカードで構成されたデッキから、その一枚を引く確率は決して大きくはありません。
もちろん「このカードはデュエル中に一回しか使えない」などの制約がある場合にはたくさん入れるのも考え物ですが、引けば勝つという状況ならば、積極的に採用すべきです。
なので、キーカードは複数枚投入し、引く確率を上げるのが定石なのです。
何を何枚デッキに入れたらいいかわからないという人は、引けたら有利になるというカードを考え、投入枚数を考えていきましょう。
確率を上げるには?
キーカードはたくさん入れるべきだということを上述していますが、なかなか引くことのできないカードも存在します。
例えば、効果が強いことや、環境のシナジーによって投入枚数が制限されているカードです。
本来でしたら、複数枚投入できるはずですが、それらのカードは1~2枚しか入れることが出来ません。
そうすると引く確率はグッと下がるのがお分かりいただけると思います。
そんな中で、引きたいカードを引くにはどうすればいいのかということを考えていくわけです。
1.デッキ枚数を少なくする
デッキ枚数を最低限にすることはキーカードを引き込む基礎的な部分です。
遊戯王カードでは40枚以上60枚以内でメインデッキを作ることになっています。
引きたいカードが一枚あった場合。1/40と1/60では大きな違いがありますよね。
採用したいカードがたくさんなるということは良いことかもしれませんが、その全てを採用するという器用なデッキは作りづらいものなのです。
実は、使いたいモンスターや魔法カードなどを核として、一つのテーマに振り切ったほうが強いデッキが出来るでしょう。
2.代用カードを採用する
代用カードといっても偽物を使うということではありません。
役割が似ている(同じ)カードを採用するということです。いわゆる「サーチ」をするカードということですね。
例えば、遊戯王カードには「テラフォーミング」というカードがあります。
このカードを使うと自分のデッキからフィールド魔法カードを手札に加えることが出来るのです。
フィールド魔法カードはもちろん同名の物であれば3枚しか投入することはできませんが、「テラフォーミング」を使うことによって4枚目のフィールド魔法カードの役割を与えることが出来ます。
手札に加えたいフィールド魔法カードとテラフォーミングを三枚ずつ採用すれば、デッキ内に6枚の同名カードが有るのと同じような状況になります。
このようなカードを採用し、キーカードを引き込んでいきましょう。
3.ドロー加速をする
カードゲームにはデッキからカードを引く瞬間があって、そこで一喜一憂している人は多いはずです。
アニメの主人公は好きなカードを引くことが出来るみたいですが、我々はそうはいきません。
デッキからカードを何枚も引くことが出来れば、キーカードを引き込む確率が大きくなるということはお分かりだと思います。
例えば、「成金ゴブリン」というカード。
このカードを使うと、相手のライフを回復する代わりに自分は一枚ドローをすることが出来るのです。
このカードを仮に三枚採用したとすれば、デッキが37枚で戦っているということと同意です。
デッキが少なくなるということはカードを引く確率が高まりますよね。
単純に「強欲な壺」のようなドローカードは誰が見ても強いというはずです。
今回は
・デッキに同名カードを入れる意味
・確率を上げる方法
に関してお伝えしました。
事故が無いデッキを作ることは不可能に近いのかもしれません。
しかし、それを限りなく少なくすることはできます。
主人公のような運を発動させることは難しいので、理詰めで補っていきましょう。
でも、最後の1%くらいはデッキを信じています。
この記事があなたのデュエルライフの一助になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ルールとマナーを守って楽しくデュエル!!
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