情報弱者として思うこと
こちらは、新型コロナに関する情報を伝えている、ニューヨークでのTV放送です。
見ていただきたいのは、手話通訳者さんが画面に入って、発表者の傍にいるのです。
同じく、台湾でも韓国でも、発言者さんのすぐ傍に手話通訳者さんがいました。フランスではワイプで、手話通訳者さんが映し出されていました。
日本では、災害に関する速報放送では手話通訳者さんが入っていますが、今回の新型コロナに関する発表には、民法は軒並み手話通訳者さんがカットされています。(NHKでは映っていたとのこと)
聴覚障害を持つ方の中には、手話しか分からない人もいます。逆に手話を知らない人もいます。聴覚障害者全員が、手話を理解しているとは限らないのですが、大事な情報を伝えてくれる頼みの綱である存在なのが、手話通訳者さんなんです。
新型コロナの情報には、デマも回っています。正しい情報を求めて、SNSで探すこともあります。情報を探すので疲弊する人も出てきています。
TVを見ていても、手話通訳者さんを画面から切った状態で映されるのは、聴覚障害を持ち手話を使う私たちからすれば、情報を与えてもらえてないのに等しいのです。
もう少し、手話通訳者さんがいるという存在の意味に、メディアの皆様に気が付いてもらいたいです。
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