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可能性のケモノ

いくつかのメモをつなぎ合わせて投稿

タペストリー 貴婦人と一角獣の違和感

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B4%E5%A9%A6%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%B8%80%E8%A7%92%E7%8D%A3

貴婦人が処女である可能性は低い。なのにそこに神秘の獣ユニコーンを置く、このアンマッチが僕は好かないところもある。

一番大きなタペストリー
我が唯一つの望みに (À mon seul désir)
この場面は五感の後に来る「理解すること」という六番目の感覚を指しているという。また、愛や処女性、これから結婚に入ることを示しているという解釈も存在する。

それはどうだろう?処女性を求めることということは貴婦人は処女ではないことを露呈しているのではないか?
ならば、もう戻らない時間がこの最後のタペストリーのテーマのような気はする。
死を拒絶する時間、絶対的な時間でもなくていいので「時感」とも言い換えていい。永遠なる処女性、永遠に続く幸せな時間。終わりなき楽園。
僕が名付けるなら最後のタペストリーには「時感」とつける。

と、まぁユニコーンについていろいろしらべてました。

ユニコーンは有翼のユニコ-ンと羽なしユニコーンとで同一視されがちだが本来は別のモノ。メリーゴーランドだいたいにいるのは有翼のユニコーン。

羽なしユニコーンについて
美しく装った生粋の処女をユニコーンの棲む森や巣穴に連れて行き、一人にさせる。すると処女の香りを嗅ぎつけたユニコーンが処女に魅せられ、自分の獰猛さを忘れて、近づいて来る。そして、その処女の膝の上に頭を置き眠り込んでしまう。このように麻痺したユニコーンは近くに隠れていた狩人達によって身を守る術もなく捕まるのである。しかし、もし自分と関わった処女が偽物であることがわかった場合は、激しく怒り狂い、自分を騙した女性を殺してしまうという。

 有翼のユニコーンはアケメネス朝下アッシリアの印章では、悪を意味する表現として有翼のユニコーンと有翼の牡牛が刻まれていたが、逆に光の要素、あるいは光の側面を表す表現として用いられることもあった。アイルランドの詩人であるウィリアム・バトラー・イェイツは空想上の、「笑顔と歓喜に満ちた破壊」に関連する翼を持った猛獣について記述している。

そして、マイリトルポニー 本来のユニコーンが処女を求める神獣なら、少女が処女として処女を求めるって何重にも歪んだ、ケモナーレズビアンじゃない?と思ってマイリトルポニーに震えてる。


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