大人の学びかた
みなさん、お久しぶりです。
2週間ぶりの投稿になります。
投稿をお休みしていた間、
社会人向けの研修に関わっていました。
通常研修への関わり方としては、
次の3つがほとんどだと思います。
受講者として関わる
講師として関わる
運営担当として関わる
今回はそのいずれとも違う、
第三者的な立場で研修に関わるという
とても貴重な体験をしました。
今回いつもより客観的に研修をみる機会を得たことで、
研修についてのたくさんの気づきを得るとともに
新たな「問い」が生まれました。
研修についての問い
大人の学びかたは、これまでのやり方が最適なのか?
多くの方が、社会人になってから
研修に参加されたことがあると思います。
その時のことを思い出していただきたいのですが、
基本的には小・中・高校生の頃に受けた
学校の授業とあまり変わらなかったのではないでしょうか。
教える側:
「先生」として「答え」を一方的に教えようとする。
(「義務教育的」な教え方)
教わる側:
「生徒」として疑問を持たず「答え」を覚えようとする。
(「受験勉強的」な学び)
年端の行かない子どもがひらがなや九九を覚えるのであれば、
なんの疑問も持たずに「答え」を覚えることも必要でしょう。
でも年齢を重ねて様々な知識や経験を身に付けた
大人も、同じ「学びかた」が最適なのでしょうか?
ここ数年
「学び直し」「リスキリング」「リカレント」など、
「大人の学び」に関する言葉を目にする機会が増えました。
企業も積極的に「人への投資」を進めていますが、
これまでの「義務教育的」「受験勉強的」な学びかた
だけでは、効果は限定的な気がします。
いまは業務の一環として会社がお金を出すこともあって、
関係者全員がこれまでのやり方をなんとなく受け入れています。
(内心は「なんか違う」と思っている人がいるかも?)
でも本当に「大人の学び」を効果的なものにするためには、
受講者が「身銭を切ってでも学びたい」と思えるものにする
ことが大切だと思います。
まだぼくの中で、改善策についての考えが
まとまっているわけではありません。
これから時間をかけて「問い」を深めていくつもりです。
投稿をご覧いただいているみなさんの中にも、
「大人の学びかた」についていろんな意見や考えを
お持ちの方がいらっしゃると思います。
ご意見を聞かせていただけると嬉しいです。
「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」
ディアログ 小川