営業と簿記 6/n 買掛金の締め
買掛金の仕訳で下記のようになると説明していました。
トマト↓ 注文受け↓
仕入 買掛金
20,000 10,000
10,000
月末になり支払いを行うことになり、支払いを行った際の仕訳は下記のようになります。
トマト↓ 支払相手↓
買掛金 現金
20,000 10,000
10,000
現金を相手先に渡して、買掛金の状態だったものを引き取るイメージです。
こうして、組み替えるように動かしていくことと、簿記が左と右の数をいつも同じにしていくことには関連があります。
買掛金はある種借金のようなものなので、次の支払いタイミングにはいつも支払い終えておきたい項目です。
簿記で一つ一つの取引を全て記録しておけばその月の買掛金は、購入側、支払相手、互いに同じ数になっているはずです。
毎月の状況を確認するために表を作っておけば以下のように表現されます。
その月の状況確認の内、買掛金の収支
買掛金 買掛金
20,000 20,000
簿記で左と右の数が同じであると確認された場合、すべての買掛金の取引は無事に終わっていると判断する材料になります。数が違う場合は簿記はルールに合わないと判断するためどこかに間違いがあると探し始めます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?