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妄想書簡

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いつか、どこかで誰かが誰かに書いた手紙を妄想して書く。
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#小説

妄想書簡 ある茶屋での書き置き

夕立前に茶屋に立ち寄る

旦那申す「雨が降るき、ゆっくり歩き」

花柄、かしいで売られてく

甘い、甘い、饅頭甘い。