わん太

役者様目当てで観劇するタイプのオタク。基本的にネタバレしています。自分用の防備録です。

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最近の記事

ROCKOOL FES 2024

楽しかった…!! 推しの怪我というアクシデントに色々複雑な思いを抱えたまま、消化しきれないまま臨んだロクフェス。対バン形式ということで、ユニットごとの大きく異なる世界観を余すことなく体験できました!!すごく楽しかったです!! 以下、スケステのファン(しかも舞台特化型)による、各ユニットの感想です。ミリしらなグループもあれば、感想がバカ長いグループもあります。 ⚫︎QUELL こちらS.Q.Sのオタクですから、QUELLの格好いいところはもうわかってるんです。わかってるんだ

    • 朗読劇『カラフル』

      情報解禁された際に、「これは行かなくては…!」と思った作品。ですが仕事の調整がきかず、泣く泣く(本当に泣く泣く)諦め欠けていたそのとき、「配信」という希望の光が差し込みました。 ということで、配信に救われた魂が11/9(昼)公演へホームステイした感想です。ネタバレあります。 「カラフル」は自分が小学生(5年生くらいだったかな?)の時、背伸びして手に取った挿絵のない本でした。読了後、自分の世界が広がったような気がしました。数年後に自分の小遣いで単行本も買って…。この本をきっか

      • 『Episode 犬紀村〜MOMOTARO〜』

        辛いのはわかっていたんですけどね…。 ベストオブ2023の一本に入るくらい刺さった『MOMOTARO』…まさかの前日譚『犬紀村』が上演決定!配信での視聴にはなってしまいましたが、あまりにも嬉しくてワクワクしながら再生ボタンを押しました。 期待通り、非常に良かったです。ただ、あまりにも隙がなく完成されていたから自分の思考が入り込む余地がなくて…。いつもの数十倍、感想の言語化に苦労しました笑。それぐらい、整合性の取れた欠けのない作品でした。ということで、自分なりの精一杯の忘備

        • IdentityⅤ Stage Episode5 『Break the Golden Night 』

          ちょうど1年前の10/14、第五脱出で舞台の再始動を聞いてから、早くも2作品目の第五舞台。 今回のお当番は、探鉱者ノートン・キャンベル!!そして「夜の番人」イタカ!! ノートンは推しキャラの1人だし、(そして演じてくださる須賀さんが大好きですし)イタカは夏のイベントでお披露目されてから会えるのが楽しみでしかたなかったし、観劇できるのを心待ちにしていました。 以下、存分にネタバレを含みます。(書き連ねたら7,000字) ◯side:Gold(サバイバー公演) ノートンは基本形

          ミュージカル「ヘタリア~The glorious world~」

          私にとって、原点にして頂点。 そんな作品を堪能してきました。やっぱり、何年経っても大好きです。 ミュージカル「ヘタリア~The glorious world~」 自分のために記録した、ネタバレありの感想です。後半、ヘタミュの魅力について自分なりの考察を含みます。(計6,000字) この日は台風10号のあれやこれやに巻き込まれた日。 更に、前日は前日で、仕事で別の舞台(劇団四季さん)を観劇しており、なかなか忙しないスケジュールでの観劇でした。 大好きな劇場の1つである「日本

          ミュージカル「ヘタリア~The glorious world~」

          『HOUSE 〜7人の地縛霊〜』

          情報が解禁された時から、役者様に惹かれて気になっていた作品。 ですが、観劇が可能なまさにその日の昼、すでに別舞台の観劇が決まっていまして…。色々と悩んでいたら台風10号襲来。 とはいえどうしても諦めきれなくて、当日券で飛び込みました。 いやー…良かったですね…。 小劇場の、ストレート演劇の面白さが詰まっていました。 本作はどうやら、2021年に朗読劇として上映されているようですね。元々朗読劇だっただけあり、かなり質の良い会話劇を観たなぁという印象です。 さぁ、以下は実際に

          『HOUSE 〜7人の地縛霊〜』

          アナと雪の女王

          仕事の一環で観劇してきました。 超一流の芸術、劇団四季の『アナと雪の女王』。 こちら、実に2年ぶりの観劇。前回もお仕事で参りました。 普段はなかなか劇団四季レベルのお芝居は観ないので、今回も素直に感動しました。すっごい…。 人間が、目の前でリアルタイムに繰り広げているとは全く思えない魔法の数々。今更、歌唱がハイレベルだなんて言うのはきっと違いますよね。 子供時代のアナとエルサを演じた子役の方、あの年齢であんな大勢の前で演じるの、凄いなぁ…こんな経験を積んで行った先、どんな

          アナと雪の女王

          新約クラド

          現地にて観劇してきました。 実は今回はすごく、すごく複雑な感情があって、チケット発売の直前まで、劇場に向かうかどうかを決めかねていました。 自分は文学部出身の人間です。在学中は外在的に作品を批評してきましたので、どうしても、作品を作品の内側だけで完結させることができず、外側のあれやこれやを考えてしまいます。 そんな自分だから尚のこと、きっと今回に関しては、手放しで「楽しい!好き!!」とは言えなくて、観劇中も色々なことを考えてしまう。だから、ずっと悩んでいました。 はっきり言

