今日のCD:2024-06-30
■本日の仕入れ
1. 攻殻機動隊~プレイステーション・サウンドトラック MEGATECH BODY CD., LTD.
仕入れ先:Amazonマーケットプレイス
仕入れ値:5,271円(送料280円)
リリース:1997年
PS版ゲーム「攻殻機動隊」のサウンドトラック。限定版の方なので2CDs。
VGMDJをやりたいと言いつつゲーム音楽が手薄なのを気にしていたところ、Amazonで何かを探している最中にふと見かけて懐かしくなり、衝動買い。
直後にボーナストラックを2曲も追加した再発盤が出ることを知り、大変複雑な気持ちになりつつ、再発盤もボーナストラックのために予約した。
内容はというと、テクノ界の超有名どころから始まる素晴らしい贅沢品。石野卓球によるオープニング曲からの Mijk Van Dijkとかもう、当時のテクノキッズにはカロリーのオーバードーズだったはず。
肝心のゲームの方は壁や天井を自由に貼り付いて移動できるなど、当時としては画期的な表現があったものの、画面の情報から状況を把握するのが複雑で難しい、操作もなかなか癖があるなど「やっている事、やらせようとしている事はすごいが、説明が足りていない」と感じた記憶がある。
再発盤で追加されるという新曲2曲が楽しみだ。
2. 大神 名曲集 サウンドトラック CD
仕入れ先:Yahoo!フリマ
仕入れ値:624円(送料無料)
リリース:2009年
PS2ソフト「大神」の Wii移植版についていた特典 CDらしい。
「大神」そのものは PS2での初出以降、高画質版(絶景版)として何度か移植されている。我が家でも PS2版をクリアしていたが、HDリマスターされた映像美を見てみたいと PS3の絶景版を購入した。
一応続編として NintendoDSに「大神伝 ~小さき太陽~」が出ているが、続編というかなんというか……。Wikipediaを見ると、オリジナルの開発陣はほぼ関与していない模様。
一方で移植版である「絶景版」は PS3版以降、PS4・Switch・Xbox One・PC(Steam)で発売されており、PS4pro・Xbox One・PC(Steam)では 4K対応もされているようだ。
純和風の落ち着いたループ曲が多く、平原綾香が歌うエンディングテーマも入っていないため、使いどころが難しいなというのが正直な感想。いったん休憩のターンに挟めば良いのか?
とにかく映像美にやられてしまって、音楽面では僕にはそれほど刺さらなかったというか、あまり記憶に残っていなかった。プレイ当時はストーリー展開と相まってかなり盛り上がったはずだが……。
PS3が動く内にもう一度プレイしておくか、今ならSteam版を買うのもアリかな。
3. SPACE INVADERS EXTREME AUDIO CLUSTER
仕入れ先:Yahoo!フリマ
仕入れ値:1,880円(送料無料)
リリース:2008年
30周年(2008年時点)を記念して発売されたNintendoDS用ソフト「SPACE INVADERS EXTREME」のサウンドトラック。
ゲーム性が大きく変わっていてもはやインベーダーゲームと呼んで良いのかわからなかったが、面白かったので良い進化だったのだと思う。
音楽的にもかなり良かった印象だが、リアルタイムで進行するゲームプレイと音楽のマッチ具合が絶妙だっただけに、サントラだけで聞くとちょっと物足りない感じがする。なおサントラに収録されているのは原曲で、NintendoDS版のプレイ中に演奏されるのはデータ容量の都合により音質を落としたものらしい。
調査の一環で Wikipediaを見たところ、40周年(2018年時点)記念として Steamに移植されていた。DS版とは多少内容が異なるとのことで、Steam内を検索してそのまま購入。2024サマーセールで60% OFFの 814円だ。
さらに Amazon.co.jpではこの Steam版のオリジナルサウンドトラックも販売されているとのこと。こちらは 1,500円で、Steam版に合わせて一部の曲が差し替えられているようだ。もちろん買った。
ゲーム音楽について調べていると、知らないうちにリリースされた面白そうなゲームやリテイクされた音楽の存在を知ることもできるのは、大きなメリットだ。
