「エチオピア」に朝カレーがあるのは御茶ノ水店だけ!
カレーで一日を締める
朝カレーが体にいいことは有名ですが、こちらは夜勤明け。
朝カレーで一日を終えたい。
本日は、店名だけはさすがに耳にしたことがある
カリーライス専門店「エチオピア」に初来店することに。
神保町が本店ですが、御茶ノ水店に向かいます。
なぜなら、こちらには朝だけお得なモーニングがあるから。
住所を調べると御茶ノ水ソラシティB1とあります。
てっきり駅直結のルミネとかアトレみたいな商業施設を想像していたのですが……
思いっきりオフィスビル!
御茶ノ水ソラシティの公式サイトには
「水と緑、文化の香り漂うお茶の水に新たに出現したアメニティエリア」
と、香ばしいポエムが掲載されていました。
こんなところに、本当に庶民的なカリーキッチンがあるの?
信じられない気持ちで、オシャなエスカレーターを降りて地下1階へ。
ありました!
時刻は午前10時。朝カレーの看板を確認して店内に入ります。
思いは届かない サラダも届かない
勝手に券売機の食券制と思い込んでいたら、
席に座って、普通に注文する形式でした。
タッチパネルや自分のスマホで注文する
非接触スタイルも増えてきた昨今、
店員さんに口頭で伝えるのは、
コミュ障にはハードルが高く、少し億劫に感じてしまいます。
粗相がないよう、ビクビクしながら注文。
サンバルに、サイドメニューのタンドリーフライドチキンとグリーンサラダをオーダーします。
見回すと店内には男性ひとり客が2人ほど。
ガラガラだったのでカウンター席ではなく、
4人席をひとりで使わせていただきます。
1分ほどでカレーとタンドリーチキンが到着。
しかし、待てど暮らせどサラダが来ません。
店員さんが何事もなかったかのように、伝票をテーブルに置きます。
嫌な予感がして伝票を確認すると
!!!!
サラダの注文が通ってない!!!!
私がたどたどしく注文したからでしょうか。
だから食券制がよかったんだ…タッチパネルが良かったんだ…
口頭で追加注文なんて高等技術は持ち合わせていないので、
サラダはあきらめます。
さて、サンバルは、野菜のみのサラサラのルー。
重くなく、軽くなく、辛くなく、朝にはびったりの優しい味。
ちなみに「エチオピア」のカレーは「辛さが70倍まで選択できる」のが特徴のひとつですが、朝カレーは辛さの調節ができません。あしからず。
タンドリーチキンは2ケと書かれていましたが、皮の部分や切れ端もおまけで入っていて、そんな小さなサービスが嬉しくなります。
ルーがかなり少なく、チキンを駆使してもごはんが大量に余る予感。
どうしようかと思っているところにテーブルに福神漬けを発見し、
これをおかずに、事なきを得ました。
卓上に謎の「マーガリン」正体は…
福神漬けを見つけた際、
卓上の調味料に書かれた文字が目に飛び込んできました。
「マーガリンはスタッフ迄」。
読みにくいですが、確かにそう書かれています。
エチオピア上級者には常識でしょうが、私は初来店で、予備知識もほとんどありません。いったいどういうことかと頭をひねります。
カレーにチーズをトッピングするように、マーガリンを入れる?
それがインドカレーの常識?
よくよく調べるとエチオピアは、カレーを頼むとおかわり自由のじゃがいもがついてくるそうで、そのための注意書きでした。
ちなみに、文字が書かれていた調味料ケースの中身は塩です。
もちろん朝カレーにはじゃがいもはありません。
今度はランチタイムに来よう、そう強く心に決めました。
そして、70倍のカレーを食べるんだ。
サンバルは朝にはぴったりの量ですが、
夜勤明けの私にとって、これは「朝食ではなく夕食」なので、
少し物足りなりないな~と思いながら完食。
気持ちよく見送られたい ただ、それだけなのに
食べ終わり、いそいそとレジへ。
店員さんが厨房にいたので「ごちそうさまです」と声をかけます。
しかし、お弁当を作っているようで、出て来ません。
しばらく待って、少し大きめの声で、また声をかけます。
「ごちそうさまでした!」
反応ナシ。
いや、間違いなく聞こえてるでしょう。
せっかくここまで読んでくれている人を
不快な気持ちにさせたくないし、
あんまりこんなこと言いたくないのですが。
(控えめに言って感じわるぅ)
あんまり無視されるので、本気で店出ちゃおうかと思い始めた頃、
ようやく店員さんがめんどくさそうに出て来ました。
税込み表記だったので合計500円。
1000円札でおつりをもらいますが、
すべての動きが怠慢、怠惰、やる気がない。
きっと何か私が悪いことをしたんだろうな。
身に覚えのない罪で、自己嫌悪に陥りました。
ちなみに、朝カレーのない神保町本店は食券制で、電子マネーも使えます。
「エチオピア」のじゃがいもと70倍カレーは、
次回そちらで頂くことにします!