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スウィート・ノベンバー

美しい記憶を大切に遺したい? 汚くても生々しくても全てを刻み込みたい? 自分が消え去るのなら、どちら? 自分が見送らねばならないなら、どちら? 後悔したくないのが愛だろうか。 苦しめないことが愛だろうか。 苦しめないことだけが愛なのか。 苦しくなかったら後悔しないのだろうか。 苦しかったら後悔するのだろうか。 苦しいから愛なのか、 愛だから苦しいのか、 苦しくない愛もあるのか。 苦しめたくないという愛を受け取って 見送ることが後悔に変わるならば、 愛はどこを彷徨うのだろ

    • dear diary 20241113

      たとえば、 やさしい嘘のなかで嬲られながら生かされるより、 いっそのこと一思いに、激しい真実に殴り殺されたい。 嘘がきらいなわたしは、 向き合いたいのか逃げようとしているのか、 その場所からはどんなふうに見えていたとしても、 ただわたしは、わたしの全部で居ただけ。 だから、馬鹿みたいと自分で自分を笑う日々を捧げたことを、 誰のせいにもしない、嫌わない、恨まないで、自分に刻みつけていこう、 ずっとそうしてきたように。

      • 廻って、でも進んで

        • バーベキューは自給自足で。

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        • dear diary
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          dear diary 20240910

          最近触れた作品から、その内容とはあまり関係ないのだけれど、 16のときに知り合った子のことを思い出した。 折に触れて思い出すあの子のこと。 わたしの記憶がいつか壊れても、日記ちゃんは覚えていてよね。 絵里は同じクラスで、斜め後ろの席に座っていた。 首席で入学して、男子生徒が声をかけるのを躊躇うほどの美人。 いつもたくさんの女友だちが席を囲んでいたな。 (思い返すといつの時代も雑魚なわたしに近づこうとしてくれるひとは、首席クラスで人格者で人気者だったのはなぜだろう。 わたし

          To me 20240811

          わたしのなかの山荷葉 永い心の雨を吸い込めば しあわせと呼ばれる花弁は透明に 雨にうたれてしまったなら 白を失う前に容易に散りゆくそれは 透明でも目には見えなくても 確かに咲いているのだと 気付いてしあわせと名付けた人はだれ 冷たく湿気ったひとけのない高地にそっと息衝く 容易くは会えない姿に親愛という言葉を与えたのはなぜ わたしのなかの山荷葉 教えて どうしてそんな場所を選んで 触れられれば花を落とし 雨露を吸ったなら消えていきながら しあわせも 親愛も 誰にも定義さ

          dear diary 20240703

          いいの 夏なんて大嫌いだから 小さな頃から夏が嫌い だけどこの冬は長すぎた 芯まで凍ってぱりんと割れた わたしは今年の夏を失った 大切にしたかった夏が掌から零れ落ちたというのに それでも遠慮なく居座るこの日射しにこの熱に どんな価値があるというのか 誰も教えてはくれないから やっぱりわたしは夏が嫌いなまま 砕けた心が日差しと熱に溶かされたなら もう二度とはもとには戻らない わたしは夏を失ったのに また冬が冷やして固めてくれても もっと歪なわたしをつくるだけ わたしは夏を失

          dear diary 20240630

          6月が終わる。 この1年、今までに経験したことのないほどの体調や心境の変化があって、 自分の身に起きていることなのに何故か何かに巻き込まれているような、 何が起こっているのか理解が追いつかないような、 ジェットコースターのような心身をどう制御したらよいのか、又はしないほうがいいのかもわからない、 おいてけぼりのような気持ちでいることが多かったのかな。 未だに置かれている状況がよくわかっていないのかもしれない。 そしてそのことにひどく疲れているみたい。 6月は、起き上がる

          dear diary 20240628

          砕かれた心臓のかけらたち きれいに並べて鑑賞会 ひとつひとつの嘆きを瞬きを 慈しむように味わった 満足そうな笑顔で声色で 乱雑に仕舞う 大切だ、大切だ、と呟きながら乱雑に 飲み込んだ嘘は そのまますべて、からだに残る痣となった 贈ってくれた嘘とちょうど同じ数の あなたを信じた証明書 そんなからだ、もう脱ぎ捨てなければ許されない   あなたはいつも正しかった あなたはいつも教えてくれた その鏡に写して 8341 これがわたしの命の値段 そっと埃を払って 値札をつけてくれた

