前回に引き続き、2つめの例を紹介します。
「種類・ジャンル」に注目して、似た言葉で似た質問をしてみます。
「季節」の同じ種類・ジャンルの言葉は…
この中から「気候」「天候」を使ってみましょう。
①夏の気候ってどんなもの?
②夏の天候ってどんなもの?
まずは①
そして②
違い…わかりますか?わかりにくいかも…
私もこの2つの回答の違いがピンと来なかったので、前回同様に聞いてみました。
「今、私は「気候」と「天候」を使ってそれぞれ質問をして、あなたは回答をくれました。どのようなことに気を付けて回答してくれましたか?」
その回答がこちら!
「気候」に対しては平均的に、「天候」に対しては具体的に、ということを意識してくれたようです。
日本人でも区別に迷うような言葉をしっかりと使い分けてくれます。
もちろん、日本人より日本語に詳しいです。(笑)
前回はとても分かりやすい違いでしたが、今回はパッと読んだだけでは違いに気づけない例でしたね。
ただ、それでも「どの名詞を使うとどう変化するのか」を考える大切さはお伝え出来たと思います。
あなた自身がどのような答えが欲しいのかを示すために大きなカギとなります。たくさんの言葉を知っていることやそれぞれの違いを理解していることは様々な場面で重宝される知識です。
作家さんや表現者は特に強いでしょう。
また、学校でいわゆる文系・理系とくくられますが、文系の人にとっては理解しやすいテーマかもしれません。
AIに詳しい人は口をそろえて言います。
「これからは文系の時代だ」
それはプロンプトをうまく使いこなせる傾向があるのは、文章を得意とする人たちだからです。
今まではプログラミングなどシステムができる人が強い時代でした。
そこに立ち向かっていける能力がAIによって簡単に身に着けられる時代です。私は完全なる文系なので、とてもワクワクしています♪