Deaf Tennis 2024 Global Challengeとは
『Deaf Tennis 2024 Global Challenge』開催のお知らせ
みなさま、こんにちは。一般社団法人日本ろう者テニス協会理事長の森本尚樹です。2024年11月2日から5日まで「有明テニスの森公園テニスコート」で開催されます。
デフリンピックに向けての前哨戦
この大会は、2025年11月に日本で開催予定の『デフリンピック』に向けた重要な前哨戦となります。そのため、大会運営方法を実践し、デフテニス選手の試合を本番に近い形で行うことを目的としています。
また、審判も手でカウントする方法を採用し、試合運びをスムーズにする工夫を取り入れています。東京都と協力しながら、現在、準備を進めています。
海外選手を迎えてのおもてなし
今回の大会には、オーストラリア、フランス、中華台北からもデフリンピックに参加されたトップ選手を招待しました。選手たちにとって「有明テニスの森」で試合を体験することは、東京2025デフリンピック本番に向けた貴重な機会です。
現状の課題とその解決策
アジアブロックでは各国での大会開催が難しい状況にあります。一方、ヨーロッパでは頻繁に大会が開催されており、これが世界デフテニスランキングに大きな影響を及ぼしています。
具体的には、日本のデフテニス選手である菰方里菜選手、宮川百合亜選手、鈴木梨子選手が世界デフテニス大会でトップ3を獲得し、一時はランキングの上位に入ることができました。しかし、その後の1年間で彼女たちのランキングは10位から20位内にまで下がってしまいました。
このような状況を改善するため、『Deaf Tennis 2024 Global Challenge』の開催を決定いたしました。現在、この大会はランキングポイントが加算されませんが、将来的にはポイントが加算される国際大会となることを目指しております。 これにより、日本の選手たちは安定した競技機会を得ることができ、ランキングの維持にもつながると期待しております。
みなさんの支援が必要です!(10月31日まで寄附のみ受付しています)
しかし、こうした国際大会を成功させるためには運営資金が必要不可欠です。東京都からの補助金に加え、支援者のみなさん、企業、大学、サークル、テニス関係団体や個人の方々からのご協力が求められます。
選手たちの夢を応援し、東京2025デフリンピックへのステップをつくるため、『Deaf Tennis 2024 Global Challenge』を成功させましょう。みなさん一人一人の支援が重要です。どうかお力添えをお願いいたします。
[寄附申し込みフォーム]
一般社団法人 日本ろう者テニス協会 理事長 森本 尚樹
以上、森本氏からの御言葉でした。
広報理事: 梶野 耕佑