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幸せの法則・運命学

 占いと言うと禍々しいものと思う方もいるかと思いますが、占いは”運命学”のひとつです。
では運命学とは何でしょう?
私の解釈は、この地球に注がれる月や星の力や気象などの自然現象を読み解き、この星の自然の流れと自分のバイオリズムを理解し、幸せに生きる術であると思います。

 長野県の諏訪湖の「御神渡り」ご存じでしょうか?
諏訪湖が全面結氷し、覆った氷が寒暖差により膨張と収縮を繰り返し、せり上がった氷の筋道を見せる自然現象です。
この筋道の方向やせり上がり具合などを見て、その年の豊作や世相などを占う神事です。古来から占いは様々な出来事を占う神事として行われていました。

2018年の御神渡り 5年ぶりの出現でした。


運命学には五術あります。

☆命術
人間に主眼を置き人間を理解する術法です。
生年月日時から性格・体質という基本的な事から、その才能の適正や運命を知ります。
占星術・四柱推命・紫微斗数など。

☆卜術
事柄に主眼を置いた術法です。
生年月日からは測定されない事柄について、「事の発生した時間」あるいは「自己が占う時間」などによって事の成り行きを予測し対処法を考えます。易・タロットカード・ルーンなど。    
卜術は道具にも力が宿るとされています。

☆相術
目に見える物体の観察に主眼を置いた術法です。
印相(印鑑)・名相(名前)・人相(顔)・家相(家)・墓相(墓)
手相占いも相術になります。

☆医術
人間の肉体に主眼を置いた術法です。
現在で言う「医学」「医術」のことです。
漢方・方剤・鍼灸など。

☆山術
肉体と精神の修練によって「こころ」と「からだ」を強め「人間の完成」を目指す術法です。
禅・ヨガ・仙道・その他の自然健康法。
呼吸法や静座法・自然食餌法・瞑想・アーユルヴェーダなど。

以上、五術です。

 人間は肉体・精神(心)・魂の三つが整っていることが健康で幸せな状態であると言えます。
占いを含む運命学は”自分を知る”こと””自然を知ること”から始まります。

”不思議”と感じる心は世界を広げてゆきます。
好奇心を持ってまずは何でも”知る”、そして”学ぶ”と言うことが大切なのだと思います。
知識はまた次の知識を呼び寄せます。
生きることはたくさんのことを感じ、そして学び続けることなのだと思います。

なので占いは決して怪しいものではなく、当たるとか当たらないとかでもなく、この世界で起こるあらゆる現象を読み解き、学び、理解することなのだと思います。

  占い師をやっていると「インチキ」だとか「怪しい」だとか色々言われます。否定的な感情をぶつけられることも今までたくさんありました。
真実を知ろうとせず、いとも簡単に他人を否定してしまうような時代になってしまいました。ただこれもこの星の自然な流れなのかもしれません。

でも、ひとりひとりが自分の心の在り方を大切にすれば、この世界は幸せな世界になるのだと思います。
だって誰もがみんな幸せになりたいのですから。
だれも不幸など望んでいないのですから。




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