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ゴミはゴミ箱に

みなさまこんにちは。
営業部の伊藤です。


寒い冬も半分くらい終わりました。
前回の記事で
最低5℃、最高15℃くらいの今の気候がいちばん好きです。
と書きましたが、
この冬は暖冬と言われるだけあって
年末からずっとこれくらいの気温が続いており、
個人的にものすごく過ごしやすい冬となっております。

冬と言えば「こたつとみかん」を思い浮かべる人も多いでしょう。
実家にはこたつがなく、
暑がりのため一人暮らしを始めてからも
「こたつ欲しいな」と思ったことがない私には、
こたつに関するエピソードはないですが、
みかんについてのエピソードがあります。


今回のテーマが「お気に入り写真」とのことなので、
みかんに関連する思い出の写真の話になります。


私は地元三重県の赤目四十八滝
年1回くらいのペースで行っています。
特に「年1回行こう」と決めているわけではなく、
気が付けば年1回くらいで引き寄せられている
不思議な観光地です。

往復3時間くらいのハイキングコースで、
様々な滝や岩、コケが織りなす自然、
秋は紅葉なども楽しめたりします。
(実際に48の滝があるわけではなく
48は「たくさんの」みたいな意味だった気がします)

コースの入口に
オオサンショウウオセンター(赤目滝水族館)が併設されており、
ハイキングの前後にサンショウウオを見ることができます。

がっつり観光を楽しめるのに観光客が少なくて
個人的に三重県のおすすめの観光地のひとつです。


一昨年の春、春の嵐の翌日に行った時のこと、
大雨の翌日ならではの迫力のある滝を楽しみながら歩いていると、
木に何かが引っ掛かっていることに気が付きました。

引っ掛かっていたものは空き缶でしたが、
ただの空き缶ではありませんでした。

ファンタだけど全然見たことのないパッケージ、
調べてみると、1973年のファンタオレンジの初代缶でした。


1973年のファンタオレンジの初代缶


その缶は50年前に観光客に捨てられたものなのか、
赤目四十八滝をもっと良い観光地にしようと
尽力した作業員が捨てたのものかはわからないですが、
この50年間で樹木は大きくなり、
滝や小川は岩を削り、
姿が変わったこの自然で、
ファンタの空き缶も同じように
50年間をここで過ごしてきたんだなと考えると、
ただのポイ捨てされた缶と思うことはできず、
まるでこの自然を形成する一部にまで思えました。

もしかすると、
50年前は中身が入っていて、
樹木が姿を変えるのと同じように、
この50年間で空き缶へと姿を変えたのかもしれない。

歴史のある空き缶に興奮し、
いつも以上に満足感のあったハイキングでした。


しかし、そのとき私は自然の一部とまで思えた空き缶
その場でどうすればいいのか答えがわからず、
人目につきやすいところに置いて帰ってきました。

その後、缶は出来ている人がゴミ箱に捨てたのか、
自然のなかで次の50年を過ごしているのかはわかりません。


私自身変な収集癖があるので、
今になってその缶を持ち帰って
どこかへ飾ったりしたかったなと後悔しています。

そのときとっさに「ゴミを拾う」という行動ができていれば、
自然は美化され
私のコレクション欲も満たされる
素晴らしい未来が待っていたはずでした。


ゴミはゴミ箱に」は当たり前のことですが、
誰かのゴミもゴミ箱に」を実践できている人は
なかなかいないのではないでしょうか。

この後悔を糧に、
コンビニの駐車場などに置かれている空き缶などを拾って
ゴミ箱へ捨てるような出来る人になりたいと思います。




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