【短文】8時16分の電車。
8時16分、毎朝同じ電車に乗る。
いつもと同じ経路で学校に通う。
目的地に到着し、降りる。
私は通常の人より歩くのが遅い。
後ろからどんどん抜かされる。
しかし、それが心地よい。
視界に入らない人間がどんどん湧き出てくる感覚。
とても面白い。
一人一人同じ時間を生きているが、速度が違うといつも感じる。
一人一人の人生があると感じる。
今日も人に追い越されながら、マイペースに自分の時を過ごした。
8時16分、毎朝同じ電車に乗る。
いつもと同じ経路で学校に通う。
目的地に到着し、降りる。
私は通常の人より歩くのが遅い。
後ろからどんどん抜かされる。
しかし、それが心地よい。
視界に入らない人間がどんどん湧き出てくる感覚。
とても面白い。
一人一人同じ時間を生きているが、速度が違うといつも感じる。
一人一人の人生があると感じる。
今日も人に追い越されながら、マイペースに自分の時を過ごした。