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営業と簿記 3/n

数字は、左と右が必ず足して同じ数にならなければいけないルールになっている仕訳ですが、
    買った(買い手) 売った(売り手)
      20,000      10,000
               10,000
簿記は言葉に関してもう少しうるさいです。
買ったひとは何かを手に入れていると見られます。
トマトを買って手に入れたとしましょう。
    買った(買い手) 売った(売り手)
      トマト     現金
      20,000      10,000
               10,000
簿記はトマトの状態やどのようなものなのかを知りたがりますが
トマトと言っても相手にしてくれません。
八百屋さんなら「商品」として「仕入」れたものと言えばわかってくれます。
飲食店なら「材料」として「仕入」れたものと言えばわかってくれます。
簿記とお付き合いするにあたっては自分の立場を理解することも必要です。

    買った(買い手) 売った(売り手)
      トマト↓     現金↓
      仕入      現金
      20,000      10,000
               10,000

八百屋が手に入れたトマトは仕入れた商品



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