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手に入れたいものは、手放すもの

いま、経済がなんたらかんたら
って聞きかじる。
それは、だいたいは「家賃収入が入らない」「従業員に給料が払えない」「株が暴落した」という、『持っている人々』の話。
「仕事が少なくなった」「仕事が無くなった」でさえも、『仕事を持っている』ひとの話。

なんにも持ってない人は、経済の混乱もどこ吹く風だと思う。実家の母親は、もともと何も持ってないので、テレビを1日見ていても世の中の騒ぎを「いったい何で困ってるのか分からん」というような違う次元から見ている。

この現象は経済だけれども

自己に対する欲求にも当てはまると感じた。
「変化したい」「実現したい」「挑戦したい」

自分はもっと、なんとかならなくちゃと思ってしまう。幸せにたどり着くためなのか、納得したいのか

流れにのって、より成長したい
向かい風を利用して、より賢くなりたい

ついそんなふうに自己実現を求めてしまう。

「幸せになんか、ならなくてもいい」と自分に言い聞かすのだけど
宇宙の拡大に引きずられるように、自分も拡大したくなるのだ。

これから、『土地やお金や資産を持っている』だけで苦しむ世の中の流れになっている。
しかし、それを手放したら楽になる。

私も『成長したい』という思いはもしや苦しむ流れかもしれない。それを手放すことが私が今することかもしれない。

今朝、ゆっくり先導してくれていた子猫。ニャーと言ってくれていたのに私が欲を出して写真におさめようとしたので、サッと駆け出してしまった。

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