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マクロな細菌

姉が昨日、LINEで深夜1時半に『バクチャーって知ってる?』凄い微生物だ、と言ってきた。

深夜3時前に寝苦しくて目覚めた私は、そこからスマホでバクチャー(知らなかった)について調べた。

なるほど、すごそうだ。
バクチャーを使う開発者のこころざしがイイ。

『微生物といえば理恵(私)やろ』と姉より。

私は、微生物とか水とか土とかいうのにちょっぴり語るときがあるので(何人かの近親者にしかそんなことは話さんけど)教えてくれたらしい。

最近読んだ本(エラ.フランシス.サンダース著)にも、私のきもちを肯定するような事が書いてあった。

私たちの身体には、全ての細胞の10倍もの数の微生物がいて、わたし対細胞の比率でいうと1対1くらいらしい。

微生物を取り除くと、私は半分の容量になってしまうのか(それはビックリ)

しかし、筋肉大男とかおばあちゃんとかでやっぱり違うわけで、人体に生息する細菌の数は30兆から400兆とか、えらい幅があり、研究者でも正確な数値は掴んでいないようだ。

もちろん微生物の多さは免疫活性の影響もある。

『できる男はウンコがデカイ』という学者さん(東京医科歯科大名誉教授)が書いた本には、微生物(やる気や若々しさのもと)の数が排泄物の大きさに関わっていると明記してあった。

頭のてっぺんから指の爪先まで、ビッチリ共存生息しているほとんどの細菌は、私たち人間のためになることを沢山してくれているけれど、なかでも腸内細菌においては、互いの利益だけにとどまらない神秘的な関係性がみられるらしい。

腸内細菌はなにも、食べたご飯を消化吸収するのを手伝ってくれているだけではなくて、私たちの感情、価値観、行動、判断、そういう、ひとりひとりの生き方に対しても影響力があるということ。

(腸と脳は神経、科学物質、ホルモンで繋がっている。前述の名誉教授によれば、腸こそ脳を支配しているとか)

かくいう私は子供の頃から便秘症で、10日や2週間、排便がないとかザラで
出たとしてもコロコロうんちしか会ったことがなく、自分の欠陥のひとつだと捉えていた。

ちまたの便秘改善方法はだいたい網羅した。

あらゆる食べ物や飲み物、西洋医学的プラス東洋医学的内服薬、アーユルヴェーダ、睡眠や運動の生活様式、針灸、お祈り…もう、便秘を気にしないこと!

などなど。

いまでも毎朝快便とは言わないけれど、苦節ン十年、なんとか押したり引いたりして腸内細菌との関係性は私なりに距離をちいさくしつつある。

その試行錯誤のなかでも、微生物はやっぱり、私たちの気分や行動を左右するだけのミクロにしてマクロな(雄大な計り知れない)力を持っているんだろうなあ、と思う。

だから、やたらな消毒に積極的ではないし(てか人類弱体化計画の一部かと云うくらい懐疑的)
コロナもただの殺人ウィルスとは思っていない。

姉が教えてくれたバクチャーいうものも
へー試してみたいなーと思っている。

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