          dear diary 20240625

          時々、暗闇の底無しを永遠に落ち続ける夢を見る。 いろいろな種類の不快な夢に滞在しなければならないことがあるが、 底無しで落ち続けなければならない夢が、わたしは一番苦しいかもしれない。 終わりの見えない怖ろしさだから。 4月、5月、6月はそれが夢だけではなく現実だった。 4月、落ちたな思って、気がついたら戻れないでいることに気づく。 なんかおかしい。 でも今までもそんなこんなでやってきたじゃない?と、誤魔化してみる。 5月の初め、 よく晴れた暖かい日、 淡い水色の空に薄

          dear diary 20240427

          嘘ばかりの世界で 嘘みたいな本当を両手に抱えて まじりあうように 気づいた嘘も本当にしてしまえばいい 自分が本当だと思えばそれは本当になる 本当だねって笑え も゙う抗う力がなければ本当にして笑え 笑えなければ退室するしかないね やさしく美しく本当できれい それだけで成り立つ世界で生きたかった そんなものはね夢の中にもないよ ある(仮)としたらヘンテコな宗教のなかだけかな どこにもないものを探したってしょうがない でもきっとその中でしかわたしはわたしとして居られない ああ

          dear diary 20240424

          最近の考えごとで、たくさん自分のピースを拾った気がする。 でも、おかしいんだよ。 いっこいっこはそんなおかしいことになってない気がするのに、 全部合わせようとするとわたしのなかに収まらない。 入ってたはずなんだから入るだろ?って思うじゃん? 絶対に蓋が閉まらない。 なんで?って困って、その自己矛盾みたいな何かがとても疲れになってる。 自分の中にあるときは圧縮してたものが、膨らんでもう戻らないようになってしまったのか。 一度散らかしたらゴミがついたのか、踏んでひび割れて拡が

          dear diary 20240325 パンのかけらをわたしに、光る小石をあなたに。

          陽が東へ沈む国で生まれた者がいた 星に逆らう人を止める事はしない あなたももう、行くのでしょうか 陽が西から昇る朝に月を追うのはわたし 一緒に沈みゆくのをどうか止めないで あなたの手も触れずに行こうか 石橋を叩いて叩いて叩いて壊す もう戻らないで 追うこともしないから 前も見ず歩いて歩いて歩いてただ歩いた先 もう戻れないな 道なんて覚えていないから わたしの落とした紫色の影をどうやって見つけたの 見えない目で、子どもみたいな指で、ざらついた声で …つかまえないで こん

          dear diary 20240325 パンのかけらをわたしに、光る小石をあなたに。

          dear diary 20240207

          .

          ¥50,000

          dear diary 20240207

          ¥50,000

          dear diary 20240204

          車に寝転んで窓から見える空  粘土をこねるみたいにどんどん形を変えていく雲をずっと眺めていた 電線をゴールラインにして通過していく どの子も逸れないでね  流れる雲に乗った気分でいつの間にか わたしの意識も流れた  風に起こされると雲の行く先は変わっていた 反対へ反対へ  逃げるようにも見え  原点に帰るようでもあり  前方とは常に向かう先次第 自分次第  どれも置いていかない  夜の灯り 星の見えないこの町で  車に寝転んで窓から見える空  目の奥のスクリーンに映して

          dear diary 20240402

          一瞬浮いたりまた沈んだりしながら、 やっぱりわたしの命というのは、18歳からずっとアディショナルタイムなんだなぁと、少し離れた場所から誰かの事を見ているみたいな目線で居る。 他人事感というか、感情が欠如しているのか、そこに体温というものが確認できない。 もともと余生だと思っていたけれど、この数年くらいのあいだでその意識は強まって、真正面から突き付けられて逃げられなくなった。 実家関係や子育てで思うこと、躓くことがあると、 自分の成育歴を直視することを避けずに通ることはできな