4. SPACE INVADERS EXTREME 2 AUDIO ELEMENT
仕入れ先:Yahoo!フリマ
仕入れ値:1,480円(送料無料)
リリース:2009年
SPACE INVADERS EXTREMEの続編のサウンドトラック。
NintendoDSでのリリースだったようだがこちらは未プレイ。というか 2が出ていたことをこの CDの存在で知った。前作は音楽がかなり良かったので、ついで買い。
一時期はサントラがプレミア価格になっていたらしいが、iTunes Storeで配信された結果サントラの取引価格は落ち着き、現在では逆にゲームソフトの方がプレミア価格になっている。
音楽的には前作よりもバリエーションが増えた感じがするが、やはり特筆すべきは「Invader GIRL!」か。若干ユーロトランス寄りなお笑い系声ネタモノと思わせつつ、なぜかループ再生してしまう。
ジャケットの真ん中あたりにいる、明らかに場違いなキャラ(UFO-CO=うほこ)のテーマとのこと。ライナーノーツにこのキャラの詳細設定が載っているので、興味のある方は購入して読んでください。
こちらも前作同様 PS4/ Switch/ Steamあたりに移植して欲しいが、ちゃんとした DSのゲームはちゃんと DualScreenであることを活用しているケースが多いので、難しいかもしれない。
5. スペースインベーダーエクストリーム for Steam オリジナルサウンドトラック
仕入れ先:Amazon MP3
仕入れ値:1,500円(ダウンロード販売)
リリース:2018年
この記事を書きながら「3. SPACE INVADERS EXTREME AUDIO CLUSTER」について調べている中で、Wikipediaから「スペースインベーダーエクストリーム for Steam」とそのオリジナルサウンドトラックについて知り、ゲーム・サントラともにその場でダウンロード購入した。
基本的に中古 CDを探す僕にとって、初めての MP3ダウンロード販売による購入だ。
音楽面では全体の音質向上と、Intro #系トラック (曲間の語りのようなもの)およびゲーム内で使われていないトラック(アレンジ・リミックス・オリジナル等)の削除、ゲーム内容の一部変更に伴う楽曲の差し替えが行われたものとなっているらしい。
聴いていると、1作目のゴリゴリテクノよりも 2作目のポップみが出ているように感じるが、盛り上がりどころではやはりパッキパキのハードテクノである。
この調子で50周年(2028年)記念にも何か動きがあれば嬉しいが、その頃には原作当時の最若手な関係者でも70歳前後となっているはずなので、とっくに現場を離れるか次のステージへ進まれている可能性が高く、あまり期待はできそうにないか。
■本日のおまけ
SPACE INVADERS EXTREME 2 AUDIO ELEMENTに収録されている「Invader GIRL!」のインパクトが凄まじく、まだ頭の中をぐるぐるしている。しているついでに Steamでこんなものを見つけた。
Steamの2024サマーセールで単品 83円という、ちゃんと利益出るのか?と不安になる値段だが、とにかくデモ動画を見てほしい。
ギラギラの画面、ガンガン響くハードテクノ、正に SPACE INVADERS EXTREMEを超過激に進化させたような作品に見えるが、絶妙に自機や敵の形などに怒られが発生しないよう、ギリギリのラインで回避しているあたりにしたたかさを感じる。
タイトルもいろいろ危なっかしいが、2とか Pixel Editionと言いつつ 1作目や他の Editionが Steam内では見当たらない。Steamの外でも探してみたが、全く別物のような古いゲームの動画が出てきたくらいで、詳しい紹介記事などにはつながらなかった。
ゲーム自体は弾幕シューティングに分類できると思う。粗削りというかわりと単調になりがちだが、ギラギラしたグラフィックと脳を揺さぶる音楽、コントローラの振動がミックスされて、ライトなビデオドラッグ感がある。
是非とも DLCで、オリジナルサウンドトラックを出してほしい。
といったところで、今日の CDはここまで。
急遽1枚増えました。
あと、今回からトップ絵が僕のローカルで生成した AIイラストに文字入れ等の加工したものになります。
それではお疲れさまでした。