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れいわローテーションの悪夢再び。れいわ性加害問題加害者、出世か。



・2025年1月24日、またもやれいわ新選組は物議を醸す「奇策」を繰り返し発表した


 
山本太郎代表が新・れいわローテーション導入へ 参院選比例当選者は3年で議員辞職

 
記事によると、
 
山本氏は「新たな制度をやりたい」と比例代表で、『れいわローテション』の仕組みを変えて、新たに導入するとした。
 
「れいわローテーションは、2022年の参院選比例代表で当選した水道橋博士が翌年に議員辞職した際に発案された。比例名簿に掲載した議員を1年ごとに繰り上げるという斬新なシステムだったが、繰り上がり当選した大島九州男参院議員が1年後に議員辞職することはなく、山本氏は「心の整理がつかないということだった。事前にローテーションを約束したわけではなかった」と実現できなかった。
 
 新しいれいわローテーションでは、参院比例代表から立候補し、当選した場合、任期6年で、半分に当たる3年で議員辞職し、次の候補者が繰り上がるシステム。党側とローテーションに同意する書面を交わした立候補者のみを公認するという。
 
 山本氏は「参院の比例で10人エントリーして、比例で5人議席を獲得することになった場合、それぞれ3年でローテーションする。比例でエントリーした全員が議員を経験することになる。約束をしたうえで履行しない人がいるとすれば、タダの議席泥棒。憲法違反という方もいるが、当たらない。参院の比例は党の議席の色合いが強い」と話した。」
 
とある。2022年の「れいわローテーションの発表」に関しては、代表談話が残されているので、URLを添付しておこう。
 
【代表談話】水道橋博士の辞職・れいわローテーションについて(2023年1月16日 れいわ新選組代表 山本太郎

 
一部の信者はいつもの如く、山本太郎代表の言葉を妄信し、懸念や疑問の声を上げる方々を執拗に誹謗中傷した。特に、大島九州男氏を支持した方々への誹謗中傷は凄まじく、私の聞いた話では、
「れいわローテーションの分断、大島九州男氏や彼への誹謗中傷、「大島ファンの私怨だ」などと問題を矮小化されたことによって、心身に著しい打撃を受けた」
という証言もあった。
 



・れいわローテーションに対する意見


では、私ヴィクトリア…もとい、れいわサポーターズの関係者はどのような意見だったのか。
結論から申し上げると、

「議論するまでもない、反対だ」

である。
 
理由は多すぎて、全てを説明するとなると確実に24時間以上ぶっ通しで説明しても終わらないので、主な理由を3点のみ挙げておこう。
 

①     日本国憲法に違反する可能性が高い。


これは私のほかにも、多くの方が指摘しているだろう。参議院の仕組みに関しては、憲法で明確に定義されているので、該当箇所を引用しよう。
 
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。(中略)
第41条 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
第46条 参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。
第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。(中略)
第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
※日本国憲法・関係法規等:参議院より引用。

 
つまり、国会議員である以上、日本国憲法で決められた条文を尊重、擁護する義務がある。そして、国民の投票結果は国民固有の権利として反映される。また、参議院の任期は6年と決められている。
以上を確認すれば、山本太郎代表の「憲法違反という方もいるが、当たらない」が欺瞞であることがお分かりいただけるだろう。
 
余談だが、2019年12月18日の街頭演説で、山本太郎代表は

「第15条 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。(中略)」

「第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」

を引用し、街頭演説に集まった人々を鼓舞し、抑圧された自己を解放しようとしていた記録がある。これは私が写真に残しているので、添付しておこう。(れいわ新選組公式YouTubeチャンネルに動画もあり)

2019年12月18日 街宣場所にて。
2019年12月18日 新宿駅南口 街灯記者会見の現場。




②     一度導入したら最後、悪しき前例として残り、悪用される危険がある。


私がれいわローテーションと似たような危険性を秘めていると感じたものがある。それは「覚せい剤」だ。


学校保健ポータルサイト 薬物乱用防止教育 フリーイラスト集‐学校保健ポータルサイトより↓
https://www.gakkohoken.jp/freeillust/freeillusts/single/410

 「貴方は目の前の人が覚せい剤を服用しようとしていたら止めるでしょう?で、止められた人が「一回やってみたらいいじゃないか。反対するなら対案を出せ」「覚せい剤使用の議論も許されないのか?」と食って掛かってきたら、「それっておかしくない?」って思うでしょ。れいわローテーションはその位に危険で、だから反対されるんだよ。」

