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とんかつ・カツ丼「かつや」の接客をただ褒める

夜に働いている、なゆた蟷螂かまきりです。
夜勤明けの朝ごはん「アケメシ(明け飯)」を記録しています。

予定変更! この素晴らしさを誰かに伝えたい

矢野口駅(稲城市)などというほとんど来ないエリアに所用があり、
少し“願掛け”したいこともあったので、
「カツ丼」を食べようと、かつやへ。

午後12時半。おそらく店が1番混雑する時間。
慌ただしい店内で、
ひとり窮屈なカウンターで食べるであろうランチ。
大きな期待もせず、入店しました。
アケメシでもないので、noteを書く予定もありませんでした。

それがなぜ記事をアップしたのか。
ひとえに店員さんの接客が素晴らしかったから!

日頃は人の嫌な部分しか見ようとせず、
口をつくのは愚痴ばかり。
減点法でしか他人を評価できない、
そんな私の心を、ただのチェーン店(失礼!)が、
こんなにも満たしてくれるとは!

というわけで、
ここからはかつやをただ褒めるだけのレポートです。

入店後、食券かタブレットかわからなかったので
その場に呆然と立ち尽くしていたら、
「何名様ですか? あいてるカウンターにどうぞ」
と、チーフ格の女性店員さんが
明るく元気な声で案内してくれます。

なるほど、口頭で注文するスタイルのお店のようです。

席に着くと目に前には
「研修中」と書かれた名札をした若い男性店員さん。
「あったかいお茶と冷たいお茶、どちらにしましょうか」
と、優しく声をかけてくれます。
温かいお茶を注文すると、その場ですぐに注いでくれました。

一連の動作はまだぎこちないけれども、
自分の出来る精一杯を、誠心誠意やろうとしていることが、
ひしひしと伝わってきます。

メニューを吟味している間も、その場で優しく見守ってくれます。
せかすでもなく、プレッシャーをかけるでもなく。
普通だったらこちらも、焦ったり、イライラしたりするのですが、
不思議と悪い気はしません。

少し悩んで「ソースカツ丼(竹)803円」を注文。

すると、研修中の店員さんが、
奥の厨房へ大きな声で注文を伝えます。
自然と厨房に目を向けると、

信じられないほどの、大勢の店員さん!
広めの厨房から、人があふれています。

店内を見渡すと、フロア担当の店員さんもたくさん!
ひっきりなしに来るお客さんに、チームで対応。
常に目配りができていて、
ひとり客、2人連れ、ファミリーを適切な席に導いていきます。

厨房、フロアあわせて10人以上。
そこでようやく気づきます。

人手がたくさんあって、余裕があるから
忙しいランチタイムでも
こんなに接客が丁寧なんだ!


そして、店員同士のいい雰囲気が
研修中の店員さんにもしっかり伝わっている!

老舗和食店にも匹敵する、いや、それ以上のサービス。
過剰すぎず、おしつけがましくないところがまたいい!

心底感心しながら、微笑ましく店員さんの姿を見守っていると、
10分弱で、ソースカツ丼が到着。

丼いっぱいのロースカツ!

ソースカツ丼には「梅(80g) 」「竹(120g)」があります。
だいたいこういうのは、
下のランク(梅)を頼むと、写真とぜんぜん違って、
がっかりすることも多いのです。
だから「竹」にしたのですが……

おそらく「梅」でも大盛りレベルだった!
接客だけでなく、ボリュームも素晴らしい!

そして、店員さんの接客のおかげで
何を出されても美味しく食べられる舌の状態ではあったのですが

味もちゃんとしている!

ひとくち食べたところで、
カウンターの壺に入っていたお新香と、和からしを添えます。
キャベツだけでも絶妙なアクセントなのに、
お新香の歯ごたえが、リズムを生みます。

そして、和がらし
これが鼻に突き抜けるほどに辛い。
でも、それがさわやか!

最後まで飽きることなく、本当に大満足で食事を終えました。

伝票を持ってレジへ。
レジも手の空いている人がやるのではなく、
固定の担当がいるので、客を待たせず、手際もいい!
本当にどこまでもエレガントです。

ひとつ心配なのは、こんなに店員さんを雇って、
人件費がかなり膨らんでいないかということ。

ちゃんとバイト代もらえているのかしら?
でも、お金の面でも満足しているから、
あれだけ優秀な接客ができるのですね、きっと!

あまりに感動したので、
次は限定のタレカツ丼を食べに行くと決意。
100円の割引券ももらったし!

でも、次に矢野口駅に行くのはいつかなぁ。

アケメシ情報

とんかつ・カツ丼「かつや」
場所:全国200ヶ所以上
時間:稲城矢野口店は10時30分~23時30分


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なゆた蟷螂
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