教員から公務員への転職#5日目
8年間小学校教員として勤めた後、市の公務員へと転職したディーンです。
さぁ、いよいよ今日で研修終了です。
いろんな人の話を聞く中で、
「この人の話は聞けるなぁ」
という人もいれば、
「ねっ、ねむい、、、」
となる人も。
この違いはどこから生まれるのでしょうか。
イチ教員として、伝える仕事をきてきたからでしょうか。気になってしまいます。
細かいテクニックはあると思うんですが、1番の決め手は「熱量」であると感じました。
話の「熱量」
真剣さ、必死さとも言えるかもしれません。
その「熱力」はどこから来るのか。
それは「経験」です。
こんな研修がありました。
福祉体験、目隠しをして視覚障害を体験したり、車椅子に乗ったりする研修です。
講師の方は決して話しが流暢ではないのですが、不思議と話しが集中して聞けるのです。
その方は障害者の自立支援を行うNPOで働く方でした。
障害者の方が受ける差別を実際に感じたエピソードを語るときの熱量は、テキストをなぞるだけでは決して生まれないものでした。
公務員のように事務処理が多い仕事ではどうしても作業的になりがちですが、その仕事の先には人がいます。
5年後、自分の仕事を語る時、「熱量」を持って語れるなら、それは幸せなことだな、と感じました。