と、私は毎回、こちらのたとえ話を提示し、危険性を広めていた。(多くの人はわかっていただけるが、信者は「薬物だなんて大袈裟な例えを」などと反論してきた)

覚せい剤は一度服用したら最後、一生消えない誘惑を植え付けられ、死ぬまで誘惑から逃げなければならない。また、覚せい剤は心身に深刻なダメージを与え、覚せい剤によって人間関係も崩壊する。そればかりでなく、薬を売りつけようとよからぬ輩から目を付けられ、それに答えたら最後「成功体験」として、搾取の構造の駒として組み込まれる。 

れいわローテーションも同じだ。一度成功体験として前例を作ったら最後、よからぬことを考える輩に悪用される危険が高くなる。

そればかりではない。

所属国会議員もローテーションのことで余計な負担を強いられ、議会活動に支障が出る。また、選挙を経て政党に反映された国民の民意を軽視することも、国政政党としてあるまじきことだ。民意の軽視が続けば、

「参院選比例で個人に投票したって、所属政党が勝手に任期を決められちゃうんだから…もう参議院なんて要らないんじゃないか?

と、参議院不要論が益々加速するのだ。
 



③     れいわ新選組は山本太郎代表の独裁政党だから


 
そして、れいわローテーションの前例を作ってはならない最大の理由がある。それは、れいわ新選組の規約23条にある。
 
第23条 本規約に定めなき事項については、代表が決定する。
れいわ新選組 決意(綱領)・規約より引用」

 
先ほどの記事で「新しいれいわローテーションでは、参院比例代表から立候補し、当選した場合、任期6年で、半分に当たる3年で議員辞職し、次の候補者が繰り上がるシステム。党側とローテーションに同意する書面を交わした立候補者のみを公認するという。」という不可解な文があったが、ここまで強硬な態度でいられる最大の理由は、「代表の独裁を明文化している」と悪名高い23条である。
 
それは、2022年でも同じことで…多くの人から批判が殺到し、23条についても指摘する人がいた。すると、れいわローテーションが始まる直前、動きがあった。
 
「れいわローテーション」早くも頓挫 議員1年交代に反発か

 
「党関係者によると、比例名簿3位で繰り上げ当選した現職の大島九州男氏が、来年1月の辞職に納得しなかったという。山本氏は13日の会見で「大島さんと話し合った結果、この1年では(ローテーションを)前に進めることが難しかった」と説明。今後の対応は党内で検討を進めるという。」
 
先ほどの23条のことを念頭に入れれば、
「党の関係者が何かしらの嘘をついている。れいわローテーションに納得しなかった大島九州男氏が悪いと責任転嫁をしている。」
と、真っ当な感性をお持ちの方なら、欺瞞にお気づきになるだろう。
 
そして、2025年1月24日新・れいわローテーションの導入が発表されるにいたる。
 



・あとがき…れいわ新選組性加害問題の加害者、「管理者」として出世


以上が、れいわローテーションについての私見である。が…私が本当に伝えたいことがもう一つあったので、ざっくりと付記しておこう。
2025年1月28日、榎田信衛門氏の「IBBジャーナル」にて、衝撃的な情報が明かされた。
 
「レンジャーが出世したらしいですよ。」
※レンジャーというのは、れいわ性加害の加害者の隠語である。

https://www.youtube.com/live/VQW5T2UUecg?si=WAwA7duz0FEhmPYg

 
れいわ性加害問題については、被害者が直々に告発しているので、是非ともこちらもご確認いただきたい。(かなり見やすいですよ)
#れいわ性加害問題

 
現在、フジテレビが女子アナ献上問題の杜撰さを露呈し、世間からバッシングを食らっている。昨今では先人たちが戦ってくださったお陰で性加害に対する世間の目は(ゆっくりとではあるが)厳しくなりつつある。
 
我が国が性加害の撲滅を目指そう、男女や性的指向、思想信条や組織での立場を問わず、被害者が尊重される未来に変えていこうとしている中…事実ならば、れいわ新選組はとんでもない逆行をしたといわざるを得ない。
こんな「がばがばガバナンス」の政党が、れいわローテーションを実行したらどうなるのか。
私たちは今一度、次の参院選に向けて考えていく必要がある。
 
れいわ新選組の未来を決めるのは、私たち国民なのだから。

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