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「決めつけ」ない (2022/7/21)

記事の長さはおよそ1,500文字。2〜3分程度で読めます。

ITを味方に変わるシニア
仕事や学びをマッチング スマート補聴器サブスク
機器活用支援サービスも

2022/7/16(土)日本経済新聞夕刊

記事のポイント

  • 積極的にデジタル技術を取り入れ、よりアクティブな生活を実践する高齢者が増えている。

  • ウェブアプリのマッチングサービスで仕事を探したり、スマート機器で身体機能を補助したり。

  • 人生の選択肢を広げようと前向きに取り組む「スマートシニア」が活躍し始めている。

  • 平均年齢72歳。プロ顔負けの技術で個人宅の庭木を剪定する「SLFガーデンサポート」には、定年退職後のメンバー39人が所属する。作業予定や業務管理には、高齢者の社会参加を支援するプラットフォーム「GBER(ジーバー)」を使う。

  • 導入当初はダウンロードさえできない人が多かったが、互いに教え合い操作にも慣れるようになった。

  • 今ではほぼ全員がスマホユーザーで、これまで市の施設で開催していた定例会議は、ビデオ会議システム「Zoom」に変わった。

  • 「やればできる」という自信が、加齢に伴って身体や認知機能が衰えるフレイル予防にもつながる。

  • 高齢者へのデジタル機器の使い方を支援するサービスも広がっている。MIHARUは、個別講座の訪問サービスを展開する。

  • 政府は6月、「デジタル田園都市国家構想」の基本方針案を公表し、機器に不慣れな高齢者らの支援強化を記した。

  • MIHARUの代表は、「一人ひとりデジタルに対して不安に思うところが違う。パーソナライズしたサポートが重要だ」と語る。


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ITを積極的に活用する「スマートシニア」が活躍し始めているそうです。

ITを活用するシニアと聞くと珍しい印象も受けますが、
日本でインターネット時代の幕開けとなったマイクロソフトのウインドウズ95が発売されたのが、1995年の11月23日。今からおよそ26年前です。

現在70歳のシニアの方も、発売当時は44歳。
会社などでウインドウズに触れた可能性は高いですよね。


「シニア=ITが苦手」は、「決めつけ」かもしれませんね。


一方、シニアの側にもITは苦手と「思い込み」を持っている人がいるのは確かです。

3年前に亡くなった私の母は「私はこういうものはわからない」が口癖で、スマホどころかガラケーや新しい電化製品すら使おうとしませんでした。

試してみる前から、できないと思い込んでいたんですね。
その横で3歳の孫は普通に使いこなしていましたが(笑)


新しい製品やサービスは、基本的には人々の生活を快適にするために生み出されている。
いろんな面で生活に支障をきたすことが多くなるシニアになるほど、ITをはじめとした新しい製品やサービスを使うメリットが大きいのではないでしょうか。

今回の記事の中に、高齢者の社会参加を支援するプラットフォーム「GBER(ジーバー)」が取り上げられていましたが、私は2月17日の投稿で、高齢者向けの宅配サービスとして同じ名前のサービスを提案していました。
(「ジーバーイーツ」)

投稿へのリンク:


現状ウーバーイーツの利用者は若い方が多いでしょうが、本来料理の宅配は、元気な若者より足腰に不安のある高齢者が使うほうがよほど恩恵に預かれるはずなんですよね。


最終的にその製品やサービスを使うかどうかはともかくとして、いきなり「できない」と拒否反応を示すのではなく、いつまでも新しいものに興味を持ち続けていたいなと思う今日この頃です。


「思い込み」や「決めつけ」は、ありませんか?




本投稿は日経新聞に記載された記事を読んで、
私が感じたこと、考えたことについて記載しています。

みなさんの考えるヒントになれば嬉しいです。
「マガジン」にも保存しています。


「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」
ディアログ 小川





美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。