          新約クラド

          『Identity Ⅴ Stage Episode4 Phantom of The Monochrome 』

          ネタバレありの感想です。忘備録のつもりで書きたいことを書きたいだけ綴ったら、約8,000字。 2023年、10月14日。 西武園ゆうえんちで開催された『第五脱出』で、第五舞台EP4の制作決定が告知され、嬉しい悲鳴とともに膝から崩れ落ちました。会場内大音量で流れる、大好きな『Diagnosis』のイントロを聴きながら。 あれから約8ヶ月。間にクリスマスイベントなどを挟みながら、第五舞台を観劇できる日を待ち侘びていました。役者の皆様が稽古期間に突入し、観劇予定日が迫ってくると

          『Identity Ⅴ Stage Episode4 Phantom of The Monochrome 』

          おぼんろ第24回本公演『聖ダジュメリ曲芸団』

          びっくりしました。こんなことって、ある??そんな怒涛のジェットコースター的展開でした。大好きな作品です! 観劇するたびに琴線に触れて、涙腺が崩壊する劇団おぼんろさんの作品。今作はスケジュール的な都合があり劇場に向かうことができず、自宅から配信で視聴しました。 配信の画面越しですが、舞台美術の美しさ、とんでもなかったです。おぼんろさんの世界観が本当に好きです…。 そして、客席と舞台の隔たりを無くしていく彼らのスタイルに圧倒されました。開演前から客席に語り部の皆様がいて、一体

          おぼんろ第24回本公演『聖ダジュメリ曲芸団』

          「ALIVESTAGE」Episode 9 『オトアツメ feat.ORIGIN』青公演

          1月…スケステEP10を観てあまりの重さに撃沈し、完成度の高さとそれ故のキャス変の恐怖にそのままメンタルがずぶずぶと沈んでいったのは記憶に新しい…ですが、そんなスケステから大好きなお二人、志季さん・柊羽さんがイブステ参戦。観劇(視聴)できるのを楽しみにしていました。 ということで、こちらスケステファンによる、初イブステ視聴の感想(ネタバレあり)殴り書きです。 ツキプロ関連、スケアは好きだけど、それだって舞台特化型だし、原作は履修し切れてないし…という状態。ぶっちゃけライト

          「ALIVESTAGE」Episode 9 『オトアツメ feat.ORIGIN』青公演

          舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」

          GW後半の初日。最推し千葉さんが出演されている舞台の観劇に行って参りました。 原作は存じ上げなかったので、「今回こそは観劇前に読了するんだ…!」と意気込んでおりましたが、かないませんでした…。ですので、ゼロ知識(一花と亮の出会いシーンのみの知識)での観劇でした。 この日を楽しみに仕事をしてきたので、「観劇前にどこに寄ろう」とか「最近千葉さんの配信で話題のクニャーネ食べてみたい」とか、そんなことを考えながら自宅を出発したものの…この日に限って電車遅延! 間に合うか間に合わない

          舞台「恋と呼ぶには気持ち悪い」

          『囚われた5人?』

          気になっていた作品をまとめて観るぞ…と意気込みながら視聴したこの作品。とっても面白かったです! 5月といえば『MOMOTARO』を視聴してバカほど泣いた思い出があり、(個人的に2023年一番刺さった舞台の1つになりました)今年もT-geneさんの舞台を観たいな…と思っておりました。Xでキャラ設定が公開された時から気になっていたこの作品の視聴を、GWの楽しみの一つにしていました。 悩んだけど、赤間さんご出演の夜公演を視聴。衣裳が囚人服の回です。 文句なしに面白かったし、想像

          『囚われた5人?』

          ミュージカル「DREAM!ing〜Rainy Days 〜」

          期間限定無料公開の機会にあやかりまして、第一弾、第二弾、と通して見てみました。 注意:原作をまっっっっったく知らない人間が舞台だけで得た印象でキャラ解釈をしています。「おまえは何もわかっとらん!」と感じさせてしまう恐れがございますので、ご容赦ください。 第一弾で登場人物の顔と名前を一致させ、世界観は掴めているので、第二弾は最初からすんなりと入り込めました。 話題は非常に現代的な、メタバースの世界。(厳密にはメタバースとは違うのかもしれませんが) そこでの事件をきっかけに

          ミュージカル「DREAM!ing〜Rainy Days 〜」

          ミュージカル「DREAM!ing」

          公演があるたびに「最近TLに流れてくるんだよな…」と思っていたこの作品。割と知っている役者さん揃いだし、気になるな…と思いながらも、スルーしておりました。今回、「期間限定無料配信」というあまりにも太っ腹すぎる機会を頂き、視聴してみました。 注意:原作をまっっっっったく知らない人間が舞台だけで得た印象でストーリーとキャラの解釈をしています。「おまえは何もわかっとらん!」と感じさせてしまう恐れがございますので、ご容赦ください。 原作知識、作品知識、ともにゼロ。完全なるミリしら

          ミュージカル「DREAM!ing」

          ミュージカル 『悪ノ娘』

          発売同時に完売公演が多数でてきたこの作品。先行抽選でチケ戦に敗退。一抹の望みをかけて挑んだ一般発売で、どうにか土曜公演のチケットを手に入れました。 仕事を半日で上がって、そのままダッシュで東京に向かいます。 舞台は連日満員だそうで、行く前から期待は上々。 原作『悪ノ娘』の物語は原曲を知っている程度。小説を読んだわけではないので、詳細は知らないままでの観劇でした。 スペゼロは一ヶ月前に『カラクロ』で訪れたばかり。音響も良いし、舞台が広いので、色々と圧巻だろうな…と思っていま

          ミュージカル 『悪ノ娘』