noteを始めました
いつもはツィッターの文字数内でツリーで書き散らしていますが、まとまった量の文章に整理していきたいとかねてからの思いがあり、noteを始めることにしました。
私は耳がきこえません。生まれつきです。音は全くきこえません。でも、小さいころから踊ることが好きでした。とはいえ、ちゃんと習っていたのはモダンバレエだけです。大衆的には夏の盆踊り、レッスンで習うと言えばモダンバレエを4歳ぐらいから習っていたということで、ペアダンスは大人になってしばらく歳を重ねるまで、触れることはありませんでした。
ペアダンスは2019年から習ってきました。コロナでお休みしていた1年分きっちり飛んでいますが、2年は細々と習ってきた計算になります。聴こえないなりに習い、できるようになりたいと願い、2021年には初めて発表をする機会にも恵まれました。
障がいのある人、特に聴覚や視覚という感覚に障がいのある人がペアダンスをしているというのは、ダンスの世界でもまだまだマイノリティ(少数派)です。そのため、開拓していかねばならない課題はあります。
ちなみに、デフダンスという言葉は、耳の聴こえない人のダンスを指す言葉です。ブラインドダンスという言葉がすでにあり、目の見えない人のダンスを指しています。また、車いすダンスもあります。そうしたことから、「耳の聴こえない人のダンス」という長く冗長な言葉で説明的に表すのではなく、「デフダンス」という言葉を広めようということになったのでした。
このnoteでは、主にダンスのことに絞って書こうと思います。聴こえない人にとってのチャレンジ(挑戦)となる課題について書くときは、できれば特定の人のことを非難するような書き方をするのではなく、そうした事態や状況があるという実態を伝えるような書き方ができるようにと思います。
また、そのような事態を産み出してしまう構造そのものを指摘できるように努めたいと思います…が、どうなるか分かりません。嬉しい思いをしたときは嬉しいと書き、悲しい思いをしたときは、やはりそのように正直に書くことになるでしょう。
ともあれ、私のダンスライフの記録として書き始めます。耳のきこえない人のダンス、デフダンスとしてどこまで挑戦していけるか、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
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