2021.05.08 お留守番

今日は朝から二人で留守番。母は美容院へ。

9時半頃、君のトントンと体を叩く手で起こされる。おはよう、というと笑顔を返してくれる。最高の寝起きだ。

身支度は手短にだ。歯磨き、シャワー、洗濯の用意、その度に、君に異常がないか細かくチェック。どうやら良い子だ。

今日は天気も良いので、ベビーカーに乗せて、アイスティーを片手に散歩に出かけることにした。

チンタラ歩いて本屋へ。道中、すれ違うおばさんから「まぁカワイイ!」という黄色い声援を送られる。「ありがとうございます」と返す。俺も慣れたものだ。というのもチョイチョイカワイイと声援をいただくのだ。

生きているだけで、見ず知らずの方に元気を与えているのかもしれないな。ただカワイイと言っていただけると、こちらも嬉しい。

本屋では不意に絵本コーナーで「さよならさんかくまたきてしかく」が目に入る。これは・・・話は全く忘れたけれど、俺も読んでもらったことがある本だ!

「これで良いか?」と尋ねると、「おあぅ」との返答。きっとOKということだろう。買ってやることにする。

家に帰ると飯の時間だ。離乳食を食べさせてみる。うん。なかなかうまくできたと思う。が、最後の一口の思っていたら不意に機嫌が悪くなり、暴れたため、器が床にひっくり返る。

次に粉ミルクだ。160ml作った。なかなかの量だ。最近粉ミルクに慣れさせたので大丈夫と思っていたが、どうも離乳食の最後の一口から機嫌が悪い。

無理やり飲ませようとするが、泣き喚いて話にならない。

ただ俺は諦めない。鏡の前であやしながら、40ml飲ませることに成功。ベッドに戻り、あと「4分の3だよ」と絶対に分からないだろう声がけをしながら、なんとか40mlを飲ませる。

それにしても適当にやっているのに、きれいに40mlずつ飲んでいた。何か底知れぬ大物感を感じるぞ。

さぁもう少し・・・と思ったが一向に飲む気配はない。男と男の意地の勝負をしていたら・・・母が帰宅したようだ。

楽しい午前中だった。

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