健康は、宝。
ちょっとだけ間が空いた!
最近の出来事。
娘の登園しぶり。
相変わらず忙しい仕事。
子ども達の発表会での姿に感動。
大阪に引っ越しする友達との電話で、女の人生について語る。
そして、最新の私は…
今日一人でスーパーに行き、カートを押して歩いていると突然の背中の痛み。
前触れもなくズキッと痛くなり「運動不足だし、ぎっくり背中ってやつかな」なんて考えたままなんとか買い物を済ませる。
帰りの運転。
左折、右折、あっ、ハンドルを切ると痛い。
帰宅して夫に話し、お昼も食べないままいったん横になる。
仰向けになると余計に痛い。ならば斜めと思ってなんとか居心地の悪くない姿勢を探す。
まだマシ、な姿勢は見つかるも、完全に痛みが取れることはない。
なんか、不安だなぁ。そう思って、休日の健康相談ダイヤルへ。
(のちのちこの判断が正解だったことになる)
背中右側の痛み、普通にしていて痛くて動くとなおさら痛いということを説明すると、
血管の多く集まっている箇所であること、膵臓や腎臓の病気が潜む可能性があることを説明されて、通話が終わったら救急車を呼んでくださいと。
えっ、そこまで?たしかに痛いけど…
夫に相談して、救急車なんて来たら子ども達に心配かけちゃうしなぁなんて渋っていたら、
もっと心配かけることになったらどうする!!!と背中を押されて救急車のお世話になることに。
歩いても行ける距離にある場所からあっという間に来てくれた、救急車。
中から2人の男性隊員さんが出てきてくれる。夫に荷物を持ってもらい引き渡してもらう。
横になるより座っている方が楽だったから、ひとまず着席して一つ一つ質問に答えていく。隊員の方々は、内科に行くか整形外科に行くか迷っていた。
内科ならここ、整形外科ならここ、と選択肢を探り、電話をかけながら私の状況や受け入れ可能かなど連絡を取る。
私が「息を吸うと痛みが増す」と言った追加で言った一言に反応し、内科に行くことになった。
本当にたまたまだけど、娘が2歳の頃川崎病で入院した病院だった。巡り合わせというかなんというか、すごい確率にびっくり。。
先導して説明と聞き取りをする隊員さん、
メモを取りながら病院の空き状況や病因の可能性を導き出していく隊員さん、
すぐ発車できるようにスタンバイしている運転手さん。
御三方のスムーズな連携に、患者ながらもなんだか感動してしまった(そして若くてとってもかっこいい方たちでそれも印象的だった)
いつもは道を譲る救急車。
今日は道を空けていただく側。
それを当たり前のようにしてもらうことへ、感謝したのだった。
病院に着くまでは、体を気遣いながら痛い部分に気持ちを集中させていた。揺れた時に「今の、痛かったですか?」と声をかけてくれる隊員さん。
医療従事者として確認しているのはわかっているのに、優しさを感じてしまう自分。
そして病院に到着。
若い女の先生と、その方よりは年長者かなという男女の看護師さん一人ずつの三人に対応してもらう。
血圧測定、聴診器、問診に触診、心電図、レントゲン、採血。
看護師さんは、お若い女の先生の判断のもと動いていたようだった。年齢は関係なく、医師は医師の、看護師は看護師の仕事をしているんだなと感じた。
そして、そこに慣れている様子の男性医師が来てくれる。
ここは見逃さないように、という要点を伝えつつここはクリアしているから可能性は無さそうだというのを、若い女の先生と一緒に一つ一つ確認していた。
補足的な説明や、まだ聞かれていないようなことを、とにかく取りこぼしのないように私に伝え、私が安心できるよう「あとはこれを調べてみて、こうだったらこう、こうだったらこう」という見通しを持たせてくれた。
その先輩医師の姿を見ながら、この女性のお医者さんは学んでいくんだろうなぁと、背中の痛みを感じながらも思った。
メイクもしていて小柄で可愛らしいお医者さんに、美人な看護師さんに、清潔感のある先輩のお医者さん。
これがドラマの現場と言われても成り立つんじゃないかと内心思ってしまったけど、こうして日曜日に病院に勤め、救急車で運ばれてきた患者に真剣に向き合ってくれている、なんとかしようとしてくれている本当の医療従事者の方々なんだと、
この方々を前に私も正直でありたいと、なんだか気持ちが引き締まった。
もう一人救急患者の受け入れをするというところで、最後にCTをとると言われ別室へ。
聞いたことはある単語なのに内容はまったくわからなかったCT。ストレッチャーで運んで頂き、これがCTか、なんて頭は冷静な自分。
それも終わり、痛み止めの点滴が終わるまでベッドど待機。その隙に夫にLINEで連絡。点滴しているのでギリギリ手を添えて、最低限のスマホ操作だけ。
何分かすると、さっき診てくれた先輩の男性のお医者さんが来てくれる。
結果は…
「尿管結石」!
聞いたことはあったけど、自分が実際になるとは思ってなかった病名。
あっ、ただのぎっくり背中じゃなかったんだと。
看護師さんにも言われたけど、背中の痛みを放っておくと重大な病気に気付かない可能性もあるから来てよかったですよ、と言われた。
あの時自分が救急相談に電話しなかったら、
夫が迷わず救急車を呼べと背中を押してくれなかったら、気づかなかった。
私の中で悪さをしている結石は、3日ほど経っても出てこなければ泌尿器科を受診とのこと。
手術の可能性も示唆される。
結石レース、
まずは第一コースは膀胱までの道。
第二コースは膀胱から尿道を通って外の世界までの
第一コースから第二コースまでの休憩地点(膀胱)を漂っている間は唯一痛みが和らぐが、それ以外はなかなか痛いです、と言われる。
こわい。
でも、結石が小さくなる薬、痛み止めの薬を出してもらうことになり、水をいっぱい飲んで早く結石を体内から出す努力をするしかないそう。
命にすぐに関わるような病気出ではなかったけど、本当に見つかってよかった。
体質的な要因もあれば、
運動不足や不摂生が要因とも言えるからなんとも特定はできなかった、
とりあえず、まずは3日間安静に過ごすことにした。
そしてこれを期に、健康に対する意識が自然と高まった気がする。
病気って、健康を損なうから絶対に避けて通りたいんだけど、いざなってみると
あぁ、ここから健康人生始まっていくなとも、私は思った。
健康でいられることがいかにありがたいか、とても学んだ出来事だった。
痛いけど、負けないぞ!