見出し画像

ワイパーの秘密🤫

車って走っていようが駐車していようが汚れます。
綺麗にするには洗車でしょう。自宅で洗ったりガソリンスタンドで手洗いか機械洗車したり、最近は洗車の専門店もありますし、自分で洗いたいけど場所も道具もない方にはブース貸出専門店もありますね。
お金と手間暇かけて洗車してキレイになるわけですけど、どうしても日が経つと汚れちゃいますし、砂や虫や鳥のフンなど日常には汚れる要素がたくさんあるわけで^^;

わたしは青空駐車場ですから割り切ってるわけで綺麗になった瞬間を楽しんでる感じです。笑

ただ1点だけ常にキレイでいて欲しい箇所があります。窓です。もっと言うならフロントガラスです。サイドガラスやリアガラスもキレイだと後方視界がいいのでキレイに越したことはない。ただ、いつもキレイにとは行かないし、凝視をする訳では無いので、
まぁいいかなっと。笑
これがフロントガラスだと話は違ってきます。

なぜか?

基本は前を見て運転しますし前方の状況をなるべくクリアな視界で見た方が情報を得やすいからですね。

雨の日にワイパー動かさないで運転するようなもんですよ!
1日、外に駐車しただけでフロントガラスにはホコリや砂、花粉、黄砂などありとあらゆる汚れが付きます。
その汚れが目立つと言うか気になる瞬間っていうのが
『光を浴びた時』に目立つんです。日光だったり信号や街灯などの光もです。光を浴びた時にガラスに付いた汚れ達が乱反射の原因となって前方が見にくくなります。結果、前方からの情報が得にくくなるし見にくいことでストレスになり疲労になって運転のしにくさに繋がります。

1日でそこまで汚れるなら毎日運転前に窓を拭けばいい!
って現実的ではないし一般的にやっている人も少ないでしょう。
それにメーカーだって何も手を打ってないわけじゃないんです。

ワイパーも進化

フロントガラスに絶対にワイパー付いてますよね!
車によっては後ろにもワイパー付いてます。
別に雨以外使ってはいけない訳でもなくて、ワイパーの本来の目的は雨水や汚れの除去なわけです。だからガラスの汚れを取るためにワイパーを使う事はOKです。
1点だけ注意があって『乾いた状態で使わない』事です。
ワイパーがガラスと接触している部分はゴムなので乾いたゴムは汚れなどに弱いです。乾いた状態でワイパーを動かすと最悪の場合、1回でゴムがダメになります。ダメになったゴムは変形しガラス面と接触しなくなります。接触しなくなるとガラスの汚れや雨水は取れないのでワイパーを動かした意味がなくなります。

やっぱり使っちゃダメなんだ…

って思いました?いえいえ、使っていいんです!
矛盾してる!って?たった1つの方法で解決です。
これです!
↓↓↓

ウォッシャー液

です。
知ってるよ!って方もいらっしゃるでしょう。
忘れてた!知らなかった!っていうこともありますあります(*^^*)
最近も車はこのウォッシャー液の噴射方法が進化してます!
私のマイカーのワイパーです
↓↓↓

なん付いてますね

ちょっと見た目が違うのわかりますか?
拡大してみますね。

ほら!なんか付いてるw

拡大してみました。なんか四角い物体付いてますよね?これがウォッシャー液の噴射口です。
どこに出てくる穴あるんだよ〜って?

ココです!

矢印の所からウォッシャー液が出てきます。噴射口が4箇所あるのでワイパー全体を濡らすことができ、ゴムの損傷を防いでくれます。
欧州車(ベンツとかワーゲンとか)は早くからこの方式だったと思います。国産車ではココ最近のモデルチェンジ辺りから普及してきた印象ですね。
これまではガラスにウォッシャー液をかけていた(基本はこの方式が多い)のでウォッシャー液が車体のあちこちに飛び散るのとガラスが乾いた状態で乾いたワイパーを動かすのでゴムが痛みやすい。

最後にそれぞれの噴射方式のメリット・デメリットをまとめてみましょう

ワイパーに噴射タイプ

◆メリット
・ワイパーゴムの損傷を防げる
・ガラスに均一にウォッシャー液を塗布できる
・ボンネット周辺がスッキリする
◆デメリット
・搭載車種がまだまだ少ない
・噴射方式にこだわっている人が少ない
・コスト高い(これから普及すれば問題なくなる)
・ワイパーが太く大きくなった様に感じる事もある

ガラス噴射タイプ

◆メリット
・これまでの方式なので安心感がある
・コストが安い(昔ながらの方式でノウハウがある)
・ワイパー本体のデザインがスッキリする
◆デメリット
・噴射口付近がウォッシャー液で汚れる
・ガラス以外にもかかる
・噴射向きが変わってしまう
・ガラスに均一に濡れない
・噴射口が目立ってしまう(隠すデザインも増えてるけどまだまだ)

最後に

従来型の噴射方式でもボンネット裏に隠したり同じ色の部品に取り付けて目立たないように配慮もされてはいますが、デメリットが目立ってしまいますね。

車両価格によって使い分けてもいいかな?とは思いますが、個人的には全車種このワイパー噴射方式になって欲しいなあと感じています。

いかがでしたか?
今回はワイパーという誰も気にしないし見向きもしない(独断と偏見)部品を紹介してみました。
他に気なる部品や機能などありましたらコメントお待ちしております(*^^*)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?