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AI活用の入り口:プロンプトの基本-その7-具体的な活用①

昨日の内容、いかがでしたか?
ひと息つけるテーマかなと思います。
今回はAIの可能性にも触れますが、私の考えでしかないので読み飛ばして大丈夫です。
ゆったりリフレッシュしながら、軽く流し読みしてみてください!

1.場面と口調


仕事に使う資料を作成する手伝いをしてほしい時や、提案書の構成や内容分析をするときは「友達」よりも「ビジネスマン」であってほしいですよね。
そんなときは、もちろん敬語が最適です。

逆に、恋愛の相談をしたいときは、「友達」でいてほしいので、ため口やあなたが普段話す方言で話言葉がいいでしょう。
あ、そんな話をAIにしていいのかと思った方もいるかもしれませんね。
一度、どこかで話したことがあるかもしれませんが、AIは何のプロにでもなれる存在です。
なので、「恋愛マスターになってアドバイスをして」というプロンプトを作成して指示を出すと、こういう時はこうしたほうがいいよと教えてくれます。

また、あなたが受験生で、AIに数学を教えてほしいという場面だと、あなたが生徒、AIが先生となりますよね。
いつもはあなたが上の立場になりますが、AIが上の立場になるということも可能です。
「今、私は受験生で、数学の勉強をしています。わからない問題を伝えるので解説してください」と指示を出せばいいのです。
この場合でも、AIが下に出るのは変わりません。丁寧な先生になってくれます。

2.口調を用いた社会問題の解決


「社会問題」と聞くと大きなテーマになった…と思うかもしれませんが、大きな可能性のある内容だと思っていることがあります。
それは、不登校問題です。
いじめなど、日本だけでなく世界中で深刻化しています。
学校に行けなくなってしまった…学生の視点では大きなことですが、社会人になった私が思うのは、学校以外の世界にはたくさんの人がいて、心の底から友達になりたいと思える人に必ず出会える、仲間は必ずいる、ということです。
ただ、自分が会いたいと思う人に会うには、自分らしさを磨かないといけない。自分らしさを磨くには勉強をして進学する必要があったり、スポーツの練習をして上達する必要があります。自分らしさの核となることを極める、成長させないといけない。
「学校」は本来、そういうことを学ぶ場所だと思いますが、残念なことはどうしても起きてしまうのです。
学校に行けなくなった本人にも頑張らないといけない場面はあると思うので、一概にどちらかを擁護することはしませんが、学校にいけないからということを理由に苦しむ日々を過ごすということだけは否定したいです。絶対にもったいない。

そこで、私が可能性を感じている(すでに導入しているところはあるかもしれない)のが、AIティーチャーとAIフレンド、AIカウンセラーです。
授業を受けるときは先生になり、休み時間には友人になる。そして悩みがあるときやカウンセリングが必要な場合にはカウンセラーになる。
理解者はそばにいるということを信じられない学生もいます。でも、漫画やアニメのキャラクターなど、好きな存在はいますよね。きっと。
そのキャラクターと友達になったり、「あんたならどうする?」と気軽に聞けたら、勇気をもらえたりするんじゃないでしょうか。

ワンピース好きで、学校に行けなくなったことをマイナスに思って塞ぎこんでいる学生がいれば、例えば、ルフィーと話すということです。
最近、問題になって声優さんたちが声明を出していますが、許可を取ったうえで音声を使うことがもしできるなら、文字じゃなく本当にルフィーの声で会話ができれば、塞ぎこんでしまった心も徐々にほぐすことができるかもしれません。
日本の文化であるアニメは誇らしいものです。それを日本の将来を担う若者の支援に役立てることができるなら、是非ともそうしていきたいですよね。

こんな社会課題を解決できるのはAIだと思っています。
いじめをなくすことができなくても、いじめを乗り越えられる人たちが増えれば、「なんてしょーもないことなんだ」という考えが広まることでしょう。結果、いじめをなくすことにつながるのでは?

今回は難しい話をしましたね。良いプロンプトを作るというテーマとは逸れるので、軽く読み飛ばしていってください。
では、また明日。

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