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【セミナーレポート】CHEQ for PPC社内ウェビナー(2021/6/3)
6月3日(水)にCHEQ JAPAN社からカントリーマネージャーの⽝塚 洋⼆氏を講師、DASL社から山瀧氏(メディアソリューションチーム)をゲストにお招きして、アドフラウドの現状、問題点などについてのウェビナーを開催しました。
1.CHEQの会社概要
イスラエル軍のサイバーセキュリティ部⾨8200部隊出⾝技術者を中⼼としたAI・NLP・⾼速アドサービング技術を核とするサイバーセキュリティカンパニーです。デジタル広告に含まれる不正クリックを除去する仕組みでCustomer acquisition(余分にかかっている広告費を削減し、デジタル広告を用いた顧客獲得)に貢献しています。
2.アドフラウドの現状
アドフラウドと呼ばれるクリック詐欺は、広告主が広告をクリックするたびに課金されます。アドフラウドによる広告主の損失は年間230億ドル~300億ドルともいわれています。
PPC広告での4~14 % のクリックが不正クリックとされており、コロナ禍によりインドア系犯罪が増え、その影響でアドフラウドも増加しているとされています。
無効クリックが発⽣する理由は様々ですが以下のような動機によるクリック⾏為が発⽣します。悪意のある不正クリックだけでなく悪意のない不正クリックを含めて、広告主様の広告への投資効果を妨げると認識し、CHEQ for PPCでCPC広告をクリックしてコンバージョンが期待されないと検知したユーザーに対して広告配信除外を行います。
情報収集系ボットクリック
競合のキャンペーン情報や価格情報等を⾃動的にボットで収集しデータベー
ス化する、または特定カテゴリの情報を収集し販売する、など様々な⽬的
競合他社による悪意のないクリック
キャンペーン内容の⽬視など悪意のないクリック。⼤規模会社の場合、
⽉間数千クリックといった単位になることも。
社員など⾝内によるクリック
販売社、⾃社営業社員などによる悪意のない有料広告へのクリック
詐欺的クリック1
ボットアクセスを優良ユーザーのアクセスのように仕⽴て⾼単価の広告を配
信させ収益を得るような⼿法。
詐欺的クリック2
競合社の検索KWを意図的にクリックしワードの⾼騰や予算の消化を促す⼿法
その他
アンチブランドの消費者などの悪戯的なクリック(ボットツール利⽤など)
3.CHEQ for PPPC/Main Role
CHEQを導入するには広告主様サイトにタグマネージャー経由またはサイトに直接、CHEQタグを設置します。タグを設置することにより自動でフラウドレポートを作成し、配信プラットフォームのオーディエンス除外機能を使ってフラウドユーザーを配信対象から⾃動除外します。
CHEQが「無効クリック」と定義している事象は「アドフラウド」と呼ばれるボットなどによる意図的な無効クリックや⼈間が意図せず広告をクリックしてしまう「無駄クリック」など、広告主様にとって無駄な投資となっているクリックのことを指しています。
特にCPCで購買される検索広告やネットワーク系広告においてはそれらの無駄クリックを除去することで広告効果や売り上げといったKPIに直接的に寄与します。例えば年間10億円のCPC広告を購買されている広告主様で5%の無効クリックが常時発⽣しているとすると広告費で5,000万円、そこから本来導き出せるはずだった売り上げではその数倍、といった具合です。CHEQ for PPCはこれらの無効クリックを除去する仕組みです。
4. 無料トライアルのご案内
CHEQタグをウェブサイトに設置いただき、フラウド状況を正確に把握するトライアルを無料でご提供しております。
詳しくは下記のフォームよりお問い合わせください。