そうだ、和歌山に行こう~熊野古道を歩く~
旅行の動機は人それぞれだと思います。
私は某写真ブログの方の影響がありまして、「この世界にある美しい景色を見る」というのが動機になっています。
元パートナー関係で知り合った写真趣味の方は、「みんなの手垢のついた構図で写真撮りたくない、観光地なんて何が面白くて行くの???」と言っていました。
そこが観光地になったのは、それが「綺麗」だと思ったから観光地になったのでは……?
行ってもいないのにけちょんけちょんに言わないでほしい……
というわけで、私は自分が見たいと思ったら行こうと決めています。
行くったら行くの!!
以前の私だと、絶景>登山だったので、どうしても行きたい先がとっちらかってしまっていました。
今回はだいぶ落ち着いていたので、「熊野詣」という明確な目的を元に行程が作られました。
先輩の手で。(お前じゃないんかい)
先輩手際よすぎて、実は旅行会社の人なんじゃないかって思うぐらいしっかり行程組んでくれました。
「こんな感じでどう?」と送られてきた行程表にびっくりしました。
もともと地元だということと、和歌山県内を撮影ドライブしていたためもあると思うのですが、まあすごい。
同じことを私の地元でやれと言われても私は無理です。
さて、今回の旅行、実は天気に不安がありました。
台風と秋雨前線の影響でちょっと危うかったんですね。
なので、雨用の計画も事前打ち合わせをしていたのですが、朝起きたら海側は晴れてるっぽい??
曇りの予報を信じて、いざ熊野本宮大社へ。
熊野古道はたくさんの道がありますが、今回歩いたのは中辺路の一部です。
熊野本宮大社の近くにバスターミナル?みたいな場所がありまして、そこから発心門王子(バス代470円)という場所に向かってバスが出ています。標高的にはバスで登って、下りながら下りてくるというルートが定番の様子。実際、いっぱい人が乗ってました。
田辺市からガチで歩くルートも身震いするぐらい楽しそうなので、いつか行ってみたいですね。
道としては、集落と山道を交互に歩く感じでした。
途中、お茶屋さんがあったので一服。(写真撮り忘れたのが残念)
外国人のお客さんが多くて、お店の方が英語で対応されてました。
「とぅーはんどれっといぇん!」
「あ、はい、すいません、これでお願いします……」200円渡す。
何か日本語なのが逆に申し訳なかった。
そしてここでハイスペックな先輩が、注文に困っていた外国の方との間で通訳をなさってました。
せやったこの人イギリスに短期留学してたんやった……(その当時のお話は少しだけ伺ったことがあるが、結構苦労されたらしい)
少し休憩させていただいて出発。雨に降られたりもしたが、足元に気を付けていたため転ぶことなく進む。
大斎原が見えた。
このタイミングでは小雨だが、逆にそれが幻想的に感じました。
この神倉神社、石段がかなり急で、雨の日は下りは特に足元注意。
実は前日に父が「持ってくか?」と私の登山用ストックを渡してきたのですが……もらっとけばよかったなぁ。
途中に千穂ヶ峰の登山口を見つけてwktkしてしまったのは言うまでもありません……
この後は新宮の宿泊先に向かいました。
見た目かなりレトロなビジネスホテルだったのですが、部屋は綺麗だしフロントの方は親切だし、いやもっと金額とってもいいと思うんだけど???という破格のホテルでした。
お食事は先輩が予約を入れてくれていたところへ。
こちらも大変美味しかったです。
ホテルに戻ってから、汗を流してさっぱりしてから少しお話など。
思えば楽しい時間というのはあっという間に過ぎるものです。
お話もしていたいけど、眠気がすさまじく。
この時期若干睡眠時間のサイクルが崩れて「寝られない」なんてことがあったのですが、( ˘ω˘)スヤァと安眠しました。