特等

どん底に落ちた私がいる

帯状疱疹　蕁麻疹

全てうまくいくって思ってた。
こんなはずじゃなかった

例えば今見える景色が遠くても　いい響きを

特等席
MVP
本日の主役
最優秀賞
トレンドの最先端
世界一を越えて宇宙一

今　目の前が真っ暗になっても
辿り着くための今が最上級の特等席

あなたや私にしか　書けないものがあって
あなたや私だから　拾い上げて

だから　心に響くものがあって

無名だからって気にしなくていいし
誰かに認められなくてもいい

自分だけは認める　

今リムジンに乗ってなくても
そこに私が座ってるソファが高級ソファじゃなくても
蔑むことなく誇ってやろうじゃないか

過去の私は　今の私に
安い服じゃない　オシャレな服を着て
外車に乗って
華やかな仕事をしていると思ってた

メンタルのことは考えてもいなかった………

今　ボロボロだからこそ
どん底に落ちたからこそ
無敵のメンタルになってきてる
ジワジワと　恐れていたのは
周りとの比較や　地位を失うこと
無から削ぎ落とされた今
自分自身を愛せなかった私が
何も無い自分を誇りに思うことなんて
想像もしていなかった
ストックも無いからこそ
得る楽しみがある
パイプ椅子でも　どんとこい特等席